病的空想缶

2006年05月23日
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テーマ: 鬱病(2271)
カテゴリ: カテゴリ未分類
彼女にリンクのもらい方がなってないと、怒られた(T_T)

「すみません・・・」

どうも作家というわりには言葉が、人付き合いが苦手のようだ(^_^;)

でも、書き続けているのだ(^-^)

ここでは、ただの日記だけだけど、今も大作を手がけている(^-^)v

と、いうわけで今日もただの日記(^_^;)



『エレベーター』

人ごみの中、孤独なんて感じながら街をぷらぷらしていたんです。

「はぁ~」



キラリ!

「ん?」

何かが光るのを見ました。ジーっと見ているとそれは小さな紙ヒコーキでした。

それはゆっくり、ゆっくりフラフラと降りてきます。

「どこから来たんだろう・・・どこへ行くんだろう・・・」

ボクは紙ヒコーキに心を奪われ、追いかけました。

「つかまえた!」

と、気が付くと誰も居ないビルの谷間。

「あれ?」

何かおかしいと思って見渡すと、どのビルにも入り口が無いんです。

「裏通り?」



「あっ、紙ヒコーキ・・・」

つかまえた小さな紙ヒコーキ。ふと、何の紙で折ったのか気になって開いてみる・・・

「な、なんで?」

空想作家様・・・特別招待券・・・本日かぎり・・・KUUSOUビル1Fへお越しください・・・

「空想ビル?・・・何で?ボクのこと?・・・」



そして、あらためて見渡すと・・・あったんです。1つだけ入り口がこちら側にあるビルが・・・

KU S Uビル・・・古ぼけて字が消えかかっています。

「あれかぁなぁ・・・」

不思議が大好きなボクは迷わず向かいました。

「何のビルか分からないけど、運営してるようには見えないな・・・」

両開きのガラスの扉をくぐると、エレベーターがありました。

「何もない・・・」

入ってすぐエレベーター・・・それだけ・・・階段も無い・・・

そのエレベーターらしきものは、階数の表示も無く丸いボタンが1つあるだけでした。

「何が起こるか分からないけど、とりあえず押してみよう」

不安は無くワクワクしていました。

ポチッ・・・グワ~ン・・・ガシャ。

〈いらっしゃいませ!空想作家様ですね〉

「!・・・は、はい」

目がさめるような美人・・・こんなビルに?と驚く間もなくそのお姉さんは話し出しました。

〈どちらがご希望ですか?〉

「えっ、どちらがと言われても・・・ここは何です?」

〈あなたの記憶にないあなたの夢です〉

「記憶にないボクの夢??」

〈はい〉

もう自分でもよく分からない・・・

「どちらにって、これに乗ればどこかに行けるんですか?」

〈これを〉

「パンフレット?」

そこには面白そうな世界が沢山、紹介されていた。

〈全て、あなたが作った世界ですよ〉

「・・・どこにでも行けるんですか?」

〈はい〉

ボクが作った世界だからボクが興味ないわけはない・・・ボクは迷った・・・

「そんな気がするから聞くけど、これに書かれた順番は古い順ですか?」

〈はい、上から古い夢の世界になっています〉

「じゃあ、1番古いここに」

そこには真っ黒で優しそうに微笑むおじいさんの顔が写っていた。

その世界の説明は書いてなく、おじいさんの写真の下に

「グローブ族の長老」

とだけ書いてあった。

〈はい、ではお乗りください〉

「はい・・・」

ガシャ・・・

エレベーターらしきものに入るとすぐ、扉が閉まった。

ガタッ・・・グワ~ン・・・

「えっ!横に動いてる?」

グワ~ン・・・

「いや、やっぱり上か・・・」

〈これは上にも横にも斜めにも動くんですよ〉

と、お姉さんは微笑んだ。

「へぇー・・・」

そうか・・・このお姉さんもボクが・・・どうりでタイプなはずだ・・・じゃあ名前も・・・

「あやめさん」

〈はい、何ですか?〉

やっぱり・・・

「長いですね」

〈1番古い夢ですから〉

「そっか・・・」

一番、古い夢・・・ボクは期待しながらエレベーターらしき物に乗り、待った。

ガタンッ!

〈着きましたよ〉

扉が開いたその先は・・・

「あっ、キリンだ!ゾウだ!・・・サバンナ?・・・なるほど、動物好きでマイペースなボクがあこがれそうな所だ・・・」

〈では、私はこれで〉

「えっ、行っちゃうの?」

〈はい、後でまた迎えにまいります〉

「後でって・・・あっ・・・」

消えてしまった。でも、のん気なボクはなんとかなるだろうと、思っている。

「地平線だ・・・」

もちろん見るのは初めて。遠くに「この木なんの木」のような木が見える・・・

と、後ろで声がした。

〔*******〕

「へっ?何語?・・・」

振り向くと上半身裸の真っ黒な人々がニッコリ笑っていた。

〔*******〕

何だか分からないけど「ウルルン」くらい歓迎されているようだった。

「ど、どうも、涼です・・・」

ボクが頭を下げるとまねをして人々も頭を下げた。ずっとニッコリしている・・・なんだか心が安らいだ。

〔*******〕

「あっ!手が・・・」

手招きをした人々の手はとても大きい。軽く30CMくらいはあった。

「それでグローブ族かぁ・・・」

ボクは手招きにしたがって、人々の後に付いて行った。すると、草で作られたテント?が並んでいる村についた。

とてもほのぼのとしている・・・

〔*******〕

村の子供たちが何か言いながら近寄ってきてボクをさわりまくった。

「子供も手が大きいんだ・・・」

どうやら、大きくしたのではなく、生まれつきのようだった。

〔*******〕

1人の女性がボクの手首をつかみ何処かに連れて行こうとする。

「・・・」

もちろんその女性も手が大きく、真っ黒。化粧もキレイな服もないが、なんだか美しい。しかも上半身裸・・・

(何、照れてるんだ)って自分でつっこみたくなるほど照れた。

〔*******〕

「あっ、写真の長老!」

大きな石が円形に7つ並ぶ集会場のような所だろうか?そこに写真でみたまんまの優しく微笑む長老が石に座っていた。

〔*******〕
〔こっちに来なさい〕

「えっ!」

分からない言葉と心に日本語と同時通訳??とにかく優しくボクの心に語りかけた。

〔*******〕
〔さぁ、早く〕

「は、はい・・・」

ボクは円形に並ぶ石の内側に入った。

〔*************〕
〔ようこそ、さぁ、座って〕

「はい・・・」

〔********〕
〔そこじゃない、そこは精霊たちが座る所、私の横に座りなさい〕

「あっ、すみません・・・」

ボクは長老の隣に座った。

〔*****************〕
〔よく会いに来てくれた。私もみんなもとても喜んでいる〕

「はい、ボクも嬉しいです」

〔*********〕
〔ここを思い出せないかい?〕

「ここですか?・・・思い出せません・・・ボクの空想ですか?」

〔****************〕
〔元はそうだだが、今はそれとは少し違う〕

「はぁ・・・」

言っていることが理解できない・・・

〔****************〕
〔まぁ、そう考え込まず、ここを楽しんでいきなさい〕

「はい」

ボクは考えるのを止めて、楽しむことを選んだ。

〔************************〕
〔それでは、歓迎の支度ができるまで、この村とこの世界をゆっくり見ていなさい〕

「はい、ありがとうございます」

そうして、ボクは村長の言葉に甘えて村の中や村の外を歩きまわることにした・・・

それは、ほのぼのとした原始的な生活。。

「なんだかなぁ・・・」

当たり前に便利な物はなくてもみんな幸せそうに笑っている。

そこでやっぱり気になるのがグローブのような大きな手・・・

「あんなに大きくて不便じゃないのかなぁ・・・」

と、初めはそう思ったけど、見るかぎり不便そうではなかった。いや、むしろここでの生活には便利なようだ。

ボクのように携帯電話やパソコンを使うわけでも箸やペンを使うこともない。

ここではボクがこっけいなんだな・・・

そういえば幼い頃、大人の手がやけに大きく見えた。とくに父さんの大きな手が大好きで憧れていたっけ・・・

そうこうしていると、あっという間に夕暮れ。

村人たちが村長さんの所に集まりだして、ボクもすぐに呼ばれた。

〔**********〕
〔歓迎の宴をはじめよう〕

すると、村人たちはボクと村長さんが座っている円形に並ぶ石を囲んで座った。

「!」

突然、村人たちが歌いだした。

〔アウレェエーヤッ!〕

と、叫び、

バンッ!

と、大きな両手で地面を叩く。

〔アウレェエーエ~ヤ〕

バンッ!

今度は正面で普通に両手を合わせて叩く。

〔アウレェエーヤッ!〕

バンッ!

そして、空に向かって手を叩く。それを繰り返す・・・

「・・・手が楽器になっている・・・」

それは凄い迫力で、空に大地にボクの心に響いた。

村長さんが空に大地にこだまする声が精霊の歌声だと説明してくれた。

「あうれぇえーやっ!」

ぺしっ!

ボクも参加してみる・・・

なんだかとっても楽しくてどんどん体が軽くなっていく感じがした。

そして、それが終わると食事が始まった。

村長さんは祝いの料理と言ったが・・・

水分があるのにもさもさした感覚の白い芋?のような物に何かの肉が乗っていた。

もちろん、何かは聞かなかった。いや、聞けなかった・・・

それから、しばらくすると今度は村人たちが1人づつボクのところに来て言葉をかけてくれた。とっても丁寧にとっても優しく・・・

そして、1人づつテントに帰っていく・・・

「もう終わりか・・・」

時間は分からないが辺りは真っ暗だった。みんなが帰り、村長さんと2人・・・

〔********〕
〔私たちも休もう〕

「はい」

ボクが答えると、村長さんはその場で寝転んだ。

「えっ!ここで?」

〔**************〕
〔私の家を持たない。私の家はここだ〕

「はい・・・」

大丈夫なのか?と、不安に思っていると村長さんはもう寝ている・・・

仕方なくボクもその場で寝転んだ。

やがて、唯一の光の火も消え、真っ暗になる。

「・・・凄い星・・・」

暗闇の中、夜空には無数の星・・・まるで宇宙に浮かんでいるようだった。

その夜、ボクはここで暮らす夢を見た・・・幸せが何かってことが分かったような気がした。

朝、目を覚ますとあやめちゃんが迎えに来ていた。

〈どうでした?〉

「はい、とっても楽しかったです」

〈それでは参りましょう〉

「はい」

村長さんを中心に村人たちが大きな手を振ってボクに別れを告げた。

〔**********〕

「ありがとう。また・・・」

そして、ボクは元のビルへと戻った。

携帯を見ると、時間は進んでいなかった・・・

「また会えるかな?ここに来られるかな?」

〈さぁ・・・でも、たまに空を見上げてください〉

「はい」


                     終わりです。











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Last updated  2006年06月28日 19時17分13秒
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名乗るほどではございません。 @ 出るんですよ。。。 うちの80過ぎのじいちゃん、抗がん剤で …
☆・゜・。しぃ・。・゜☆ @ Re:千手GOD!!(11/02) なんじゃ、その会議www 良さん、何も…
☆・゜・。しぃ・。・゜☆ @ Re:夢の中で踊って筋肉痛??まさか・・・(10/03) お久しぶりです(´∀`●) 私も、暫くなんや…
名乗るほどではございません。 @ 仔猫さんのお写真は? 涼さん、こんばんは。。 あの~、仔猫…
☆・゜・。しぃ・。・゜☆ @ (笑´∀`)ヶラヶラ 見て笑ったのは私だけ? アンパンマン…確…

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