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2006年03月25日
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テーマ: 身近な科学(2)
カテゴリ: 科学
 今日は、電気記念日です。1878年(明治11年)のこの日、工部大学校(現:東京大学工学部)で日本で初めて50個の電灯が点灯した日だそうです。
 家庭で電気が使えるようにするためには、発電所と送電線のネットワークが必要です。これらは個人で整備するようなものではないと思いがちですが、世界で最初の電気事業を始めたのは、あの有名な発明王エジソンです。すでに電球を発明していたエジソンは、それを一般家庭にも普及させるべく発電所と送電線ネットワークを作ってしまったのです。そのあまりの便利さに急速に電気は社会の重要なインフラとなっていきます。しかし、エジソンは電気事業においては後発の事業者に敗れてしまい、撤退することになってしまいます。それはエジソンが使っていたのは直流方式だったためです。後発組は交流方式を採用していました。直流とは一方向にだけ電流が流れる方式で、電池などはこれに当たります。交流は電流の流れる方向が一定のリズムで反転する方式で、今世界中で使われている家庭用の電気はすべてこの方式になっています。交流方式には変圧器を使って電圧を簡単に変えられるという利点があり、電気は高電圧であるほど送電ロスが少ないという特徴があります。発電所から街までは高電圧で送電し、使う場所のすぐそばで低い電圧に変圧した方が効率がいいのです。しかし、家庭用燃料電池など長い距離を送電する必要が無い場合には、直流も蓄電が可能であることなど良い点があり、現在では見直されつつあります。
 普段当たり前のように使っている電気ですが、一部の人を除いてなんだかよく解らないものというイメージが強いと思います。電気とはどんなものなのでしょうか。電気の話をするとき、避けて通れないのが電流と電圧です。電流は、水の流れによく例えられます。水は高い所から低い所へ流れますが、電流は水の代わりの電子が電圧の高いところから低いところへ流れます。電圧というのは簡単にいうと電子の混み具合の差のようなもので、電子がたくさんある所と少ないところでは、たくさんあるところから少ないところへ移動しようとします。これが電圧です。日本では家庭用の電気は交流100Vですが、エアコン用に交流200Vを別に引いている場合も多いです。最近では単相三線式といって100Vも200Vも両方使える方式が主流になっています。ここまで書いたことはすべて単相交流についてなのですが、工場や大型ビルで使われる三相交流というのもあります。これは少し話しが難しくなってしまうので今日は止めておきます。
 エジソンが電球を発明したときに、とても苦心したところがあります。フィラメントの材質です。明るさと耐久性を兼ね備えた材料を見つけるために6000種類もの材料を試したといいます。そして最終的に採用されたのは、なんと日本の京都府八幡市男山の竹だったのです。あの世紀の発明に日本の竹が一役かっていたなんてちょっと誇らしい気分になりますね。







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最終更新日  2006年03月25日 17時27分24秒
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