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2009.10.08
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カテゴリ: トクサツ(特撮)
10月8日木曜日。
仕事上の義務として毎日読んでいる日経新聞をめくる手が止まりました!!
なんと紙面一面に「ウルトラマン」のデザイン画が。
まさか日経でこれだけ大きく「ウルトラマン」を見る日が来るとは思いませんでした。
もちろん広告ではなく、記事としてです。

タイトルは『成田亨の美しい宇宙人-ウルトラマン誕生秘話』
「日経アートレビュー」のコーナーで美術作品として取り上げられたものでした。

※クリックで拡大:
成田亨の美しい宇宙人


内容は、成田亨氏が円谷プロの金城哲夫氏から『かつてないほど格好よく、美しい宇宙人をつくってくれ』という依頼に基づいてウルトラマンのデザインを引き受けたこと。

成田氏のおいたち、子供のころのけがで手が不自由になったこと、美術学校を経て、ゴジラのミニチュア製作で特撮映画にかかわったこと、そしてウルトラQの怪獣デザインに携わり、ウルトラマン、ウルトラセブンや怪獣たち、制服から乗り物までのデザインを生み出すまでが語られていました。
その文面には、芸術仲間は離れていっても、「子供番組だからこそ手は抜けない」として、「実在の動物の巨大化でなく創造性」「奇形化はしない」「血を流すなど生理的に不快なものは作らない」という3原則を守り、真摯に取り組んだ氏の姿勢が、きっちりと語られていました。

セブン中盤で降板されたので、もちろんその後のウルトラマンのデザインには無関係であるにもかかわらず、後にはラインが追加されたり、角がつけられたりコミカルなCMに出演したり、純粋な芸術家としてはさぞかし不本意だったかと考えさせられます。
そもそも「カラータイマー」もストーリー上の制約からついたものでしょうし、怪獣たちも元のデザインに現場の美術スタッフが急場しのぎで追加・変更したものも多かったと思います。

私思うに、成田氏は芸術作品を生み出した思いでしたが、実際は「商業デザイン」の仕事であったという誤解。
芸術というより「工業製品のデザイン」に近かったのだと。
逆に言えば、「商業デザインにおける創造性・芸術性の地位自体が低く見られている」ことが問題なのだと思うのです。

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Last updated  2009.10.12 19:54:53
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