豊かな森のシンボル☆クマたちからのメッセージ♪

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2005年09月11日
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カテゴリ: 自然保護
 昨日、石川県の地場産業振興センター


県主催の「自然と人との共生を考える ~クマとどうつき合うか~ 」
自然(クマ)と人との共生のあり方を考えるとともに、
クマの生態と接触回避方法等の周知・啓発を図ることを
目的にシンポジウムがありました。

 こういったシンポジウムというものに参加するのは初めてだったのですが
なぜか、緊張感より、ウキウキワクワクする気持ちが強く、不思議でした。
小学校の低学年から、高校まで・・一貫して

人前で話をするなんて、驚きモモの木サンショの木です( ̄。 ̄)・・・ 遠い目

 昨日は、新潟大学の三浦先生の基調講演とシンポジウムが1時からで、
その1時間20分ほど前に集まって、
昼食を取りながら打ち合わせをしたわけなんですが・・
 緊張して怖い~という感じでは無いんだけれど、
あんまり、ご飯が喉を通りませんでした。(それでもほぼ食べましたが・・)

 お隣に座っていたJAの婦人部の代表をされている方と少しお話が出来ました。
普段クマが出没するような地域では無いけれど、
台風の次の日から親子グマが来るようになり、お隣の犬がクマとの事故で
可哀相なことになったり、柿がどんどん食べられてしまうなど
クマに慣れていない故、怖い思いをしていたようです。

台風の時に、もの凄いハリケーンのような突風が起こり
自宅の窓ガラスが割れてしまったり、スギ林は木が
根こそぎ倒れてしまうなどの被害があったそうです。
ガラスが割れていると言うコトもあり、クマが進入して来ないか?など
本当に心配されたそうです。

取ってしまったそうですが、4本もの柿の実は、
相当大量で、みんなに分けても、もの凄い数で、始末に困るとのことでした。
 幸い、その方は養牛をしていることもあって、残ったカキも
牛糞に混ぜ堆肥にしたため、なんとかなったそうです。
また、他の家の柿も取って欲しいと思ったけれど、そう簡単にはいかず
なかなか難しかったと仰っていて、
地元ならではの声を聞かせていただき、勉強になりました。
 その方は、去年は何も知らないばかりにあんな状態でしたが、
日頃から、もう少し勉強したり、ヤブを刈ったりしていきたいということでした。
 でも、クマも大変だったけれど、農業被害としては余り関係が無いし、
イノシシやサルの被害の方が大変です、と仰り、地区の被害金額を話され、
今年は、稲穂が食べられ、イノシシが転げまわったせいで
ぐちゃぐちゃになってしまったとのことでした。
イノシシが入る前は、カモシカを見かけていたそうで、
イノシシの害を防ぐ、何かヒントになるのかもしれません。

 さて、シンポジウムが始まり、三浦教授の基調講演のあと
県の保護課や、林業試験場の方の発表がありました。
 保護管理計画でのゾーニングについては、
保護区は良いんですが、緩衝区、排除地域は、やはり考えてしまいます。
普段出没しない年は、ともかく、
エサが無い非常事態にまで、それを適用させるのは困ります。
特に、緩衝地域にあたる、
スギの植林地の『害獣駆除は徹底!』と堂々と書かれてあり驚きました。
奥地放獣も考えていくと、一応書かれていたのですが・・複雑な思いになりました。
 林業試験場の人の話では、ブナは何処に行って調べても
実がたわわに実り、豊作ということでした。
それも、大豊作の予兆と言うか、普段は
幹の直径が30センチ以上の木で無いと実をつけないのに
15センチぐらいの細い木にも実がついているそうです・・。
 ミズナラやコナラについては、去年とは違い
まあまあだとのことでしたが・・・
あれだけの数のナラ枯れ被害があって、残った木だけで考えると
豊作でも、( ̄~ ̄;)ウーン・・・と考えてしまいます。
まあ・・今年はブナが豊作だからいいかもしれないけれど。
来年はどうするつもりなんだろ?と心配になります。

 そうこしているうちに、パネルディスカッションの時間になりました。
トップバッターと言うコトもあり、手持ち時間の4分に何とか収めようと
用意した原稿の半分だけ、発表しました。
途中、噛む噛む・・(^^;
舌が回らず『人里』が言えないから、
『人間の住む所』と言うはずだったところも
『ひとだと』・・・に近い人里になってみたり・・( ̄- ゚̄ )ううっ

 私より後から入ってきた会員さんですが、
もの凄く頼りになる応援団長のような存在の方から、打ち合わせの直前に
電話で
「4分と短い時間でしょうが、去年沢山殺されていったクマたちのことを思って、
クマたちのためにも、ゆっくり大きな声で堂々と話してきてください」と
激励の言葉があったことで、石川の会員は勿論、会長や本部のスタッフ
いつも温かい言葉を送ってくれる関東の方や
全国の仲間たちがついているんだ!と心強く思えました。
 会場に来ている仲間の顔も見え、
私にしては、落ち着いて話すことが出来たと思います。

 無事パネルディスカッションを終え椅子から立ち上がったら
向こうのほうから男性が、こちらを見ながら歩み寄ってきました。
私に用かな?と思っていたら、
お隣に座っていた森林組合の方に労いの言葉を言ったので、
あ・・違った・・と思ったのも束の間、
私のほうを向き直って、
「あなたの言ってる様な、クマの棲める森こそが人間にとって必要な森と言うのは
綺麗事だ・・・・・以下省略」とおっしゃりました。
林業家の方だったようで、最初は言っている意味がわからなかったのですが
「熊森は林業などの第一次産業を応援しています」等、伝えたのですが
少し怒ってらっしゃったようで、聞いてもらえなかったようです。
そう言う方たちの声こそ、お伺いしたいし、真剣に向き合って
被害の状況も知りたいのですが・・。そのまま、帰ってしまわれました。

 しかし、その横には女性が2名、
林業の方との話を聞きながら待っていてくれました。
「本当に、今の方が言われた通りなんですか?」と仰ったので
「いえ、人間にとって本当に必要なのは、クマが棲めるような森です」と答えると
ほっと安心された顔で、
「実は数日前に、知人のHPのリンクで熊森を知りました。
 石川に支部があったんですね。
 本部のHPから石川支部にも連絡が出来ますか?」とのことだったので
名刺をお渡しすることに・・荷物を置いてあった場所に戻る途中には
2名の新聞記者さんが、名刺を持って待ち構えていました。
先に、女性たちに名刺を渡し、是非メールでも電話でも良いので
連絡をしてくださいとお願いして、お別れしました。
 次に、記者さんたちと名刺交換をすると、
以前に、良く熊森の取材をしてくれた(転勤してしまった)記者さんの
代わりの方もいて、よろしくお願いしますと言うと、
他の記者さんも、
「何か活動することがあったら連絡してください」と言って帰られました。

 その後ろにも、男性が一人待っていてくれて、あちらから話し掛けてくれました。
その方は、生まれ育ったところも、白峰と言う
石川で一番クマのことも山のことも知っている地域の人でした。
今は金沢に住んでいるけれど、スギを植えているし
いつでも山を案内するから見て欲しいと、仰ってくださいました。

 その方と話していると、先日お会いして一緒に頑張りましょうと握手した
Uさんもニッコリ笑って近づいてきてくれました。
3人で少し話してから、仲間のモトへ・・(〃⌒∇⌒)ゞえへへっ♪

 みんな「良かったよぉ~」「感動して泣いてたよぉ~」と言ってくれ
え?どこの部分で泣いてたんだろ?とびっくりしました。
 会長に、みんなの思いを詰め込んだ原稿に目を通してもらって、
少し手直ししていただき、返ってきた時初めて読んで、
自分でも凄くイイ話だなぁ~って感動していましたが、
みんなもそう思うんだぁ?と思うと、

 やっぱり大勢の人が、私利私欲無く、
自然や動物たちのことを思って心を一つにすることは
素晴らしい感動を生むんだなぁ・・って嬉しくなりました。

勿論、練習にも力が入り、何度も練習できました!

前の晩には、顧問の先生に深刻な日本の山や森の現状を伺い
一層、未来のために頑張らなければと勇気がわいてきました。

 これから、連絡したり、出かける場所が沢山増えました♪
よぉ~し、みんなで頑張るぞぉ~(。・_・。)ノ♪














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Last updated  2005年09月11日 21時00分55秒
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