2012年01月03日
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カテゴリ: 世相雑感
 オウム真理教関係特別手配被疑者平田信が逮捕された。それも、本人が出頭しようとして電話をしても相手にされず、警察庁に出向いても信じてもらえず、交番に赴いて漸く逮捕してくれたという。懸賞金二口計500万円を賭けているほどの被疑者であるにもかかわらず、本人が出頭してさえも見逃してしまうという、それも一度ならず二度までも見逃すという大失態は日本警察の捜査能力が大幅に低下していると言うことを雄弁に物語る。

 警察に緊張感がないのは明かだ。目星を付けて黒と決めた場合は物的証拠が足りなくても状況証拠だけで告訴に突き進むという検察の姿勢を受けて警察も張り切るが、今回のように想定外の状況では全くといって良いほど対応能力がない。日本人共通の欠点なのかも知れない。とっさの時の対応能力は期待できないということを全世界に暴露してしまった。

 今回、電話を受けた警官や直接対応した警官は部内的にはそれぞれ厳しく指導を受けることだろうが、対外的には想定外の事態でありやむを得ないという姿勢を取ることだろう。







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最終更新日  2012年01月04日 17時49分04秒
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