今が生死

今が生死

2012.02.06
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カテゴリ: 教育
今夜7時半からのクローズアップ現在で柔道の死亡事故を取り上げていた。

本年4月から中学で武道が必須化されるという。柔道、剣道、相撲のいづれかを取り入れれば良いとのことだが圧倒的に柔道を選択する学校が多いという。

現状では柔道をしたこともない教師がその指導に当たることになり、講習などを受けているという。問題は死亡事故だが、そのような教師に死亡事故を防ぐ備えがあるであろうか?

必須化は4年前に決まったとのことだが、その理由が日本の古武道を通じて礼儀正しさと体力強化を目指すとのことだが、礼儀正しさは柔道したり剣道したり相撲したりすれば得られるのか?柔道マン、剣道マン、相撲取りが一般の人より礼儀正しいだろうか?

国会の先生方は何を考えてこんなことを制度化したのだろうか?オリンピックで勝ちたいためか?汗臭い、不潔、乱暴者が多い等で敬遠されているスポーツが授業に取り入れられたら急に競技人口が増えるだろうか?

死亡事故防止にどう取り組んだらいいか具体的な指針はない。ある指導者は危険防止のために3年間受身の練習だけでもいいと言っていたが、受身だけでは体力もつかないし気力も涵養できない。面白みがなければ継続は難しい。体力作り目的ならラジオ体操とかジョギングの方がはるかにましである。

国会議員の先生方が決めたことで取り消すことはできないとすれば、まず安全第一で、受身から始めて危険の少ない技から徐々に教えていくようにしたらいいと思う。技では送り足払いをお互いが掛け合うところから始めたらいいのではなかろうか?





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Last updated  2012.02.06 22:46:29
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