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2005.02.06
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カテゴリ: 本
バイトの休憩時間に返品箱にあった「夕凪の街 桜の国」を読んだ。新聞で取り上げられていて興味を持っていただけで本当に軽~い気持ちで手にとった。
軽い気持ちにバチが当たって物凄く衝撃喰らいました。柔らかくて情感溢れる絵柄と貧乏に負けず明るく朗らかなヒロイン。だから舞台が原爆から十年後の広島でも、彼女が未だに十年前の惨劇のトラウマを抱えていても特に警戒していなかった(普段ならコテコテの「悲劇的な戦争もの」はマジ泣きするので逃げている)。それがまさかこんな展開なんて。あまりにも淡々としたストーリーで、ヒロインの死が「あっけない」の一言。酸性雨で死んだ泉は美しく透き通っているらしいけれど、似た様な恐ろしさを感じた。絵柄の優しさに騙されて気付いたときには凄く残酷な展開になっていた。最後に死の床でヒロインの「嬉しい?原爆を落した人は十年たった今も「やった!また一人やっつけたぞ」って思ってくれる?」という台詞には心底ゾッとした。まだ若くて恋も仕事も人生もこれからなのに。
夕凪の街は本当に簡単なストーリーなのに何故か心に残ってしまった。
桜の国は時間がなくて読めなかった。残念





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最終更新日  2005.02.08 15:46:11
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