メールの恋ってやつですか!?

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只野一生

只野一生

2001.12.10
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 私は無名のフリーライター。

雑誌のページ立ての原稿注文が来たらシコシコと書き、いくらかの金を貰う。当面は食えたが、将来を考えるとこれでいいのか、と思っていた。何より、人生を賭した仕事がそんな程度のものでいいのか、と思っていた。

 そこで私は、当時付き合っていた女性をヒントに、ある単行本の企画を考えた。
「女は結婚したくないわけではないが、男がだらしないから女は非婚化の傾向をたどっている」という女性学者の紋切り型の指摘に大いなる疑問をもち、結婚相談所の男女会員に取材するノンフィクションだ。当たるかな?

 原稿はほぼ完成したが、さて、編集者がついていないので第三者にチェックをお願いしなければならない。誰にしようか。私は、@niftyの掲示板で募集することにした。
「私の原稿を読んで、感想をお教えいただけませんか?」

 すると、三日ほどで一三人からチェック役の応募があった。
 まあ、人数としてはこんなもんでいいだろう。私は添付ファイルで原稿を送った。

 チェックは誉めるもの、批判するものと感想は色々だった。我ながらいい試みだったといえるかもしれない。


「女性の自立というテーマに関心があるから、ぜひ読みたい」という。

 もう人数は十分なのだが、せっかくだし、やってもらおうか。
 ところが、原稿を添付ファイルで送ったら、開けられないと文句を言ってきた。私はやむをえず、何度かに分けてプレーンテキストで送った。あーあ、めんどくせえなあ、と思いながら。

 しかし、本当の「面倒くささ」はこれがきっかけになって始まったのだ。





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Last updated  2003.10.22 00:56:02


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