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テーマ： 相撲(1915)
カテゴリ： スポーツ
二所ノ関一門は基礎票から理事枠は３名と見られている。一門からは理事現職の二所ノ関親方（元関脇金剛）、同じく理事現職の放駒親方（元大関魁傑）の他に理事を辞任した間垣親方（元横綱若乃花）の後継新理事候補として鳴戸親方（元横綱隆の里）が立候補を表明おり、貴乃花親方の立候補表明が４人目。一門が持つ基礎票では誰かが落選することになる。
日本相撲協会の役員選挙では、各一門が基礎票による理事枠と同数の立候補者を擁立し、無投票となることが多い。基礎票通りなら、二所ノ関一門３名、出羽海一門３名、立浪一門２名、高砂一門１名、時津風一門１名となる。
二所ノ関一門としては現職の二所ノ関理事と放駒理事の擁立は確実。一門内で最後の一枠を貴乃花親方と鳴戸親方が争う。どちらが一門の推薦を受けるかは、来年１月の一門会で決定するが、仮に鳴戸親方が推薦された場合でも、不退転の決意の貴乃花親方は立候補する構えだ。その場合には、一門の規律違反となり、最悪「破門」となる。
過去には高砂一門の反対にあいながら、高田川親方（現千田川親方、元大関前の山）が立候補を強行し、破門された例がある。
貴乃花親方は３７歳と若く、改革派として若手、中堅の親方から支持を受けているという。一方、２年前の前回の役員選直後から立候補の意思を示してきたという鳴戸親方は「僕は経験のある人たちを立ててきた」と、３７歳で時期尚早ともいわれる後輩の貴乃花親方の立候補に皮肉を込めて話しているという。
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