今が生死

今が生死

2026.01.24
XML
カテゴリ: 辛かったこと


安倍晋三元首相銃撃事件で起訴された山上徹也(45歳)被告の裁判員裁判が行われており、これまでに被告の母親、妹の供述が行われ、一昨日20日から被告人質問が始まった。聞けば聞くほど悲しい物語で涙が出る。
この事件の中心人物は公判で「私が加害者です」と述べた被告の母親である。建設会社社長の娘として生まれ、京大卒で被告の母親の父親が経営している会社のエリート社員だった被告の父親になる男性と結婚する。子供を授かったが、その頃から彼女は早朝会という宗教に入り、朝早くから集会に出かけて子供の世話はそっちのけであった。父親は酒癖が悪く、宗教のこともあり言い合いが絶えなかったが、被告4歳の時、妹が生まれる数か月前に飛び降り自殺してしまった。一家の大黒柱を失い経済的困窮が始まり家庭不和になやんでいた母親は家庭を幸せにするという宗教、世界平和統一家庭連合に勧誘されてその宗教にのめり込んでいく。母親の実父で社長であった被告の祖父は父親のいない被告の家庭の面倒を何かと見てくれていたが、母親が入ってくるお金は殆ど全て教団に寄付していることに反対して戸外に締め出したこともあった。しかしその祖父も亡くなりその生命保険金は教団に寄付され、家を売った4000万円も寄付された。被告の兄はそのような母親に暴力を振るうようになり、被告や被告の妹が社会に出て給料をもらうようになると、そのお金も寄付のためにしつこく要求された。
被告は子供の頃、教団本部につれていかれて入信儀礼を受けたが、母親の今までの行動をみていて本気で信仰する気持ちにはなれなかった。自分達子供のことは殆ど顧みず教団に寄付することばかりに奔走している母親、それを見ていて苦しんでいた被告の兄が自殺してしまった。
我が家の不幸は世界平和統一家庭連合にあると思うようになり、その教主が韓国から来日した時に命を狙おうとしたが警備が厳重で中に入れず、その代わりにその教団をバックアップしている日本の安倍元首相を狙うことに方針転換して今度の銃撃事件を起こしたとのことである。
宗教では捧げもの、お供物、献金がつきものである。母親は献金を多くすればするほどご利益があると指導され、教団幹部からチヤホヤされて家庭のことを一切顧みなかったことがこの事件の本質だと思われる。貧者の一灯という言葉があり、貧しくてもご供養の額に関わらず、真心こもった寄進こそ大切との教えだが、宗教によっては額が大きいほど功徳があると教える宗教もあり、その犠牲者が被告の母親であり被告本人だと思われる。
そのような教団に関わって凶弾に倒れた安倍元首相のご冥福を心よりお祈り申し上げる。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2026.01.24 09:59:07
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: