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カテゴリ: 放送大学
さて、ようやく決まった卒業。

やはりここは、一張羅の江戸小紋か?と、練習を兼ねて着てみたりもしたのだけど、
なんかやっぱり地味・・・どう見ても付き添いの人みたい。
天候も心配だし、なんといっても正絹は荷物になるのが大問題。
(まさかポリみたいに小さくたたんでスーツケースに入れるわけにもいかないし)
事前に送ってしまえばいいのだろうけど、
たとう紙で、着物用ダンボールに入れて送るとなると、送料も掛かるし、慣れない着付も心配。
ああ、嬉しいことのはずなのに、心配や問題多すぎだ!


ポリ小紋を今日のために下ろすことにした。。
これなら着付けも持ち運びも雑でオッケーだしね。

当日は、実家で朝7時前から着付け。
ポリなら着慣れているし、30分くらいでなんとか・・・と思っていたのに、
慣れない補正をしたり、普段より丁寧に着付けていたら、
帯をする前にすでに45分経過!げげっ
あわてて帯をして、準備が終わったのは8時過ぎ。
メイクもそこそこに、食事もとらず、駅に直行する羽目になってしまった。
さすがに着物だと、走るとか急ぐことができないからねぇ・・・。

JRのホームにつくと、袴姿の女の子がちらほら。
他にも卒業式があるんだなー。

勝手に同士の気持ちを抱きながら、電車に乗り込む。
結構長時間の旅だったのだけど、幸い車内はガラガラだったので、
のーんびり座っていくことができた。
ああそれにしても本当に今日は、いい天気。絶好の卒業式日和だ。
ポリといえども、悪天候は辛いので、本当に良かったなぁ。

pommさん と待ち合わせ。
ワタクシは時間よりも少し早めについたので、
待ち合わせ場所で、駅から会場に向かう人たちをじーっと観察していた。
こういう式典に小紋ってのはどうなのかと正直心配だったけど、
スーツあり、着物あり、袴あり、ホントみんないろいろな格好だったので、
(まぁ付き添いの人もいるしね)
そんなに心配したり悩む必要はなかったようだ。

ぼーっと観ていると、あれ、待ち合わせ時間過ぎてる?
えっと、ここでよかったんだよね・・・?と不安になってくる。
そこに、pommさんから遅れるというメールが入って、
結構ぎりぎりの時間に到着するとのこと。
着物姿だと急ぐといっても限界があるので、先に会場に向かわせてもらうことにする。
んーでも、会場の入り口だと混雑してないかな?わかるだろうか?心配~。

メッセに着くと、専攻別に受付が並んでいる。
時間が遅めだったせいか、思ったほど混雑もしていなかったので、
スムーズに受付を済ませ、入り口でpommさんを待つ。
これなら、最初から入り口で待ち合わせしても大丈夫だったかも。
「そろそろ会場にお入りくださーい!」のアナウンスが始まった頃、
エスカレーターのほうから走ってくる袴姿のpommさんを発見!
あ~、ホントに小さくて可愛らしい。
まぁワタクシと15センチ近く違うんだもんねぇ・・・
袴姿も髪型もちゃんと決まっていて、よく似合ってるし
ワタクシも美容院でやってもらえばよかったか・・・(いまさら)。
まぁなんにしろ、無事に合流できてよかったぁ~。

入り口で写真を撮った後、ホール内に入ると、人の多さに圧倒される。
付き添い席をくぐりぬけ、学部生の席のほうにいくと、もう結構いっぱいで、
「あー、席とっておけばよかったかな?」とちょっと思ったけど、
入り口から遠いほうの席は不安になるくらいガラガラだったので、余裕で座れた。

席についていろいろおしゃべりしていたら、すぐに式典開始。
国家・学歌の後は、式典お約束の 「偉い人のお話」
・・・学生時代、校長先生のお話というのはめちゃくちゃ退屈だったけど、
大人になってもやはり、偉い人の話を聞くというのは、
忍耐力が必要なのだといまさらながら再確認したワタクシ。
一言 訓辞を」という前置きだったけど、長い「一言」だわ~。
定期的に送られてくる放送大学の広報誌にも、毎年、
学位授与式での学長の長~い「一言」が掲載されているので、
覚悟はしていたけど・・・ああ、辛い。
周りの人たちも飽きてきて、ダレた空気が広がり始めるし、
付き添い席では子供が泣いたりごねたりしてるし。
(大人が飽きるんだからそりゃコドモは耐えられない長さだよなぁ。
 やっぱうちのコドモをつれてこなくて正解)
これが、学長、文部科学省大臣、総務大臣(代読)と続いたので、
ようやく答辞になったときには心底ほっとした。

卒業生・修了生の答辞は、どちらもとても興味深かった。
ここにいる人たち一人ひとり、卒業するまでに、
みんなそれぞれのドラマを持っているんだろうなぁ。
みんなの卒業までの軌跡を作文にして集めたら、
結構感動的なものができるかもしれない、なんてことを考えながら聞いていた。

ようやく式典が終わり、最後に「 学位記 (まぁ卒業証書ですな)」をもらう。
混むのでできれば時間をずらして欲しい、ということだったけど、
当然のごとくみんな並び始める。
確かに混んではいるけど、人数が多い専攻は、受付窓口も多いのでなんとかななりそうだし。
さて、ワタクシも並ぼうかと思ったのだが・・・ねぇ、列の終わりは、どこ?
後ろが分からないくらい並んでるのは、
窓口はアイウエオ順に分かれており、
ワタクシは本名も「ア」~「サ」の窓口に該当するのだけれど、
この行列だけ、異常に長いよ!
下手したら、卒業パーティに間に合わなくなっちゃうかも・・・

とりあえず、ご自分の列に並んでいるpommさんの様子を伺いつつ、
ワタクシも自分の行列が短くなるのを待ったが、
短くなるどころか、どんどん伸びていくので、もうあきらめモード。
途中で「別専攻(理系)の窓口でもお渡しします!」って話もでたが、
どちらにしろ時間がかかりそうだったのでパスする。
しかも同じ専攻内でも、もう行列なくなってるところもありますが?
そっちでやったほうがまだ早そうなんですけどねぇ・・・。
っていうかさ~、最初からある程度誰が来るかわかっているのに、
なんでこーゆーことになるかねぇぇ?
もっともこれは大学職員の方も予想外だったようで(なんでだ!)
誘導の人たちも戸惑って(というか怒って)いたようだ。

結局、受け取ったのはパーティの後。
入り口(受付)は撤収作業に入っていて物寂しくなっていたが、
1階のホールに入ると、こちらは更に椅子の搬出作業が進んでいて、まるで倉庫のよう。
情緒も余韻も、何もありゃしない

あわただしい雰囲気の中、学生証にパンチしてもらって、
ようやく学位記を受け取ることができたのだった。





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最終更新日  2006年03月14日 12時41分38秒
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