今が生死

今が生死

2022.02.23
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カテゴリ: 生き方
毎朝、以前放映された朝ドラ「マー姉ちゃん」の再放送を7時15分から夢中で観ている。「サザエさん」の原作者長谷川町子さんのお姉さんのまり子さんが主人公だがまりこさん一家(磯野家)が行く先々で近所の人達に大事にされ楽しく暮らしていけるのは母親がクリスチャンでどんな人でも信じて何でも人様に尽くす姿勢があるからだなと思った。役者は適材適所で全ての役者が光り輝いており、べらぼうに上手だと思う。
今朝の場面では妹の描いた漫画「サザエさん」を自費出版で最初2万部発行して取次店が引き受けてくれたのでさらに2万部印刷したが本の体裁が大きく規格外ということもあってさっぱり売れずに返品になってしまった。やむなく隣の魚屋、天海さんに手伝ってもらって神田の本屋街の問屋にリヤカーで運んで本を置かせてもらったがこちらも返品ばかりで売れなかった。
売れない主原因は本の大きさの関係とのことで、母親は「それなら本を小さくして定型にして発行すればよい」と半ば命令調子で提案する。皆は今4万部もの返品、在庫を抱えているのにさらに1万部発行するのはとんでもないことでびっくりするが母親の命令とのことでまり子は借金して再発行することにした。
印刷製本は戦時中交流があった闇屋を通じてお願いすることにした。まり子はその闇屋は信用がおけない人物で不安だったが母親の「人は信じなければいけません。信じれば必ずその通りになりますよ」の言葉に押されてその闇屋にお願いしたところで本日の分は終わっていた。
磯野家は母親の「人を信じる信条と行動」で回っていた。今まで人の善意を信じて生活してきて食べ物に困って浮浪者にもならずにそれなりに生活できてきた。母親の提案の借金については前版を4万部刷って売れなくて在庫、今度また版を小さくしたと言っても売れるという保証はないので、普通なら今度も又売れなくて路頭に迷ってしまうものだがこの家族は不思議に人の親切に支えられ、神にも助けられて幸せな生活を送っており、本を小型にしたら今度は売れるかも知れない。
世には磯野家の母親のように「人は誰も善だ」と思って生活している人と、「人を見たら泥棒と思え」と用心深く暮らしている人がいると思う。どちらもリスクのある生き方だが磯野家の生活を見ていると人を疑うのでなく信じたために幸せに暮らしており、生き方としてはこちらの方が堅実だと思った。





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Last updated  2022.02.23 17:49:06
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