錦小路草子

錦小路草子

2004年06月02日
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カテゴリ: お芝居・映画関係
今日はレディース映画デーで女性は千円で映画が見られる日だったので、今週金曜で上映が終わる「CASSHERN」を観にいってきました。私の周辺で見た人の感想がいまいちだったので、どうしようか迷ったのですが、千円だしいいや!と思って見ました。で、感想ですが、まあ千円ならいいか、という感じです。監督の紀里谷さんって、もともとはカメラマンなんですよね。それがプロモーションビデオとか撮るようになって、とうとう映画を作ったという。友人が「全編宇多田のプロビデを見せられてるようだった」とか「主人公カップルの演技が大根だった」とか言ってましたが、私はそんなに気にならなかったです。詳しい感想は、いずれ映画の感想ページを作ろうと思っているのでそこで語ろうと思いますが、感想を一言語らせてもらうと、この映画って監督の「自己満足映画」だと思います。自分が好きなアニメ、自分が好きな世界観、自分が好きな役者、自分が好きな映像、そういったものが入り混じって生み出された、そんな感じです。とてもセンスがいい人だと思いますし、ハリウッドよりずっと少ない予算と人数でこれだけのものを作り上げたのは凄いと思いますが、なんかね、自分以外の人に「この映画を見て楽しんでもらおう」という意識があまり感じられなかったです。反戦をテーマにしてるんだけど、なんか必要以上に醜悪に描いていて、かえって不快感を感じましたし、そもそも私は「人の死」で感動させるのって、卑怯なやり方だと思ってます。感動させるために登場人物を殺すというのは、それ以外に観客を感動させられないという、脚本家の未熟さの表れだと思うのです。話の展開上、その人が死ぬことに必然性がある場合はいいのですが、よく連続ドラマである、最終回近くで準主人公クラスが死ぬとか、主人公が死ぬような大怪我をする(たいてい死んだように思わせておいて、結局は生きているというパターン多し)のって、あまりによく使われる手なんで、そういう展開になると「またかよ~」と思って嫌になります。そうそう、以前何かで読んだのですが、自動車メーカーがスポンサーになってるドラマでは、自動車事故では殺せないですって。だから、そういうときはバイクに轢かれるとか、刺されるとかするんですって。そういうのを聞くと、また嫌になっちゃいます。ハリウッド映画も、マイノリティーへの配慮がないとダメだそうで、必ず黒人や女性を活躍させたり、いい役で出したりしないといけないそうです。そういうことを意識してハリウッド映画を見ると、確かに白人オンリーの映画や、男性の言いなりでおとなしい女性というのは見ないように思います。中国映画は絶対血が出ないし。「HERO」なんか見てもらえばよくわかりますが、矢が刺さろうが剣が刺さろうが、1滴の血も出ません。もしかしたら、日本の映画が一番自由に表現できているかもしれない。





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最終更新日  2004年06月04日 00時49分19秒 コメントを書く
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