まっ3の『目指せ!IRONMAN HAWAII』

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July 9, 2005
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カテゴリ: レースレポート
4月17日 日曜日。大会当日。午前4時起床。まだ外は暗い。週間天気予報では雨マークなど全くなかったが、今日は一日中曇りがちで一時小雨もパラつくの天気のようだ。風も強そう。暑いと思ってきたが例年に比べかなり涼しいというか寒いくらいの気温だ。嫌な予感がする・・・。擦れ防止の為のワセリンと日焼け止めオイルを入念に塗り、スイム会場へ行くと既に小雨がぱらついている。スタート地点にむかう途中、飯島さんに会う。不安だったが飯島さんの笑顔を見て何だか元気になってくる。彼と握手をかわしてからトップ集団の選手の少し後方でスタンバイ、号砲を待つ。7時半スタート。1,500人の選手が一斉に海に飛び出す。見ている応援の人たちは圧巻だろう・・・。最初のブイまでは600m、一番バトルがすさまじいところだ。足をつかまれたり、何回か他の選手の腕や足と接触する。が、お互い様なので仕方がない。毎年思うことだが、ここでおぼれたら本当にこわい。「集中、集中」と思いながら泳いでいると1,500mの表示が見えてくる。「あと半分も泳ぐのか」とちょっとぞっとしながらも泳いでいると1,700mのブイが見えてきた。あと1,300mなのだが、向かい潮でここからが勝負。左側のコースをとるか、右側のコースをとるかで少々悩んだが、結局左側のコースへ行く。これが裏目に出る。ヘッドアップで泳ぐものの、どうも蛇行して泳いでいる。かなりのロスだ。最終的には右側に戻って泳ぐ。結局タイムが時計をみると52分ちょっと。意外と悪くない。上半身だけウェットを脱ぎ、バイクトランジットへ。小便がしたくなり、簡易トイレへ。並んでいたためここでも大分ロス。結局7分くらいロスをしてバイクスタート。幸い雨はやんでいる。池間大橋までの30キロは「追い風で比較的走りやすいが飛ばしすぎないこと」というのが前日の講習会で宮塚プロが言っていたのでインナーで回転重視を心がける。ただ臀部からハムストリングスが張って少しだるい。何人かの人にパスされたものの、あせらず走り続けるとしばらくして落ち着いてくる。持病の右腰も意外と痛まない。キネシオテープの効果か。逆に何人かをパスし、しばらくすると先頭集団とすれ違う。ケンズ期待の河原選手、中本選手も何とか好位置につけている。頑張って欲しいものだ。涼しいというか寒いくらいなので給水は殆どとらなくて大丈夫だったが、梅干とパワーバーを15キロ1回ずつで補給する。ゼリー状のものよりも固形物が自分にはあっていると思う。60キロ過ぎたあたりで、佐々木君、東ちゃん、落合さんの奥さん、それから宮古在住の前泊さんが待っていてくれた。今回は家族の応援がないのでこういった応援は本当にうれしい。現地の人たちやボランティアの人たちも本当に一生懸命で感動する。しかし100キロ過ぎたあたりから集中力が切れてきてスピードが一気にダウン。シンガーソングライターの古代真琴さんや小田智子さんにも抜かされる。このあとのランは相当厳しいと覚悟する。完走はできないのではないかという思いが頭をよぎる。ハンガーノック気味でもあったので、とにかく食べられるものは何とか口に入れる。一旦バイクを降り、用を足してから再度集中しなおす。バイク終了は、手元の時計で5時間30分。前半のペースでいけば5時間そこそこだったがあの練習量からすればまあ上出来か・・・。ラントランジットの着替えのテントで小野原さんに会う。一言二言言葉を交わしたのち、先にランスタート。意外と走れるではないか・・・。昨年のランスタート時とは全然違う。これはいけるかもと思い、セーブしながらキロ5分半ペースで走る。バイクで抜かされた人たちを次々とパスする。エイドステーションでも殆ど立ち止まらず、でも補給はしながらマイペースを続ける。10キロ過ぎあたりで河原くんとすれ違う。第4位。優勝は難しいかもしれないが、何とか3位以上をねらってほしいと思う。10位くらいに中本君の姿。大きな声をかけるが体が傾きかなりつらそうで意識が朦朧としている。大丈夫だろうか。人の心配ばかりしてられない。今度は自分がしんどくなってきた。キロ6分くらいのペースに落ちる。ヘロヘロになっていたところ、くらわんかの北中さんとすれ違う。元気そうだ。自分は沿道の声援にも手を挙げるのがやっと。折り返しを過ぎてから数キロは本当につらかった。ハンガーノック気味でおまけに寒くて仕方がない。が、しかしとにかくエイドステーションで温かいお茶を飲むのを楽しみに頑張る。(何でこんな辛いことやってんだろう???・・・。)
ケンズの杉沢さんとすれ違う。「早いね~。」と少しびっくりした様子。こっちもいっぱいいっぱいだったので声も出ず、頷くのみ。後方には落合直希さんがいる。追いつかれるかな~なんて思いながらも、後ろを振り返らずにひたすら前を見つめる。エイドで立ち止まり、オレンジ、レモン、パンなどしっかりと補給。そしてお茶は飲むだけでなく、両腕にかける。温かくて気持ちいい。徐々に集中力を取り戻し、また次々と前に行く人たちをパス。くらわんかの若狭さんとすれ違う。記念にデジカメでパシャリ。前を行く田中信行さんや滝川次郎さん、城本さんもパスする。結局のところ最後は気合いとか根性だろうな~なんて考えながら、もう少し頑張ることに。残り7キロというところで杉沢さんを捕らえて一気に抜き去る。前半飛ばしすぎたのかな。体調は大丈夫かななんて余計な心配をしながら、あとは時計との勝負。10時間30分をきりたいと思ったが少し無理そうだ。ラン中盤の中だるみがタイムをロスさせてしまったよう。10時間40分を目標に最後の力を振り絞って走る。陸上競技場に入ると佐々木君の姿が。やっと帰ってきたんだと自然に笑みがこぼれる。最後の直線ではどうやってゴールしようか、等と余計なことを考えていたが結局素直にゴール。10時間40分49秒で感動のフィニッシュをすることができた。今大会で3年連続4回目の出場となったが、ベストタイムではなかったものの、ベスト順位の242位で今年の宮古を締めくくることができた。
 その後、5分後にゴールした落合直希さんと点滴を受けに体育館へ。(レース後は大丈夫だと思っても極力点滴を受けるようにしている。これはケンズの中道さんが教えてくれたことだ・・・。)その後シャワーを浴びてからゴールした選手たちや応援の人たちとレースを振り返る。宮古そばや前泊さんが作ってきてくれた料理がやけにうまい。とにかく食べる、食べる、食べる。結局制限時間の21時30分までレース会場にいた。ケンズの村上さんも3分前にゴール。やった~。最後入場ゲートがしまり、花火が高々と打ち上げられる。感動のフィナーレだった。この大会を運営していただいている主催者をはじめ、地元の人たちの温かい声援、ボランティア、応援、他の選手、家で待っている家族、職場の仲間、みんなの支えがあってこそのゴールだったと思う。改めて感謝する次第・・・。
 レース翌日はあいにくの大雨。レースがこんな大雨じゃなくてよかったが、バイクラックからバイクを引き取った後、ホテルまでの10キロ程の行程は結構しんどかった。最後家にたどり着くまでが本当のレースである。滑りやすい路面を慎重に走行しながらホテルにつき、風呂に入ってから、自転車を梱包する。その後落合さんたちと合流して宮古空港で昼食をともにした。彼らには今回のレースでは本当にお世話になった。新しい仲間もでき、本当によいレースだったと思う。帰りの飛行機でレース速報の新聞を眺めながら、来年はもう少し練習を積んでいい成績、できれば10時間以内、100番以内)を残したいと早くも来年のレースのことを考えてしまった。そしてこれから生まれてくるbabyと家族5人揃って来年の宮古に来ている自分を想像するのであった。
今回のレースを振り返ってみると、気温が低かったことが結果的にダメージが少なく好レースに結びついたのではないかと思う。また練習は十分につめなかったものの、体のケアとサプリメントよる栄養補給にも気をつかったことも良かったのではないかと思う。ベースづくりと高強度、それから休息、ケア、今回の経験を次回のレースに生かしたい





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Last updated  July 10, 2005 05:41:06 PM
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