今が生死

今が生死

2021.01.11
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カテゴリ: スポーツ
本日の第99回全国高校サッカー選手権大会決勝は青森山田高校(黒田剛監督)と山梨学院高校(長谷川大監督)の対決となった。青森山田は過去2回優勝しており3大会連続で決勝に進んできた強豪である。山梨学院は2009年の第88回大会で奇跡の初出場、初優勝を成し遂げたがその後は決勝まで進んだことはない。これまでの戦いぶりを見ても青森山田は準決勝で栃木の矢板中央高校を鉄壁の守りと素早い攻撃で5対ゼロで破り圧倒しその強さを見せつけてきた。その試合で安斎選手は3得点のハットトリックを達成していた。方や山梨学院はこれまでの試合何れも1対ゼロか1対1,2対2の僅差で3回戦と準決勝はPK戦で勝ち上がってきたチームである。いわばまぐれで決勝まで残ってきたチームと思われており圧倒的強さで勝ち進んできた青森山田にはとてもかなわないと思われていた。所が前半戦を1対ゼロで守り切り、後半戦は青森山田に2得点され万事休すと思われたがその後山梨学院が一点入れて2対2になりその後の延長戦前半10分、後半10分も守り切りPK戦で4対2で山梨学院が勝利した。PK戦で青森山田のハットトリックして今期の得点王になった安斎はシュートを山梨学院のゴールキーパー熊倉に止められ泣き崩れていた。優勝を信じて戦ってきた青森の選手の心情を思うと涙が出る。実力的には明らかに青森の方が上で殆ど山梨のゴール側でプレーしており青森が勝って当然と思われたが勝負の世界は分からないものである。山梨学院の粘りに驚嘆し優勝を心より祝福するが破れた青森山田の奮闘も心より祝福したい。これで2年連続して決勝で敗れてしまったが挫けないで貰いたい。決勝までこれたことが凄いことであと少しの所で優勝できなかったが実力的には上だったことは衆目の認めるところである。挫けないで来年に向けて頑張って貰いたいと思う。
勝負が決まった瞬間、向かって左が山梨学院で右が青森山田で、青森山田には悔しさでへたっている選手もいる

山梨学院のゴールキーパ熊倉と青森山田のキーパー松木がお互いの健闘を称えあって抱き合っている所

青森山田の今大会の得点王安斎がPK戦で自らのシュートを山梨のキーパー熊倉に止められて悔し涙に暮れる場面。泣くな明日があると思え。





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Last updated  2021.01.11 20:29:36
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