いわぴいのドラマ日記

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November 6, 2005
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テーマ: 『義経』(333)
カテゴリ: ドラマ
 今日は泣けました~。京の都を火の海にしたくないとの思いから都落ちを決意した義経でしたが、その決断があだになってしまいましたね。義経が都落ちをするや否や、後白河法皇は頼朝にすりよるようになってしまいました。法皇の弱腰を知った頼朝は義経追捕のために全国に守護・地頭を置くことを法皇に要求し、その要求を拒ませないために 北条時政

 九州へ向かう船が難破した後、京の都へ戻る途中でその話を聞いた義経の信じられない気持ちはなんとなくわかります。落ち延びるときにもあれほどよくしてくれていた後白河法皇が裏切ったわけですから、義経の心中は穏やかではなかったことでしょう。ただ、今日の義経は一の谷の合戦のときにだまされた宗盛と似た感じがしたのは僕だけでしょうか?大体数々の謀略によって現在の地位を築いてきた後白河法皇を安易に信用する義経の幼さがこの逃避行の失敗だったような気がしました。しかも、自分が落ちのびたあとの頼朝の動向には全く考えが及んでいないというところも統率力にかけた部分があったと思ってしまいますね。

 西国に逃げられるという風に簡単に考えたことも今回の失敗の原因でしたよね。船の上で知盛の亡霊に悩まされた挙句、最終的に海を渡ることも出来なかったわけですし、もともと平家のゆかりの土地だったところを平家を討ち滅ぼした張本人が治めるというのはどう考えても無理があるような気がします。九州ということだったので、鎮西八郎為朝が治めた土地だったということなんでしょうか?それなら合点がいく話になってきますが、実際はどうだったんでしょうね。

 義経の浅はかな考えはさておき、そんな主君に必死でついていこうとする郎党と静かの姿には涙が出てくる思いでした。船がばらばらになって散り散りになったときに、追討令も出ていることですし、弁慶以外の郎党は義経を見捨てることが出来たはずです。それでもなお、義経を探し出し危機を救う姿には本当に感動しましたね。人というのはここまで人を信用できるものなのかと。弁慶も義経から全くはなれずに、主君とその恋人を守り続けていました。

 何よりも静が義経を思う気持ちの強さはよかったですね。船が難破して浜に打ち上げられたときも気がついたときには義経の身を真っ先に案じ、そのあとで義経が守ってくれた大切な笛のことでお礼を言うところなんかはたまらない気分でした。そして、都への道が閉ざされたことを知った彼女は義経の足手まといになることを恐れて吉野から京に戻ることを決意します。それが永遠の別れになるということも知らずに・・・。よく知られている話ですが、こうして一年間見てくるとやっぱり静と義経の別れはつらいですよね。どうにかして二人を寄り添わせてあげたいと思うんですが、それはかなわない夢でした。来週は、静は鎌倉方にとらわれてしまうことになりそうですね。義経も危ない目にあいそうですし、来週も一瞬も目が離せない展開になりそうです。

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最終更新日  November 6, 2005 09:03:28 PM コメント(7) | コメントを書く


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