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2002年12月11日
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8年に一度、初夏になると現れて一定の速度で歩き過ぎる
白い<巨人>。 唯一の身寄りであった姉を生贄として
<巨人>に踏み殺され、復讐を誓いながら悉く失敗し、
老人となってしまった主人公を描いた表題作の他、二つの
村を結ぶ峠に出る物の怪「わらし」、十六時間ごとに
過去に戻ってしまう男「千日手」など、SFらしい色と
不思議な雰囲気の漂う短編集です。

著者の初期作品ということで、多少洗練されていない部分も
ありますが、当時の良くも悪くも若々しい作風が今とは

幾らか手直しが入っているとは言え、他の短編集に収録
されている作品が数編入っているため、既に読んだものが
あると損したような気分になるので注意(笑)





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最終更新日  2003年03月25日 15時12分58秒
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