あの、ゆるやかな日々

あの、ゆるやかな日々

2013年01月13日
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この問題もだいぶ収斂されてきた感がある。

教育評論家の石井昌浩氏の「戦績を上げるための強制的な暴力」だという指摘、「『指導死』親の会」の大貫隆志氏の「子どもを利用して指導者が自分の地位や名誉を築くようなことが安易に行われているのではないか」という指摘は的を得ているように思う。

で、石井昌浩氏について少し調べてみたら、おもしろいブログに出会った。猪野亨という弁護士らしい人のブログだ。

ある場面において「国旗国歌はイデオロギー抜きで尊重することが当たり前だ。」と石井氏が指摘したことに対し、猪野氏は「本当に石井氏はそう考えているのだろうか。もしインターナショナルが国歌に変更されたとしても尊重せよというのでしょうか。そうではないでしょう。」と疑問を投げかけている。

私は石井氏とも猪野氏とも面識はないが、おそらく石井氏は日本の国家がインターナショナルになったら、尊重しろ、というだろう。国歌を尊重するということは、その国歌が何であるかとは関係ないからである。国歌だから尊重するのだ。おそらく石井氏はそのように主張するに違いない。もっとも、国家がインターナショナルになろうが、星条旗になろうが、ラ・マルセイエーズになろうが、それは日本という国が主権を放棄したことになるので、体を張ってそうならないように行動すると思うが。

それにしてもなぜ弁護士といわれる人たちは皆(もちろん例外はあるだろうが)、日の丸、君が代を嫌うのだろう。私は日の丸も君が代も特に好きでも嫌いでもない。日の丸はまあ、いいデザインだと思う。イギリスが500万円で買おうとした、というエピソード(まあ、事実とは異なると思うが)もある。

君が代は、どちらというと好きではない。特に、あの暗い感じが。高校の時に吹奏楽部でしょっちゅう演奏したが、まず、演奏していて面白くない。ゆっくりとしたメロディで、他の楽器とのハーモニーの具合を確認するのにはよかったが。

しかし、だからといって日の丸や君が代を公の場で排除するようなことは考えない。国旗、国歌を尊重することは国民としてごく普通の感覚だと思うからだ。

よく、君が代に反対する人は「主権在民の現行憲法のもとでは大日本帝国憲法下でできた天皇礼賛の歌は容認できない」といったことを言うが、それこそ、歴史を考えない暴論だと思う。



一例は天皇制だ。天皇制は、今の感覚で考えると必要はないように思われる。なぜ、国民主権、自由、平等と謳った現憲法で、一番最初に天皇制がくるのだろう。確かに疑問ではある。しかし、私は、当時の日本国民の天皇に対する感情(是非は別にして)、昭和天皇がマッカーサーと会見した時に、出迎えには出なかったマッカーサーだが、帰りは思わず出口まで見送った、というエピソードなどから、天皇制を堅持するように考えた心情も理解できる。

すると、次の一手として、「国旗、国歌はいいとして強制するから問題なのだ」という。またまた問題をすり替えている。つまり、「国旗、国歌を尊重するのはいい。しかし、強制するのが悪い」というのなら、国旗や国歌を強制しなくても皆が尊重するような世の中を作ることに精力を傾けるべきだ。強制が悪いと言っておきながら、尊重するための議論をすることなく国旗、国歌をないがしろにする姿勢はとても片手落ちな気がする。私も強制することは基本的には反対だが、公務員である教師が意図的に国旗、国歌を冒涜するような行動に出ることにはある程度強制力を持って対応するべきであろう。






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最終更新日  2013年01月15日 12時20分03秒
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