ハイちゃんは永遠です。

ハイちゃんは永遠です。

October 19, 2009
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知的障害者の方とのかかわり方についての内容を記載し、問いかけています。

お読みになりたくない方は読まないで下さい。


【最初に・・・】
この文章の中には、とらえかたによっては、差別だと誤解される文章があるかもしれません。しかし、その文章は、決して差別的な気持ちで書いたわけではなく、私の素直な気持ちや、疑問なのだと、ご理解下さい。

そして、この文章を読んで気分を悪くされる方がいらっしゃったら、あなたと同じように、私も“この時にとてもショックを受け、傷ついた”ということをご理解下さい。

では。。。。。





これは、9月22日 「岐阜県まつたけ飛騨牛食べ放題ツアー」
での出来事です。

仲良しのonちゃんと一緒にバスツアーで岐阜県まで行きました
途中、渋滞などもあったものの、なかなか楽しいツアーで、お土産モノ屋さんでお出迎えしてくれた「よもぎちゃん」という着ぐるみキャラクターと一緒に写真とったりして楽しんでおりました。

ツアーも最終工程にさしかかり、

松尾芭蕉が歩いたとされる大垣の街を、地域ガイドさんと一緒にそぞろ歩きながら、名物のお菓子屋さんをめぐり、食べ歩きをするという工程。


(この携帯、電話というよりも、顔認識機能などもつてて、もはや高機能デジカメです)

街を散策中、
また買って間も無いこのEXILIMが、なななんと!!!

突き飛ばされて手から離れて、1mほど飛んでいき、ガシャン!!とアスファルトにたたきつけらた!!


この時の飼い主のショック。。。わかりますか??
本当にショックでした。。。
中のデータはもう2度と撮ることのできないかけがえのないもの。。。
EXILIM自体も、高額で、壊れたらどうしょう。。。傷ですらイヤだわ!!

ではそもそも、なぜ、このようなことが起こったのか?


このバススアーには、知的障害を持つ20歳代くらいの男性(おそらくダウン症かとお見受けしました)と、その両親(50歳代くらい)が参加されてました。

大垣での散策の時、飼い主はこの知的障害の男性に後ろから突き飛ばされたのです。。。
理由はおそらくなのですが、母親がその知的障害の男性より、2~3m先を歩いていて、不安になった知的障害の男性が、母親を追いかけて、走りだし、自分の前に人がいても、よけることなく、おかまいなしに、突進してきた。母親の姿しか目に入っていなかったのでしょう。。。
その突進に巻き込まれて、飼い主は後ろから突き飛ばされたのです。


前しか見ないで、一生懸命全力で走るから、本当に相当な力でした。。。

その拍子にEXILIMは吹っ飛んでいったワケです。。。

と、ここまではともかく問題はその後なのです。。。

その母親、飼い主が悲鳴をあげていることに気がついて、一瞬目があいました。
なのに。。。。なのに。。。。

なにもなかったようにサササっと逃げるんです!!!


飼い主のケガの有無、デジカメ(携帯)の破損の有無を全く確認しようとしない。ただひたすら、目をそらして逃げる!!


は??? びっくり





周りのおじちゃん、おばちゃん達が、気の毒に。。。大丈夫?と声をかけてくれますが、
当事者は、「ごめんね、大丈夫?ケガはなかった?」の一言もなく、
飼い主はわざと、母親の目の前に行ってジーーっと見つめてみても、目をそらして、サササ))))と 逃げまわるんです!!!

もちろん父親も、知っていて、何も声かけないし、
「ケガはなかったですか?携帯は壊れていないですか?」の一言すらない。

シレ~~~~っとしています。
あきらかに、責任逃れをする姿勢なのが丸わかりです。




ここで、思ったのは

■飼い主の骨が折れていたら、この親子はどうするつもりか?

■飼い主の顔にキズでもできていようものなら、この親子はどう責任をとるのか?

■飼い主が突き飛ばされた拍子に、車にひかれたら、この親子はどう責任をとるのか?

■EXILIMの中のデータに破損が生じた場合、どのように賠償してくれるのか?

■EXILIM自体が壊れたら、どないしてくれるねん!!!!




周りのおじちゃんたちが
「ケガはないか?」
とかこんなに気を使ってくれているのに、
逃げ回るこの親子


周囲のおじちゃんたちは

「相手が悪かったなぁ。。。言いにくいもんなぁ。。。」

と言ってくれますが、飼い主はそういうことでは無いと思います。


確かに、この状況、飼い主が被害者なのに、相手に文句が言いにくい状況なのです。

■相手が知的障害者で、悪意があったわけでは無い

■被害者であっても、あまり、ヤイヤイ言いすぎると、こちらの方が、知的障害者を責めているように思われる。


。。。。。。。。。とても理不尽。。。。。。。


でも、ここで、再考。

■突き飛ばされた時点ですぐに、親が、「大丈夫ですか?ケガはないですか?」と一言、謝罪をしてくれていれば、こんなに気分を悪くすることはなかった。

■突き飛ばされた時点で、親、みずからが「EXILIMの動作確認をし、故障していないですか?」という常識的な行動をとっていれば、飼い主はこんなにムカつかなくて済んだ。

と思いませんか?



問題は知的障害者の方ではなくて、その親の態度や、人間性なのですが 、どうも、理不尽すぎて、怒りのやり場がありませんでした。


知的障害をお持ちの方が、みんなこんな方ばかりでは無いでしょう。
たまたま、こんな非常識な親子にでくわしただけなのかもしれません。
でも、その見分けって、飼い主には分かりませんよね。。。



ただ、目で見て、認識できるのは「この方は知的障害をお持ちなのだな・・」ということだけです。



結局、飼い主にケガが無かったものの
まっさら同然だった美しいEXILIMは、ガザガザにキズだらけに。。。。(これがとてもショックなのです。。)
そして、飼い主はやり場のない怒りと、 心に傷を負ったのです


飼い主、実は、今まで、障害をお持ちの方には、なにも偏見がありませんでした。
だって、特に周囲に迷惑をかけるわけでもないし、教職課程を履修している時、養護学級での実習がとても楽しく、生徒もイイ子たちばかりで、本当にナニも思ってませんでした。

でもこの日、考え方を変えました。
なぜなら

1)もし、知的障害の方のそばにいて、誤って、電車のホームに突き落とされたら、これも、悪気はないからといって、無罪になるのか?じゃぁ、被害者はどんなにくやしくても、法の前では勝てないのか?この場合の責任追及は誰にすればよいのか?


2)仮に、責任追及ができたとしても、被害にあった人は生き返らないし、ケガを負った場合は、一生、そのケガを背負って生きていかなければならない。この場合、やっぱり、理不尽で納得できないと思う


3)悪意は無くても、取り返しがつかないような不利益をこうむった場合、被害者の心の傷はどのように賠償してくれるのか?知的障害者だから、悪意がないからといって、泣き寝入りになるのではないか?という不安。



以上の理由から、飼い主は以下のような結論に達したのです。


「自分を守れるのは自分だけ!申し訳ないけど、飼い主は自分を守るために、今後、知的障害者の近くには近寄らない。言い方は悪いけど、ナニが起こるかわからないし、ナニをされるかわからない! しかも、責任追及が困難!! これじゃぁ、やられ損だわ。。。自己防衛のためには近寄らないのが一番」


上記のできごとの場合、知的障害者じゃなくても、フツーに悪い人がいっぱいいて、知的障害者にからず、人間全部にあてはまることじゃないか?

という意見もあるでしょう。
飼い主もそう思いました。

でも、決定的に違うのは

「悪意がないから罪にとわない」
「責任追及不可能」


という、被害者にとって、とてもやるせない、理不尽な結末があるかないか?
なのです。


なので、
楽団で知的障害者施設に訪問することがあるのですが、飼い主はもう行きません。
ここの施設の方たちが、なにかをしたワケではないとこは、百も承知です。
でも、ナニをされるかわからないのもまた事実。(本人に悪気はなくてもです)
今回のことで、みずから積極的には近寄りたくないのです。



長くなりましたが、ここでみなさまにご意見をいただきたいのです。

●みなさまなら、飼い主と同じ状況になった場合、自分が被害者になった場合、
その後の、考え方として、それでも、知的障害者の方に警戒心なく、接することができますか?

●自分が一生ものの大きなケガをさせられたとして、それでも、悪意は無いから。。。
といって許すことができますか?あきらめきれますか?
(女性なら顔に大きな傷とか、飼い主のように心に傷とか)

●岐阜ツアーのこの親子の行動、どう思われますか?

●飼い主のこの結論、どう思われますか?















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Last updated  October 20, 2009 02:06:57 AM
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