いわぴいのドラマ日記

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October 30, 2005
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テーマ: 『義経』(333)
カテゴリ: ドラマ
弁慶 義経 の屋敷の襲撃は実行されてしまいました。実行犯の土佐坊は口にはしませんでしたが、鎌倉が差し向けたことは明らかな事実として 義経 の胸に深く刻まれたことでしょうね。若貴兄弟の確執でもあるように兄弟の争いって言うのはここまで泥沼化してしまうんでしょうか?今まで再三書いてきたようにお互いの甘えた気持ちのせいなんでしょうか?夜討ちを受ける前に「身内はいないと思うと心が休まる」という 義経 の言葉が重く感じました。

 鎌倉は伊予守に任官された 義経 の力をそぐために鎌倉方の地頭を伊予国に派遣することにしましたよね。でも、これは 義経 を誘い出すためのわなだったのではないかと思うのは僕の邪推でしょうか?鎌倉で政子が頼朝に進言したように人は飢えると牙をむくものだと思います。鎌倉の力を恐れて諸勢力が 義経 に味方しないことを考慮に入れた上での、もしくは裏工作が完了してからの地頭派遣だったとすると頼朝の政治力はこの時点で後白河法皇のはるか上をいっていたのではないでしょうか?先に梶原景時を派遣したのもその裏工作をすることが目的のひとつだったかもしれませんね。裏工作の不得意な 義経

 今日は行家も今までで一番活躍していたような気がしますね。 義経 の屋敷に怪しい人影があることを聞きつけて毎晩見張りを欠かさず、 義経 の加勢に現れたときは、はじめて彼が救世主に見えました。頼朝に対する態度をはっきりさせろという彼の言葉は頼朝への憎しみもさることながら 義経 に対する温情の言葉でもあったような気がします。ただ、最後に頼朝追討の軍勢を集め切れなかったところは行家の人徳と能力の無さが露呈してしまったような気がしますね。行家と組まざるを得なかったところに 義経 の運命の悲劇が隠されていたんじゃないかと感じてしまいました。

 ともかく、鎌倉の夜襲を受けて、頼朝と敵対するために頼朝追討の院宣を受けた 義経 でしたが、自分の軍勢の少なさと故郷でもある都を焼け野原にすることが忍びなく京を去ることを決意してしまいました。戦上手の彼なら間違いなく選ぶ道であったことでしょうが、これから流浪の日々を送らなければならないと思うと辛いですよね。来週は最愛の女性・静御前とも別れなければならないことですし、最終回に向けてしばらくは辛い展開が続きそうですね。


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最終更新日  October 30, 2005 08:58:42 PM コメント(11) | コメントを書く


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