町はずれの宿屋「雨やどり」(小説BLOG)

町はずれの宿屋「雨やどり」(小説BLOG)

October 16, 2005
XML
カテゴリ: 小説<breaker>
姉のプロレス技はまだ続いていた。

しかし姉はしっかり寝ている、そしてなお梨々亜の苦痛は続く・・・
(梨々亜ちゃん、苦労してるなぁ・・・・天然の姉を持つとこうなるのか・・・)
「ふぇ・・・ジン君、今すんごい失礼な事かんがえてなかった~?」
「ぉ、目覚めたか(相変わらず鋭いな・・・・寝ながら読心か・・・)、おはよう~」
「それはいいから、早く技といて、早く!!」
「あ、梨々亜、ごめんごめん~」
技をといた瞬間、梨々亜はのびてしまった・・・・・・

「パリンッ」
「え?向こうの部屋?窓が割れたの?ちょっと見てくるね」
梨々亜が向こうの部屋へ行った。
「一人じゃ危険だろ、俺も行くよ。」
そして部屋には瑠璃一人・・・・、
「・・・・・・私はどうでもいいの、私は一人でも安全ってことですか?確かに最上級エレメントだし、この前なんか雷の能力使えるようになったけど、もうちょっと心配してくれても・・・・・って聞いてない・・・」
次プロレス技かけるときは雷の能力も加えようと思った瑠璃だった・・・。
「これ、石?なんで・・・・え?」
窓の外ではあちらこちらから睨むような目で見る人たちがいる。
「梨々亜ちゃん、能力者を嫌う人が多いってこの前言ったよね?多分あの騒ぎで俺と瑠璃ちゃんが能力を使うところを見られたんだよ・・・」
「そんな・・・・・・」

「そうですか・・・・・」
「他の町の宿屋でも行く?俺ずっと放浪生活だったから色々宿は知ってるんだが」
「それなら、プライベートの別荘へ行きましょう、リーネタウンの海岸沿い辺りです。そこはリーネタウンから少し離れているし、静かだから暮らすにはちょうどいいと思います。」
「一体何個別荘もってるんだ・・・・・(-ω-;)」
「5個ですよ( ‥) ?」

「お姉ちゃん~」
「何~?」
少しふくれた顔をしながら姉が登場した。
梨々亜はさっきの話を瑠璃に話した。
「そう・・・・・じゃあもうココには住めないのね・・・・。リーネタウンに行きましょうか・・・・」
「じゃあさっそく荷物をまとめよっか、手伝うよ」
・・・・・20分後・・・・・
「やめて、姉さん、私を袋に詰め込まないで、私は荷物!?」
「あら、ごめんなさい、てっきり荷物と思って」
(姉さん・・・・・絶対わざとだ・・・・・)
・・・・・さらに20分後・・・・・
「荷物まとまりました。」
「それじゃあ出発するか・・・・」
「レッツゴ~♪」
「姉さん・・・・そっち逆・・・・・」
(ほんとに大変な姉を持つと苦労するな・・・・)
「ジン君、何か言った?」
「ぃゃ?何も^^」
しかし、そんな陽気な会話はあまり続かなかった・・・・
「みんな睨んでるね・・・・・」
「怖い・・・・」
周りの住人は恐れと憎しみを込めて3人を睨んでいた・・・・。その視線は町を出るまで続いた・・・・
「歩きながら、暇つぶしに能力の話もう少ししとこうか。」
「はい、お願いします。」
「え~、もう覚えきれないよ~。」
(多分お母さんがまじめな人でお父さんが天然バカだったんだな・・・)
「ジン君、今何考えてた?¬ェ¬=)oジィー・・・」
「ぃゃ~、何も?(その割にはえらく鋭いんだよな・・・ただのバカじゃない・・・)」
「ただのバカとか考えてたでしょう!!」
「うん・・・・いや、そんなことないよ(^^;」
「考えてたんだ・・・・・仕方ない、試してみるか・・・・」
「ちょ・・・・俺にもやるのk・・・・プロレス技は・・・・やめ・・・・・雷の能力までつけな・・・・・ぎゃあぁぁぁぁぁ」
*****道端で10分休憩*****
「それじゃあ話を戻して能力の説明をしようか・・・・」
「はい」
「は~い」
「まずエレメンターの数、最上級、特殊も含めて今のところ70人ほどと言われている。普通のエレメンター50人、ダブルエレメンターが10人ぐらい、最上級は固定6人、特殊は分からない、特殊が見つかったという情報は全然入ってないから・・・・」
「エレメンタルマスターがいるから、現在進行形で今も増えているんですね・・・・」
「そういうこと、ただ100人に一人ぐらいにしか能力は付与できないから、今から能力を回収していけば十分間に合う、それじゃあどの能力がどれくらい珍しいか、まず一番多いのはただのエレメンタル、次にダブルエレメンター、特殊と最上級エレメンターは同じぐらいといわれている。ダブルエレメンターは能力を同時に使えるけどどちらの能力もかなり極めないと使えないみたいだ。最上級エレメンターは全部の能力を持ってるから、もちろんエレメンターを同時に使うことはできるよ、使いこなせればだけど」
「へぇ~、最上級エレメンターってすごいんですねぇ♪」
「いや、瑠璃ちゃんも最上級エレメンターだから・・・・・」
「あ、そうでした♪」
(自覚なかったのか・・・・・さすが天然系・・・)
瑠璃の体を雷の力が覆う・・・・・
*****10分休憩*****
「エレメントは7種類あるのは説明したよね?炎>水>土>雷=鉄>重力というように炎の能力者が一番多くて重力が一番少ないんだ。」
〆(.. )カリカリッ!!梨々亜はメモをしている。
(=゜∇゜)ボー。瑠璃はボーッとしている。
(世界不思議発見・・・・・・ここまで違う姉妹ってのもいるんだな・・・・)
*****15分休憩*****
「ジン君、大丈夫ですか?」
「さっきのは本当に殺されそうだった・・・・」
「下手なこと考えると姉さんに殺されますよ?あまり心に出さないようにしてくださいね」
「梨々亜~?何か言った?」
「ぃぇ、何も^^;」
「そういえば迅って名前がカタカナになってるね」
「それは多分作者がジンを漢字に変換する時奥のほうにあるからめんどくさいからついついひらがなに」
「それじゃあもう少し能力について説明しようか、能力にはレベルがあるって言ったよね?」
「はい」
「そだったっけ?」
(・・・・・・・・)
「まずレベル1で体の一部にその能力をまとうことが出来る。レベル2になるとそれを変形させることができる。レベル3になって放つことができて、レベル4で一定範囲内に自由に能力を出すことができる。レベル5はそれぞれだよ。美沙とかいう女が使ったメタルレインというのは、レベル2と3の複合技、大量の鉄弾を放つレベル3と弾の先端をとがらせて変形させるレベル2を合わせた技」
「覚えきれないよ・ω・`・・・じゃあ私のこれは雷のレベル1ね・・・・・」
と言いながら雷を手にまとい、梨々亜に当てる・・・・(ぇ
「やめ、姉さん、私で実験するのは・・・・おねが・・・・やめてぇぇぇぇ」
「レベル3になると雷も放てるようになるけど、少し違うのは弾じゃなくて放電するようなところかな、そこら辺、能力によって微妙な違いはあるよ」
「ジン君の重の能力はどうなってるんですか?」
「俺はレベル1が手に重力をまとう技、レベル2が重力の形をある程度変えられる、レベル3で重力の弾を放てて、レベル4で周りの重力を自在にあやつれるようになる。レベル4は自分の体も重力であやつれるから、早く移動したいときに便利かな、空も飛べるし、ほら・・・・」
瑠璃は目を輝かせた。
「うわ、楽しそう~♪」
「この重い荷物もこの能力で軽くさせれば、ほら・・・・」
「あ、軽くなった・・・・・あ・・・・もしかして今まで自分だけ荷物軽くして・・・・・」
「へぇー、ジン君一人だけ荷物軽くしてたんだ~♪」
「やべ・・・・・・プロレス技は・・・・頼む・・からやめ・・・・(ほんとは体力だいぶ使うから普段は使わないんだけどね・・・・)」
*****10分休憩*****

「ここですよ~」
「またまた立派な別荘で・・・・・・」
プライベートビーチまでついたその家はとても豪華だった・・・・・
「荷物、置いてきましょうか。」
「うん、そうしよう~♪」
「じゃあ俺はリーネタウンの宿に置いて来るよ」
「あ、あの、とてもお世話になったし・・・・その・・・・お父さんとお母さんの部屋空いてるし・・・・」
梨々亜は少し顔を赤くしている。
「一緒に暮らそうよジン君♪」
「姉さんΣΣ(・ω・;)もう少し言葉を選んで!!平然と何を!?」
(わざとだろうか・・・いや、天然で言ってるんだろうな、瑠璃ちゃんは、ってか女の子2人と1つ屋根の下で、そ、それは嬉しいけどいけないような・・・)
「大丈夫大丈夫、そんな事気にしないから、いつまでも泊まってって♪、それに5万7000円じゃ1週間も宿屋に泊まれないでしょ^^」
(今の全部読まれてたか・・・・てか、何で俺の財布の中身しってんだ!!)
「それじゃあ、お言葉に甘えて・・・・・」
「じゃあ新しい住人にお祝いパーティしよ~♪」
「姉さん・・・・・・」
「お、おおげさな・・・・・」
「さっき冷蔵庫みてきたけど、中にはあまり食材入ってなかったから、姉さん買ってきてくれる?私は下準備してるから」
「じゃあ俺も一緒に行くよ、たくさん入りそうだし」
「デートデート♪」
「えっ・・・・・」
ジンは顔が赤くなる、こういうのには免疫のない男だ・・・・
「じゃあ行ってきま~す♪」
「いってらっしゃい」
リーネタウンに向かう2人を、梨々亜は半分悲しそうな顔をして見送った。

続編に続く(笑)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  November 1, 2005 01:26:22 AM
コメント(1) | コメントを書く
[小説<breaker>] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Profile

いつも東へ

いつも東へ

Comments

ゆう@ とうとう出ちゃったね うわさは本当だったよ。 <small> <a hre…
周護 @ ファイト! 頑張って下され~! 応援してますじゃ~!
周護 @ バトンありがとうですじゃー! バトン返答ありがとうですじゃーw あ…
D-free @ はじめまして。 1話から3話まで拝読させて戴きました。続…
周護 @ 第二部読みましたですじゃw 第二部読みましたですじゃ~w うんうん…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: