豊かな森のシンボル☆クマたちからのメッセージ♪

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2005年03月02日
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カテゴリ: 自然保護
(クマの生息域の環境によっても変わるそうですが)

50ha~3000ha

(番組では)山手線の内側くらいが

クマ1頭が生息するのに必要な森林面積だと
放送中にナレーターが話していました。

先日のNHKの番組の詳しい内容が
シロママさんのコメントにてありましたので
読みやすいようにこちらにコピペします♪


鉱山の被害で荒れ果てた姿となった山 




今では、人の手で植えられた林は、4割を占めるほどになりました。誰も予想しなかった回復でした。
さらに植えられた広葉樹は思わぬ効果をもたらしました。
あれから20年経った林には、真っ赤に実った果肉を求めて、たくさんの生き物たちが やってきたのです。
きつねも木に登るんです。
秋・・・動物たちに大異変がありました。
なんと ツキノワグマが大移動を始めたのです。向かう先には いったいなにがあるのでしょうか。。。
山には かつては豊かな森が広がっていました。

江戸時代、ひとつ尾根を超えた日光では、現在 本州で絶滅の危機に瀕している
クマゲラが暮らしていたという記録もあります。
こうした記録や周辺の森の様子から、かつての足尾の山は、
ブナやミズナラなどの広葉樹でおおわれていたと考えられています。


樹木を支える栄養豊かな土・・・これも生き物の計らいで作られたものです。
土の基となるのは老木や落ち葉です。ダニやトビ虫たちの小さな生き物たちが 
これらを食べ、その糞を微生物が分解することで栄養豊かな土ができます。
こうした土が 1センチの厚さになるのに じつに 100年もかかるといわれています。
さらに生き物たちは、森を広げる役割も担っています。


ドングリはカケスやリスなど森で暮らす生き物たちの食べ物となります。
生き物たちによって遠くに運ばれ 土の中に蓄えられたたドングリも
時には忘れられ 翌年の春 芽吹くものもあります。
ミズナラの木は生き物たちの助けを借りることで、より広い範囲に子孫を残すことができるのです。
植物と生き物の絶妙な関係・・かつての足尾の森は、
数百年数千年もの時をかけ、築きあげられたものだったのです。

9月。。。生き物たちの不思議な行動が観察されました。
その場所は 山のふもと。。。廃屋です。。。サルの群れが週1回訪れていました。
夜になるとカモシカもやってきました。床にもぐり、床の材木を しきりになめます。
分析の結果 この材木には塩分が多く含まれていることがわかりました。
自然の森では、動物たちは岩が何千年もかけ風化し粘土質が溜まったところで塩分を取ります。
ところが、山の土がほとんど流されてしまったため、
そんな場所は極めて少ないと考えられています。
カモシカやサル等の動物たちは足尾の山で不足する塩分をとるために、
ふもと近くの廃屋へ移動してきたのかもしれません。。

発信機をつけた親子クマは どこへ行ったのでしょうか・・・。
探すと、向かっていたのは、5キロほど離れた中禅寺湖近くの山の斜面・・・。
鉱山の近くの山に比べ ここは深い緑でおおわれています。
クマたちは、木に登り枝を手繰り寄せ なにやら夢中で食べています。
この時期に実をつけるドングリを食べていたのです。鉱山の煙の被害を免れた このあたりには、
立派なミズナラの大木が何本も生い茂っています。
冬篭りの前、クマは脂肪分が高く栄養豊富なドングリを求めて はるばる ここまでやってきたのです。
ミズナラの木は、深さ1メートル以上の豊かな土が無いと育ちません。
山も かつては こうしたミズナラの大木でおおわれていました。
しかし現在 緑が回復してきたものの 土の厚さは わづか数センチほど・・・。
ミズナラの大木は まだ育ちません。
1年を通して クマを養えるほど食べ物が豊かにならないと、
足尾の山が本当に復活したとは言えないのです

2月・・・足尾の山では氷点下20℃近くに冷え込む日が続きます。
雪で覆われた斜面を移動していく動物が居ます。日本鹿の群れでした。
冬の足尾の山には中禅寺湖周辺などから数百頭もの鹿が移動してきたのです。
なぜ ここにやってくるのでしょうか・・・懸命に雪を掘り起こしています。
実は草の根元にある新芽を探して食べているのです。
中禅寺湖周辺に比べ雪が少ない足尾の山・・・ここでは千頭あまりの鹿が冬を越します。
植えられた草は冬 足尾だけではなく廻りの生き物たちにとっても貴重な食べ物だったのです。

日差しがにわかに熱くなり始めた3月末、林の中で 一際大きな足跡を見つけました。
尾根伝いに まっすぐ進んでいきます。
ツキノワグマでした。。。冬ごもりから目覚めていたのです。
何かを引きづっています・・・運んでいたのは鹿でした。
岩場で足を滑らせた鹿でしょうか・・・ひとつの死は、他の生き物の糧となり その命を支えます。
足尾の山で暮らし始めた生き物たちの間にも こうした命のつながりが 戻ってきていたのです。

4月下旬・・・山が再び緑に包まれました。山に林がよみがえることで、
清らかな川の流れも 戻ってきました。沢沿いで、ツキノワグマを見つけました。
体長1メートルほどの まだ若いクマのようです。
毛並みも艶やかで元気に成長しています。
木に登り枝先の淡い緑色のものを食べはじめました。咲いたばかりの柳の花です。
柳は、人の手で植えられていない種類の木です。
周りの山から、風で種が運ばれ根付いたのです。
足尾の山では こうして自然に根付いた植物が、10種類ほど確認されています。
林の中で、思いがけないものを見つけました。

かつて、山をおおっていたミズナラの若い木です。

周りの森から動物が運んできたドングリが根を下ろしたのでしょうか・・・。
日本の公害の原点の鉱山。世界でも類の無い、
緑を取り戻そうという試みが始まって50年・・・人々の地道な努力にもかかわらず、
およそ半分が いまだ 岩肌のままです。
しかし、そこには、人の手で回復し始めた自然を巧みに利用する生き物たちの 
たくましい姿がありました。
生き物たちの営みは、長い年月をかけ 森の姿を少しづつ変えていくはずです。
人々の取り組みをきっかけに、山は今 自らの力で蘇ろうとしているのです・・・・・。

  ***THE・END***(2005年03月01日 21時20分19秒)

シロママさんより





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Last updated  2005年03月04日 17時48分24秒
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