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2006年03月24日
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テーマ: 日本文化(118)
カテゴリ: 日本文化
 今年も桜が咲く季節がやってきました。桜咲く季節は別れと出会い、旅立ちの季節でもあります。そのせいか日本人は桜の花に深い思い入れがあります。そして多くは希望や新しい挑戦などポジティブなイメージと心浮き立つような楽しい宴のイメージで、桜の花が嫌いな人はあまりいないのではないでしょうか。
 古事記に桜の起源が書かれています。桜の霊である「木之花咲耶姫(このはなさくやひめ)」が最初の桜のタネを富士山からまいたといわれ、「さくやひめ」の名前から「さくら」になったということです。もちろん、伝説で史実ではありませんが、古事記の時代にすでに桜は日本人にとって大切な花だったことが見てとれます。
 現在、私たちの目を楽しませてくれる桜は、8割くらいはソメイヨシノです。この品種は江戸時代の末期に開発され、急速に広まっていきました。しかし、寿命が木としては短く、50年くらいで弱って枯れてしまうことが多いそうです。立派な桜並木を維持するには定期的に植え替えをしなければなりませんし、幹の内部の腐食などで樹医の治療を受けなければならなくなる木もあるぐらいに弱い樹木です。
 地方自治体などでは予算不足で桜並木のメンテナンスまで手が廻らないところもあるようですが、これだけ人の心にポジティブな思いと憩いの場を与えてくれる花もそうはないのでがんばって手入れしてもらいたいですね。


  願はくは 花の下にて 春死なむ

そのきさらぎの 望月のころ

                     西行


  世の中に たえてさくらの なかりせば

  春の心は のどけからまし







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最終更新日  2006年03月24日 18時33分59秒
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