イトメグ編集長の「元気のもと!」

イトメグ編集長の「元気のもと!」

PR

×

Calendar

Profile

イトメグ

イトメグ

Category

Freepage List

Mar 16, 2011
XML
カテゴリ: 日記
この度の大規模な震災で、実際に被害に遭われた方々、その安否を心配されていらっしゃるご家族や会社の方々、そして家族と連絡をつけられずに不安な日々をお過ごしの方に


今日現在、午後には少し携帯電話が通じやすくなりました。
昨日までは、電気があっても電波がなく、何もできませんでした。
午前中は仙台方面へ車を走らせて、電波状況の良いところまで移動しましたので
一部、直近でお約束をしていたお客様と連絡を取り合うことができ、
また電話が通じない方で、近場のお客様先へは少し訪問することもでき
お声をきき、お顔をみて、少し心が落ち着きました。
とはいえ、まだ連絡が取り合えない方もおり、不安がぬぐえません。



当日、あの地震の時間、事務所で1人で仕事をしておりました。
地震の揺れが徐々に大きくなったので、事務所の窓を開け、事務机の下にもぐって
落ちてくる書籍や書類を見ながら、
「今回こそ絶対に津波がくる」となぜか思いました。

余震は少し続いていましたが、事務所は幸いにも高台にあるので、
揺れる度にロッカーから落ちてくる書類をロッカーに押し戻して目張りをし、
ガスの元栓を閉めたり、
電気のブレーカーや分電盤を下げたり、会社の貴重品をまとめたりと、自分ではないような感覚になるくらいキビキビ動き、車で3~5分ほどの、塩竃の高台にある自宅へ戻りました。
本来は、津波前の車移動は危険極まりないのですが、なぜか移動してしまいました。動揺したのですね。危ない。

アパートの駐車場の車の中で一晩を過ごしましたが
七ヶ浜はずっと津波のサイレンが鳴りっぱなしで、

「七ヶ浜に戻ろうか」「事務所は高台だから大丈夫だろうけど、橋は決壊しないだろうか」(3本の橋で陸とつながっている町なので心配です)、「自宅にいるはずの犬たちはどうしよう」「浜辺の人は避難したのか」と次々思考してその場から動けなくなりました。

気づけば、アパートの下の川沿いの道まで、水が氾濫しているらしき様子も見えました。
案の定、流された大きなボート(ヨット?)が道沿いの店舗にぶつかっていました。

その上、夜には新港方面の石油精製所から爆発音が聞こえ、空が真っ赤になり、
サイレンの音はいっそう大きくなり、一晩中鳴り続け、なんだか地に足のついていない、フワフワした感覚です。


自宅の数十メートル手前には津波の爪痕が残されており、小学校の前の田んぼは
一面が海のよう。あるはずのない場所に、どこかの家そのものや、屋根やがれき、生活用品までもが流され漂着しています。悲しくて涙が出ました。


地場の惨劇を知ったのは、電気がとおるようになった一昨日の夜です。
テレビには信じられない光景が映し出されていました。


とりわけ、報道は多くされていませんが、
多賀城市の産業道路沿いや、45号線沿いの状況を人づてに聞き、ますます不安が募ります。

塩竃の海沿いへは歩いて行きました。車では行けません。
多賀城市は父からの情報で知りました。45号線まで津波がくるなど、
想像もしていませんから、驚くばかりです。

汐見台南から、七ヶ浜町の菖蒲田浜を見下ろすと、普段ならみられないはずの
防砂林の植え込みが見えます。
あるべき家々はなくなっていて、泥に埋もれた平地になっていました。
花渕浜の状況が分からず、松ケ浜の状況も分かりません。
水が引けて、道路を遮っている漂着した家やがれきがなくならないと
小さな町でありながら、見に行く術がないのです。


何より状況を見に行っている最中に再び津波が来たら、と思うと怖くて見にいけません。

徒歩で、同級生の実家を訪ねて回りました。
本人は地元を出ているためにいないことは分かっていますが、友人の家族がちゃんと無事でいるか、家の中の片付けなどの人手で困っていないか心配だからです。


石巻市や、地震のひどかった栗原市、東松島市など、
知っている方々のお住まいになっている状況も、ご本人の安否もまだ把握できていません。


ライフラインの復旧は、地域により随分差があるようです。
仙台市内の知り合い宅にとどまっている友人の話によれば、仙台市街でも
ガスはまだ復旧していないけれど、電気、水道はOkとのこと。
電気復旧が早かったため、オール電化のマンション住まいの人は翌日には通常生活に戻っていて、お風呂も入っていたと聞きびっくりしました。
富谷町も、電気、ガス、水道共にOKだそうです。

ちなみに、元気ポートの事務所は、電気のみOk。
でも、昨日の時点では、元気サポートのある汐見台地区のみで、他の地区は停電です。
ガスや水道の復旧にはしばらく時間がかかるでしょう。

何より、仕事の上では電話、FAX、郵便の通信媒体の復旧が必要です。


つくづく、文明の力に依存して、何とも心許ない環境で仕事をしていたのだと気づかされます。仕事をしていたのではなく、仕事をさせてもらっていただけなのですね。

仕事面で、具体的に様々な現実が目の前に突きつけられるのは、
来週以降になってくるのでしょう。

噂では、コンビニの物品強盗や、レジ強盗、ガソリンの抜き取り行為も出ていたようですが、
電気の復旧と共に、こうした犯罪が減れば良いなと思います。


私の生まれた年に宮城県沖地震があり、その後、物心ついてからずっと
99%の確率で、再び宮城県沖地震が起こると言われながら育ってきました。
特に近年は大きな地震も多かったので、過剰に反応するようになっていました。
今回の地震が宮城県沖地震だとするならば、ようやくあの呪縛から解き放たれるのかと
思い、そう考えたら少しがんばるぞ!と気合いが入りました。



松島と塩竃にあるお客様が奇しくも同じことをおっしゃっていました。
どちらも店舗が水没してしまいましたが、従業員さんたちは無事。
「命があるだけで幸い。仕事は、一から始めるのも悪くないって、社長と話していたところだよ」と気丈にも元気な声でおっしゃっていました。

阪神大震災の以後、何年もかけて被災地の皆さんが力を合わせて地道に
復興されたように、
宮城も、東北も、これからです。これから。

がんばりましょう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Mar 16, 2011 06:00:48 PM
コメント(2) | コメントを書く
[日記] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Comments

ペット総合サイト @ アクセス記録ソフト 無料 楽天 アクセス記録ソフト! http:/…
イトメグ @ Re[1]:携帯電話(04/22) 村上利雄さんへ DMを送るくらいのこと…
村上利雄@ Re:携帯電話(04/22) ダイレクトメールお送りいただきありがと…
ニシメグ@ Re[1]:震災3.11 宮城七ヶ浜から(03/16) >大塚事務所 木村さんへ 会社宛にメ…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: