今が生死

今が生死

2021.03.22
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テーマ: リーダー(497)
カテゴリ: 政治
現在社会はコロナ等に関する不確かな情報に振り回され政治も社会も混乱しています。リーダーがいないというのが現実だと思いますが、真のリーダーとはどういう人かということを考えてみたいと思います。春の選抜高校野球が始まりましたが強いチームを作る監督の資質などを中心に考えてみたいと思います。潮4月号に精神科医で映画評論などで活躍している名越康文さんが映画やドラマの主人公を通じてリーダーシップについて書いていました。
私達はとかく「これこそ理想のリーダー」と言う固定観念にとらわれがちですが映画やドラマで描かれるリーダーはそれからずれた人が多く、分かりやすくて意外と頼りない。しかし彼らは別段特別なことをしないがただただ部下を信じている。そして単純なほどの情熱と信念を持ち続けている。そして人を勇気つけることもリーダーの役割です。口でいくら「がんばれ」と言っても基本的には自分自身で気付かない限りやる気を起こすものではないです。「誰かが自分のことをじっと見ていてくれる」「信じてくれている」と感じた時に人はやる気を出すものです。さらにリーダーは他人の欠点に鈍感になることも大切だと述べています。他人の欠点は見ぬふりをして相手の建設的な側面を見ることが大切で、相手があまり言われたことのないことに目をつけて褒めるのが良いとのことです。上から目線ではなく自分の部下の優れた点を見出してそれを伸ばし人に教えるように導くことによって「自分が誰かに教えることが出来る」と分かった時人は劇的に成長します。人に教えて貢献する感情、つまり部下に貢献感を育てることが出来れば立派なリーダだと述べていました。
主としてスポーツクラブの監督とか主将をイメージしてリーダー論を書いていましたが、政治の世界でも同じだと思います。県や国を引っ張っていくリーダーは情熱と信念を持ち、県民や国民を信頼し、その結果として信頼される関係を築くことが必要だと思います。県民や国民の自発性を尊重し、国民の駄目な点には目をつぶり国民の優れた研究や方策を尊重し称賛して援助していくことが必要だと思います。そして国民や野党から教わる姿勢が必要だと思います。
世間には子供の頃から総理大臣を目指してきた人は多いと思います。しかしリーダー論を根本的に学ばないまま国会議員になり派閥に属し数の理論で総理になろうとしている人が多いように思います。
リーダー論をしっかり学び絶えず研鑽を重ねて最誠実、最強国のリーダーになって貰いたいと願っています。





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Last updated  2021.03.22 21:17:47
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