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私たち不動産業は昭和の時代までは「千三つ屋」と揶揄されていました。
最近では、購入する側も多くの知識を持つようになり、いとも簡単に千三つ屋の口車に乗せられることは減ったようですが、それでも正に「絵に描いた餅」の様な話にのってしまう方が未だに後を絶ちません。
特に最近では、不動産特定共同事業法、いわゆる不特法に基づいた小口化商品が多く出回っており、不動産の知識の少ない方々が投資しているようですが、中にはかなり悪質でいわゆるポンジスキームを思わせる商品も存在します。
ポンジスキームの例:安愚楽牧場、オレンジ共済、令和納豆
不動産特定共同事業法に基づく事業では、当然に様々なコストが掛かってきます。
事業計画時からスタートまでのコスト、販売コスト、行政や出資者への報告コスト、運営コスト、運営者の利益等々、思いの外、大きなコストなのです。
それらを差し引いた後に〇%の配当なんて、正に絵に描いた餅としか言いようがありません。
更に高額な地上波CMと打つなんて・・・
一口の額が比較的小さく( 孫への) になる範囲内であることから不動産の知識の浅い高齢者を中心に購入しているようですが・・・