意識のち無意識

意識のち無意識

2025.06.10
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カテゴリ: 内臓脂肪

「最近お腹周りが気になってきた…」

「健康診断で内臓脂肪が多いと指摘された…」




実は、その内臓脂肪と深く関わっているのが「インナーマッスル」なんです。

今回は、インナーマッスルを鍛えることで内臓脂肪を減らし、健康的な体を手に入れる方法についてご紹介します。



1. インナーマッスルとは?内臓脂肪との関係

インナーマッスルって何?

インナーマッスルとは、体の深層部にある筋肉の総称です。アウターマッスル(表層の筋肉)が体を大きく動かすのに対し、インナーマッスルは姿勢の維持、関節の安定、内臓の保護など、体の機能にとって非常に重要な役割を担っています。

例えば、お腹周りのインナーマッスルとしては、以下のものが挙げられます。

 * 腹横筋(ふくおうきん): お腹をコルセットのように締め付ける働きがあり、内臓を正しい位置に保ちます。

 * 多裂筋(たれつきん): 背骨を安定させ、正しい姿勢を維持します。

 * 骨盤底筋群(こつばんていきんぐん): 骨盤内の臓器を支え、排泄機能にも関わります。



内臓脂肪とインナーマッスルの意外な関係

内臓脂肪は、胃や腸などの臓器の周りにつく脂肪のことです。過剰な内臓脂肪は、生活習慣病のリスクを高めることが知られています。

では、なぜインナーマッスルが内臓脂肪と関係があるのでしょうか?

 * 基礎代謝の向上: 筋肉量が多いほど基礎代謝は上がります。インナーマッスルも筋肉の一部ですので、鍛えることで基礎代謝が向上し、脂肪が燃焼しやすい体になります。

 * 姿勢の改善: 姿勢が悪いと、お腹がぽっこり出やすくなり、内臓が下垂して内臓脂肪が蓄積しやすい環境を作り出してしまいます。インナーマッスルを鍛えることで正しい姿勢が保たれ、内臓が正しい位置に収まることで、内臓脂肪の蓄積を防ぐ効果が期待できます。

 * 内臓の安定: 腹横筋などのインナーマッスルがしっかり機能することで、内臓が安定し、働きが活性化されます。これにより、消化や代謝がスムーズに行われ、脂肪の蓄積を抑えることにも繋がります。



2. インナーマッスルを鍛えるメリット

インナーマッスルを鍛えることは、内臓脂肪の減少以外にも様々なメリットがあります。

 * ポッコリお腹の解消: 腹横筋を鍛えることで、お腹が引き締まり、見た目の改善に繋がります。

 * 腰痛・肩こりの改善: 姿勢が改善されることで、腰や肩への負担が軽減され、腰痛や肩こりの緩和が期待できます。

 * 便秘の改善: 骨盤底筋群を鍛えることで、排便機能の改善に繋がる場合があります。

 * スポーツパフォーマンスの向上: 体幹が安定することで、あらゆるスポーツにおいてパフォーマンスアップが期待できます。

 * 疲れにくい体になる: 効率的な体の使い方ができるようになり、疲れにくくなります。



3. 今日からできる!インナーマッスルを鍛える簡単エクササイズ

インナーマッスルは、アウターマッスルのように目に見えて大きくなるわけではありませんが、地道なトレーニングで確実に効果を実感できます。特別な道具がなくても、自宅で簡単にできるエクササイズをご紹介します。

① ドローイン
最も基本的なインナーマッスルエクササイズです。
 * 仰向けに寝て、膝を立てる。
 * ゆっくりと息を吐きながら、お腹をへこませ、おへそを背中に近づけるイメージで腹筋を意識する。
 * お腹をへこませたまま、浅い呼吸を10秒キープ。
 * ゆっくり息を吸いながら、お腹を元の状態に戻す。
 * これを10回繰り返す。

② プランク
体幹全体を鍛えるのに効果的なエクササイズです。
 * うつ伏せになり、両肘とつま先で体を支える。
 * 頭からかかとまでが一直線になるように、体をまっすぐにする。
 * お腹が落ちたり、お尻が上がりすぎないように注意する。
 * この姿勢を20〜30秒キープ。慣れてきたら時間を伸ばす。
 * これを3セット行う。

③ キャット&カウ
背骨の柔軟性を高め、体幹を安定させる効果があります。
 * 四つん這いになり、肩の真下に手、股関節の真下に膝がくるようにする。
 * 息を吸いながら背中を反らせ、天井を見る(カウ)。
 * 息を吐きながら背中を丸め、おへそを覗き込むようにする(キャット)。
 * これを10回繰り返す。



4. インナーマッスルを意識した日常生活のポイント

エクササイズだけでなく、日常生活の中でインナーマッスルを意識することも大切です。

 * 正しい姿勢を意識する: 座っている時も立っている時も、お腹を軽くへこませ、背筋を伸ばすことを意識しましょう。

 * 深い呼吸を心がける: 腹式呼吸はインナーマッスル(特に横隔膜)を活性化させます。

 * 階段を使う: エレベーターやエスカレーターではなく、階段を使うことで下半身のインナーマッスルを鍛えられます。



まとめ

インナーマッスルを鍛えることは、単に内臓脂肪を減らすだけでなく、姿勢の改善、腰痛・肩こりの緩和、スポーツパフォーマンスの向上など、全身の健康に繋がります。

今日からできる簡単なエクササイズや、日常生活での意識付けから始めてみましょう。

地道な努力が、健康で引き締まった体を手に入れる第一歩となります。

ぜひ、インナーマッスルを意識した生活を始めて、より快適な毎日を送ってください!






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Last updated  2025.06.10 10:36:52


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