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2008.12.17
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カテゴリ: 株式投資


2008年 12月 16日 18:48
[東京16日ロイター]

 円高の進行が輸出企業の経営環境を一段と悪化させている。自動車、電機メーカーの多くが下期のドル/円を100円で想定する一方、足元のレートは90円前後で推移。急激な為替変動に即効性のある対処方法はなく、今の水準がこのまま続けば多くの企業が再度の業績下方修正を迫られかねない。


 自動車メーカーの中で為替変動の影響が最も大きいトヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)は、ドルに対して1円円高が進むと営業利益が年間400億円目減りする。同社は11月上旬に2009年3月期業績見通しを下方修正した際、下期の営業利益をほぼ収支均衡の180億円と見ていた。その後も世界的な自動車販売の落ち込みに円高が追い打ちをかけ、関係者によると、下期は営業赤字に転落する可能性が強まっている。


 ホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)も今年度3回目の下方修正がほぼ確実な情勢だ。同社は1円の変動で営業利益に年間200億円の影響を受ける。近藤広一副社長は「(事業環境は)日に日に悪化している。(10月末に示した通期業績予想を)守るのは至難の業になってきている」
(近藤広一副社長)と話す。


 電機ではソニーが10月23日に業績予想の下方修正を発表した際、08年度下半期の想定為替レートについてドル/円100円、ユーロ/円140円としていた。ただ、その時点でもドルが98円程度、ユーロが125円程度と想定よりも円高で推移していたため、同社は、そうした為替水準が続いた場合、2000億円の通期営業利益予想が900億円程度さらに下振れする可能性を示唆していた。


 同社は今月9日に1万6000人規模の人員削減を発表したが、その際も、実際の為替水準が想定以上の円高で推移していることを受け「営業利益がさらに900億円下振れする可能性があるというポジションは変わっていない」(原直史・業務執行役員SVP)と説明した。





各社の下期想定レート(円)1円変動による営業損益への年間影響額(億円)

      ドル      ユーロ      ドル      ユーロ

トヨタ     100     130      400    60

ホンダ    100     135      200     30

日産自     100     135      145    25

スズキ     95     125       18     17

三菱自      95     125       30     7

富士重    100     135       27      2

マツダ     100     140       27    15

パナソニック 100    125     13(下期)  8(下期)

ソニー    100    140       40     75



東芝  100     150     輸出入で相殺  輸出入で相殺

日立製作所  100    130      21(下期)  5(下期)

NEC  105    140       4(半期)  2(半期)

富士通  100    125       6(下期) 1─2(下期)

 (ロイター日本語ニュース、久保 信博記者;編集 田巻 一彦)


http://jp.reuters.com/
http://jp.reuters.com/investing/news





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最終更新日  2008.12.17 00:52:31


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