町はずれの宿屋「雨やどり」(小説BLOG)

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October 16, 2005
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カテゴリ: 小説<breaker>
リーネタウンには市場が出ていた。
「ジン君、こっちこっち、こっち行こうよ~♪」
いつの間にか瑠璃は腕を組んでいた。
「いや、腕組むの・・・・ちょっとはずかしいというか、えと・・・・うん、そっちね」
なされるがまま、本当に免疫のない男である・・・・
「おや、瑠璃ちゃん、いつ来てたんだい?大きくなったね~、隣は彼氏?」
「さっき町についたんです、彼は戎道 迅君って言うんですよ~」
「腕組んじゃって、熱々ねぇ~。」
「ちょ・・・・別に俺達は・・・・・」

瑠璃が積極的すぎる気もするが・・・・
「お父さんお母さんと梨々亜ちゃんは元気?トマト5つ、みんなで食べてね、もちろん彼氏君も一緒に♪」
「はい、元気ですよ、トマトありがとうございます^^」
彼女はトマトを受け取る時、少しだけ顔を曇らせたのを、迅は見逃さなかった。
「ただいま~、梨々亜~今帰ったよ~♪」
「おかえ・・・・姉さんΣ(-x-;)いつの間に腕組んで歩くような関係に」
「いや、これは違・・・・」
「買い物中ずっと組んでたよ~♪」
(姉さんみたいに天然になりたい・・・・)
「それで、材料買ってきてくれた?」
「うん、もちろん^^」

「ん?」
「週刊少年ジャンプと少年サンデーは頼んでないけど・・・・・」
「ごめん、つい間違えちゃった♪」
(確信犯だ・・・・・絶対わざとだ・・・・)
「それじゃあ料理始めますね。」

「あ、ありがとうございます、じゃあまずネギを切って鶏肉をぶつ切りに」
「私も何かする~♪」
「姉さんはジャンプとサンデー読んでて、それが一番ありがたいお手伝いだから^^」
「は~い♪」
(しっかりした妹だ・・・・・姉を完璧に理解している)
トントントントントン・・・・・綺麗なリズムが鳴り響く
「ジン君うまいですね」
「ぃゃぃゃ、それほどでも」
「あ、塩お願いします。」
「はいよ」
「こしょうお願いします。」
「ほい」
「3分はかってください」
「あぃよ」
瑠璃はジャンプを見るフリをしながらずっとその様子を見ていた。
テーブルには豪華なものが並んだ。
「・・・・・・酒まであるぞ」
*****20分後*****
「ジン君、付き合って~」
「(゜゜;)エエッ」
「姉さんお酒飲んでる・・・・・しかもラム酒・・・・」
「瑠璃ちゃん・・・・・・」
「はなさないっ」
「Σ(- -ノ)ノ お姉ちゃん」
「ジン君・・・・・付き合ってくれる?」
「え・・・ぃゃ・・・・その・・・・」
「お姉ちゃん、ジン君困ってるし、そろそろはなしてあげて・・・・」
「Zzz........」
「お姉ちゃん・・・・・・」
「瑠璃ちゃん・・・・寝てしまったか・・・・・いや、びっくりしたよ、あはははは」
梨々亜はふと、ほっとした顔をもらした。
「瑠璃ちゃん寝かせてくるね」
「えっ、あ、はいっ」
瑠璃を部屋のベットまで連れて行く。中々はなれない瑠璃には重の力を使わざるをえなかった。
「こんなところでグラヴィティインパクトを使うとは・・・・」
「うぅ・・・・・・」
食卓に戻ると梨々亜が泣いていた。
「ちょ・・・・梨々亜ちゃんどうしたの?」
手にはグラスが、側には空になったラム酒のボトルがある・・・・
(飲んだな・・・・・)
「ジンさん、何でお父さんとお母さんが殺されなくちゃいけないの、何で・・・・能力者というだけで・・・・」
「梨々亜ちゃん・・・・・」
「好きで能力者になったわけじゃないのに・・・・何も悪いことなんてしてないのに・・・・」
そう言いながら抱きつく・・・・・
(酔って抱きつく所は姉の血が流れているのか・・・・それにしても辛かったんだな、やっぱり・・・・)
「すぅーすぅー・・・・・」
「そしてそのまま寝る所も一緒か・・・・」

窓から朝日が差し込む。
「あれ、朝・・・・・あっ・・・・」
寝ぼけながら昨日のことを思い出す・・・・姉さんをジン君が寝かせにいって、私がお酒飲んじゃって・・・・確か愚痴こぼしてて・・・・あ・・・・
「ん?おはよう梨々亜ちゃん」
「えっ、あっ、えと、おはようございます、その・・・・昨日のことは・・・・」
「あ、覚えてたんだ、いいよ昨日のことは気にしなくて^^」
「いえ、本当にすいません。」
「もうすぐ昼かな、今作るから今日はゆっくりしててね」
「いえ、私も手伝います、あら?」
テーブルの上は片付いていた、昨日のパーティーの片付けは既に終えてしまったらしい。
「いいよ、今日は俺がするから、パーティーのお礼もあるしね^^」
「もっかいパーティーの続きしよ~・・・・・」
寝ぼけた事を言いながら瑠璃が起きてきた。
「おはよう姉さん」
「おはよう~♪おぉ、ジン君が作ってくれるの!?」
「うん、今日は座っててね~」
*****10分後*****
2人は絶句していた・・・・・
「おいしい・・・・・・」
料理が出来るというチャームポイントを持っていかれた梨々亜は感嘆と同時に落胆していた。
「ジン君、何でこんなに料理得意なの?」
「いや、ちょっとバイトで料亭とかホテルのパティシエとか色々やってただけだけど」
「料亭・・・・ホテル・・・・パティシエ・・・・・」
「それじゃ、それ食べたら能力回収行ってみようか。」
「はいっ♪」
「はい」
「そういえばね、リーネタウンにも一人能力者いたよー」
二人は同時に声あげる
「(゜゜;)エエッ」

第3話終了。





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Last updated  October 30, 2005 11:48:39 PM
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ゆう@ とうとう出ちゃったね うわさは本当だったよ。 <small> <a hre…
周護 @ ファイト! 頑張って下され~! 応援してますじゃ~!
周護 @ バトンありがとうですじゃー! バトン返答ありがとうですじゃーw あ…
D-free @ はじめまして。 1話から3話まで拝読させて戴きました。続…
周護 @ 第二部読みましたですじゃw 第二部読みましたですじゃ~w うんうん…

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