Jul 8, 2007
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カテゴリ: 飛行機


法律に基づく規程に従って、パイロットには毎年飛行訓練が義務付けられています。

通常この訓練は、シミュレーターという実際の飛行を模したエレクトロニクスのかたまりである高価なおもちゃ(!)で行います。
ですが、私が乗務する機材のそれは現在海外にしかないため、スケジュールの関係上今回は実機での訓練となりました。
(法律上なんの問題もありません)


どんな訓練をするのかというと、一言で言えば、お客さまが乗っていたらできないことをします。

片側エンジンだけの離着陸や、高高度から酸素マスクを着用しての急降下など、飛行機のもつ最大限の性能を駆使します。 
通常のフライトで実際に何か起こったとき、文字通り「何も考えなくても」自動的に複雑な手順をこなす能力は、実際に身体で体験することで維持されるのです。

教官資格をもつK機長と飛ぶのは、この日が最後でした。。。

まだまだ甘えがあった副操縦士になりたての頃、ちょっとしたヘマをやらかしてしまい、
「それでもプロですか!!」
と叱ってくださった時の思い出は、一生大切にして飛び続けます。

2時間の訓練が終わり、挨拶を交わします、、、

「キャプテン、長い間本当にお世話になりました、ありがとうございます。
本当は今日の訓練、もう少しかっこいいとこ見せたかったのですが・・・」

「いえいえ、十分かっこよかったですよ、いい機長になってくださいね」

!

『パイロットに必要なのは腕だけじゃない・・・!』
あらためてそのことに気づかされた一日でした。



写真・・・今回は使わなかったけど、シミュレーターの外観





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最終更新日  Jul 8, 2007 09:34:49 PM
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