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2013年01月05日

楽天市場内のコピー品ショップは健在･･･

テーマ：簡単な怪しい商品の見分け方。(3)

カテゴリ：カテゴリ未分類

昨年の後半、楽天市場を探索中にとある「いかにも怪しいコピー商品ショップ」を発見した。
怪しいというより素人でもある程度商品知識があれば「一目でわかる偽物」ばかりなのだが、相変わらず検索にヒットしてくるので2013年になってからも健在のようだ。

2012年には出店者の商標権侵害でネットモールにも賠償責任を認める知財高裁判決が出されたが、どうも後から該当商品を削除すれば責任を免れる程度のユルい判断らしいので、積極的なコピー商品の駆逐・被害の予防には繋がっていないというのが現状のようだ。

他にも楽天ユーザーなら経験があると思うが、昨年あたりから商品と関連のない検索用キーワードをズラッと貼り付けて「なりふりかまわず集客する」という悪質な検索妨害が横行している。

この現状を放置していては楽天市場の検索機能自体が不健全なものになり、マジメなショップとユーザーだけが不利益を被ることになるので迅速な改善を求めたい。

出店料で稼いでいる楽天市場側は利益が入れば金の質は問わない方針のようだが、大事件化すればグループ全体の信用にも関わってくる問題なので長期的な繁栄を考えれば早期に自浄機能を確立すべきだと思う。

さしあたっては消費者それぞれの自衛意識にかかってくるのだが、ユーザーの自己責任に委ねる前にまずショップの信用を測る指標となるべきショップレビューが閲覧しにくい現在のシステムは改善すべきである。
ヘルプページの文言を確認した限りでは、ショップページTOPからショップレビューへのアクセスは義務づけられていないようにも取れる。→ ショップレビューが見当たらない（楽天市場ヘルプ）

自分の場合はどれでもいいから その店の商品に書かれた「商品レビュー」をクリックし、商品情報欄右下の「ショップレビューを見る」 でチェックするようにしている。

レビュアーの中にはショップの自作自演やコピー品とわかった上で買う人の書きこみもあるというのを踏まえた上で判断しよう。

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自分の経験に基づいて決めた私的な「ショップの信用を測るための基準」を一応記しておくので、ネットショッピング初心者の参考になれば幸いである。（※あくまで個人的な基準なので責任は持ちません）

●「海外からの発送」「現地バイヤー」という表現
欧米ブランドのコピー品だと先入観で勘違いしてしまいそうだが、「アジア某国から発送」の「現地人」でも同じ表現でまかり通るので注意。

●ショップページでの漢字フォントの違い・間違った日本語
外国人を一律に排除するつもりはないが、トラブった時に日本語が通じないと面倒なことになるのは間違いない。会社概要・運営責任者に不審点がないかチェック。
（※上で挙げたコピー品ショップの場合だと運営は外国人で、google検索で会社の所在地を調べると６畳１Ｋのアパートの一室、家賃は３万円というところまで確認できた。googleおそるべし。）

●不自然な品揃え
知名度重視で脈絡のない品揃えは要注意。「ここ１～２年で話題になった流行モノ」や「モデル名ではなく単にベルト・シャツと表記されたブランド物」などが混在している店は怪しい。そんな面倒な仕入れを管理できる規模のショップか見極めるべし。

とりあえず会社概要とショップレビューくらいは確認するクセをつけておいたほうがいい。

ネット通販はクーリングオフが効かないので、実際の支払いまでワンクッション置けるようにクレジットカード払いにしておくのも手だ。