今が生死

今が生死

2023.06.12
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テーマ: 腎不全(3)
カテゴリ: 健康


現在日本では腎臓が悪くて血液透析している人が30万人以上おり、年々増加している。糖尿病性腎症や腎硬化症などで腎臓の働きが一定水準以下になると体内の老廃物を尿として排出することができなくなり、命に関わる状態になるが血液透析によって体内液のバランスを整えることによって普通の日常生活が送れることが出来るので大変ありがたいが、1週間に3日、1日4時間位ベッドに寝て針を刺して血液を体外に導出して機械を通して綺麗にした血液を体内に戻す操作をしなければならない。仕事にも制約を受けるし、旅行などにも行けない。そこで腎移植を受ける人もいるが腎提供者が少なく年間1500~1600例位しか
移植は行われていない。そこで体内植え込み型の人工腎臓が熱望されてきたがようやくその実現が目の前に迫ってきた。
植え込み型人工腎臓の研究は日本では岡山理科大や東大生体工学講座などで行われ、アメリカではカリフォルニア大ロサンゼルス校などが行ってきた。オランダのフォッコ・ウイーリンガー氏は世界中の技術者や実業家に呼びかけてこれまでに何個かの試作品を作ってきた。氏は7年後の2030年には完成させたいといっており、今のIT技術の進歩は目覚ましく近く完成するのではないかと思う。そうなったら世界中の腎不全の患者さんが救われる。1日でも早くその日が来るよう願っている。





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Last updated  2023.06.12 13:48:15 コメント(4) | コメントを書く


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