数字の扉&言葉の窓

数字の扉&言葉の窓

2004.12.03
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今日、ウルルンを見た。
インドで、象と出会った青年の話であった。
その中で、いたずらをした子象を叱る大人の像の場面があった。母親象ではない。その叱り方は、厳しいが優しい。
人間の社会では、もう失われかけているその光景を、今日はインドの象の社会で見せてもらった。
叱るという手間をかける、その優しさ。
象の社会は、一頭一頭が手間を惜しまず、子象に係わることによって、創られていく。
我々人間が、忘れてしまったことを、象が教えてくれているようだ。
我々は、社会が一人一人の行為によって、創られているということを感じることができなくなってしまっている。
そのため、社会は創られるよりも、壊れる方が速すぎるのかもしれない。

このことを、今日、象が教えてくれたのかもしれない。
そんなことを、感じた今日であった。





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最終更新日  2004.12.06 00:02:49
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