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2006年02月08日
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 軽自動車は、1952年に法的規格が定められましたが、現代のような軽自動車のルーツは1955年の通産省が提唱した国民車構想にあるといっていいと思います。アメリカのT型フォード、ドイツのフォルクスワーゲンの事例を参考に、より多くの普通の国民が自家用車を持てるようにと考えられた試みでした。
排気量が350CCから500CC、最高速度は時速100キロ以上、4人乗り、価格25万円以下などの条件を満たした車を各メーカーが競争して開発し、最も優秀なものに補助金を出し、大量生産しようというものでした。しかし当時の日産やトヨタの主力車種であるダットサンやクラウンは75万円以上の時代に、価格25万円という条件がネックで、夢に終わってしまいました。しかし、これに挑戦した富士重工(現スバル)は、今も伝説となる名車スバル360を開発しました。残念ながら価格は25万円をオーバーしてしまい、国民車に採用はされませんでしたが、それでも充分以上の性能と低価格でマイカー時代のさきがけとなりました。これがきっかけとなり、各メーカーから低価格ながら高性能な軽自動車が次々と発売され、一時は軽自動車の枠の中で馬力競争が起こり、レーシングカー並の排気量1リッター当たり111馬力、360ccで40馬力という高性能版さえ発売されました。現代の軽自動車の660ccに換算すれば、73馬力(ただしネットでなくグロス表記ですが)になるわけで、ターボもない時代にこれはとんでもない高性能です。その後、日本が豊かになるにつれ、より排気量の大きい車が一般家庭に普及しはじめると、軽自動車は、安価な足としての自動車に役目を変えてきました。スズキのアルトは47万円という低価格で売り出され人気を博しました。一方で若者向けのターボ付のスズキアルトワークスやダイハツミラターボなど、1500ccの普通車でもかなわない高性能車も登場したりで、実に多様な進化を遂げてきました。
 日本と同じ第二次大戦敗戦国であるイタリアやドイツでもとても小さい車は作られていました。フィアット500やメッサーシュミットなど、いまではマニアの間で人気を呼ぶレア物になっています。今では日本の軽自動車は、高速道路をまともに走れる量産車としては、世界最小の規格なのではないでしょうか
。今、二酸化炭素の排出量の削減を、地球レベルで考えなくてはならない状況で、日本の軽自動車を全世界で積極的に使ったらずいぶん効果的なのではないかと思います。性能的には実用上まったく問題ないと思うのですが、いかがなものでしょうか。





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最終更新日  2006年02月08日 18時59分39秒
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