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2007年09月10日
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カテゴリ: JIS Q 27002 : 2006
  ── 情報セキュリティマネジメントの実践のための規範 (JIS Q 27002 : 2006 ≒ 旧JIS X 5080) 、今回は第15章「順守」です。



■3週間完全マスター情報セキュリティアドミニストレータ(2007年版)



15 順守
15.1 法的要求事項の順守
目的:法令、規制又は契約上のあらゆる義務、及びセキュリティ上のあらゆる要求事項に対する違反を避けるため。
(中略)
注記:法的順守は、しばしば、 コンプライアンス といわれることがある。

  ── 簡単に言えば、「法律は守れよ!」ってことですか。コンプライアンスという言葉は、問題でもよく出てくるので、覚えておいたほうが良いでしょう。


15.1.1 適用法令の識別
(省略)
15.1.2 知的財産権(IPR)
管理策
 知的財産権が存在する可能性があるものを利用するとき、及び権利関係のあるソフトウェア製品を利用するときは、法令、規制及び契約上の要求事項の順守を確実にするための適切な手順を導入することが望ましい。
(以下省略)

  ── 簡単に言えば、「人の物を勝手に使うな、使いたいなら許可とってから」といったところでしょうか。著作権法も絡んでいます。


15.1.3 組織の記録の保護
管理策
 重要な記録は、法令、規制、契約及び事業上の要求事項に従って、消失、破壊及び改ざんから保護することが望ましい。
(以下省略)
15.1.4 個人データ及び個人情報の保護
管理策
 個人データ及び個人情報の保護は、関連する法令、規制、及び適用がある場合には、契約条項の中の要求に従って確実にすることが望ましい。
(以下省略)

  ── 機密性のコントロールとも関連ありそうですが、組織の中にある情報は、守らなければなりません。


15.1.5 情報処理施設の不正使用防止
管理策
 認可されていない目的のための情報処理施設の利用は、阻止することが望ましい。
(以下省略)

  ── 情報処理施設(サーバ室等)の利用も限られます。


15.1.6 暗号化機能に対する規制
管理策
 暗号化機能は、関連するすべての協定、法令及び規制を順守して用いることが望ましい。
(以下省略)

  ── 暗号化に関しても、さまざまな決まりがあります。それらを守った上で使いなさいということですね。


15.2 セキュリティ方針及び標準の順守、並びに技術的順守
目的:組織のセキュリティ方針及び標準類へのシステムの順守を確実にするため。
(以下省略)

  ── 法令とは違って、組織内の方針や標準に関する順守の項目です。


15.2.1 セキュリティ方針及び標準の順守
管理策
 管理者は、セキュリティ方針及び標準類への順守を達成するために、自分の責任範囲におけるすべてのセキュリティ手順が正しく実行されることを確実にすることが望ましい。
実行の手引
 管理者は自分の責任範囲内にある情報処理が、適切なセキュリティ方針、標準類及びその他のセキュリティ要求事項すべてに対して、順守していることを定めに従って レビュー することが望ましい。

 レビューの結果、何らかの非順守を見いだした場合、管理者は、次を行うことが望ましい。
  1.  非順守の原因を特定する。
  2.  非順守が再発しないことを確実にするための処置の必要性を評価する。
  3.  適切な是正処置を確定して実施する。
  4.  とった是正処置をレビューする。

 管理者が実施したレビュー及び是正処置の結果を記録することが望ましく、また、その記録を維持管理することが望ましい。管理者の責任範囲に対して独立したレビュー(6.1.8参照)が実施されるときは、管理者は独立したレビュー実施者に対してその結果を報告することが望ましい。
(以下省略)

  ── 非順守、つまり、守られていないことが見つかったら、なぜそうなったのか、今後そのようなことが起きないためにどうするか、レビューが必要です。


15.2.2 技術的順守点検
管理策
 情報システムを、セキュリティ実施標準に関して、定めに従って点検することが望ましい。
(以下省略)

  ── 情報システムは、専門家による点検が必要です。あまりよく知らない人が行うのでは、意味がないので注意が必要です。


15.3 情報システムの監査に対する考慮事項
目的:情報システムに対する監査手続の有効性を最大限にするため、及びシステムの監査プロセスへの干渉及び/またはシステムの監査プロセスからの干渉を最小限にするため。
(以下省略)

15.3.1 情報システムの監査に対する管理策
管理策
 運用システムの点検を伴う監査要求事項及び活動は、業務プロセスの中断のリスクを最小限に抑えるために、慎重に計画され、合意されることが望ましい。
(以下省略)
15.3.2 情報システムの監査ツールの保護
管理策
 情報システムを監査するツールの不正使用又は悪用を防止するために、それらのツールへのアクセスは、抑制することが望ましい。
(以下省略)





  ── JIS Q 27002については、今回で終了です。


■情報セキュリティアドミニストレータ徹底解説本試験問題(2007)
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最終更新日  2007年09月11日 09時28分16秒
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