PR
カテゴリ
カレンダー
コメント新着
キーワードサーチ
お知らせ)「 6157日進工具の分析(8)」 の割安度の表中、「Rolling PER」「Rolling経常PER」の値が間違っていました。すいません。現在、修正したものを掲載しています。
OSGの分析を続けます。
資本利益率の推移

2002年11月期に最終赤字を出して以降、急回復して比較的高い資本利益率が出るようになっています。ただし06年11月期は落ちています。
ちなみに今期の予想ROE及び予想ROAはそれぞれ14.0%及び7.0%(四季報)。ただしこれは分母に前期末の総資産及び株主資本を用いているので、平均ROE及び平均ROAはもう少し低くなるはずです。横ばいといったところです。
ちなみに自己資本比率は基本的に50%台でずっと推移しています。
現在までのところでOSGと日進工具を比較してみますと、
事業規模:OSG>>日進工具 20倍ほどの開き
売上高成長率:両者とも似たような推移で近年は10%以下の成長
利益率:日進工具>OSG
資本利益率:日進工具>OSG
株主資本比率:日進工具>OSG
日進工具が1歩リードですね。
ROA分解

2002年までと2003年以降ではっきり分かれています(赤点線で囲まれた領域)。
利益の出る体質になったと見ることもできますが、これだけではまだ早計です。
販管費や製造原価の明細を見てみないと本当のところはわかりません。あとは有報の文章部分を時系列で比べたり。
ここ3年くらいは、設備投資は盛んでしたからね。下図参照。
これを見るとOSGの業績が良くなかった1999年と2002年はきっちりと設備投資サイクルの谷間に当たっていますね。近年の旺盛な設備投資意欲がどこまで続くかウォッチが必要でしょう。
そういった意味でも固変分解を行い、売上が変化したときの利益に対する感度を予め見積もっておくことが重要になるわけです。
SHOEI:岩手地震の影響なし 2008.06.16 コメント(1)
はま寿司はゼンショー傘下だったのか・・・ 2008.05.16
隠れたブランド品:DUNLOP FORT 2008.04.22 コメント(1)