癒しの休憩室

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詩)ひとつだけ火が燃えていれば










「ひとつだけ火が燃えていれば」

きっと
いつかは分ってくれると思うんだ
「愛されなかったけれど」
じっと守り続けて来たことを

変なところに生まれてきた人なんて、たくさんいてさ

そのなかで、あなたのように「人を愛した人が」
心を開き放つことができる能力を
獲得する事を

信じている

たとえば、さなぎが羽化するように
羽根をもてる日が
自然とくるよ
変えようとしなくても
自然にね

とびっきり美しい火が燃えていれば
集まるところが
ひとつあって
火がひとつ燃えていれば、

パスワードなんかなくてさ
諍いなんてなくてさ
自然と羽根が生えてくる
ところ

正直で、お人よしで、利用されるばかりの生活を送ってきて
それでも
なおかつ、夢を見たいと願う人たちに
ここにくれば羽根が生えるって
知らせて
あげられるように

馬鹿にされることも
必要なんだよ
おいてけぼれになることも
たくさん経験してさ
どうしようもないくらい
ふがいないと思ってさ
鉄のように脳髄が固まってきて
死んでしまうんじゃないかと思えるほどの
孤独
を
<みずから愛しく、抱きしめたときに>

ほらほら
ごらんよ
羽根が生え始めた

驚いたかい


変なところに生まれてきた人なんて、たくさんいてさ

そのなかで、あなたのように「人を愛した人が」
心を解き放つことができる能力を
獲得する事を

信じている。

火を囲もうよ
あたらしい誰も見たことがない、とびっきりの
美しい火が
燃えている

火を囲もうよ

正直で、お人よしで、利用されるばかりの生活を送ってきて
それでも
なおかつ、夢を見たいと願う人たちに
ここにくれば羽根が生えるって
知らせて
あげられるように





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