いわぴいのドラマ日記

いわぴいのドラマ日記

December 17, 2005
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カテゴリ: ドラマ
 最後の最後で最高の 堀北 青春アミーゴ 」では「2人で1人」でしたけど、このドラマは3人で1人だったのかもしれませんね。

 今日は修二に最初から感情移入してしまいました。これから離れるとなるとやっぱりこれ以上仲良くなるのが辛くなっていくでしょうね。仲良くなればなるほど、別れるときにつらいでしょうから・・・。ドラマが始まったころの修二が避けていたことが現実になってしまったのかもしれませんよね。ただ、その辛さを乗り越えて信子と彰に引越しの話をしたときの修二は一体どんな気持ちだったんでしょうか?

 それを受け止めた信子と彰もやっぱり辛かったんですよね。話を聞いた信子は外に走り出して泣いていましたし、それを追いかける彰もやっぱり辛かっただろうと思います。ずっと3人で頑張ってきて、どんどん仲良くなってそんな時間がこれからも続いていくだろうと思っていたでしょうから・・・。どんな時間にも終わりがあるということを知るとき、人間の大きさというものがわかるのかもしれませんね。そういう意味では、一番辛いはずの修二のことを考えて笑顔で見送ってあげようとした信子と彰はやっぱりいい友達なんだなあと実感してしまいました。

 特に信子にとって修二は自分をいじめられっ子から開放してくれただけでなく、人気者にまでしてくれた大恩人ですから何でもしてあげたいという気持ちは尋常じゃなかったでしょうね。彼がいなかったら、それこそ自殺していたかもしれませんし、学校に来ることができなくなっていたかもしれません。増して、最終回のように学校中の人気者になるなんてことはありえなかったでしょうから。だからこそ、修二と彰の冗談を真に受けて巫女さんになって「野ブタパワー注入!」をやったときも彼女の真剣さが伝わってきました。修二を失うということは彼女にとって自分の体を失うのと同じくらいの衝撃だったのかもしれませんね。それでも、神社に駆け込んだときの「たのもう~!」には大爆笑してしまいましたが・・・(笑)

 信子は人間的にも本当に成長していましたよね。最初は人に受け入れられないとあきらめていた彼女が自分をいじめていた蒼井に学校に出てくるように頑張っている様子は本当に感動しました。きっと自分が同じことをされたらあんなことは出来ないですね・・・。それに修二に対して心から感謝を言うシーンなんかは涙が出てきそうでした。「これしか伝えられないのが辛い。今思っている気持ちが全部伝わればいいのに・・・」信子が心のそこから思っていたことだと思います。感動や感謝って言葉で言い表せないことって本当に多いですよね。そんなときのジレンマってうれしいんだけどもどかしいんですよね。信子自身、それを感じていたんじゃないかと思います。

 修二が「誰かのために何かするって言うことは自分を大切にしないってことなのかな?」という一言にははっとさせられましたね。彰が「もっと自分のことを考えたら」というのももっともですが、人のために頑張ることで自分を表現するという考え方もあるんですよね。今まで自分を隠して生きてきた修二でしたが、人を傷つけることは本当に少なかったと思います。そんな風に生きてきた修二だからこそ、誰かのために何かをすることに自分らしさを見出すことが出来たのかもしれませんね。彰が信子との公園のことを知ったときもいろいろと考えたんじゃないでしょうか?

 そして、初めて傷つけてしまったまり子へのお詫びもなかなかしゃれたものでしたよね。ずっといけなかった海のことを覚えていて、季節柄本当の海に連れて行くことが出来なくても海の雰囲気を出してあげることで彼女の痛みを少しでも和らげてあげられたような気がしました。ふられたとはいえ、まだ修二のことを忘れられないはずのまり子にとっては「絶対に忘れないと思う」くらい大切な思い出になったでしょうね。それに、まり子と信子が友達になったことも新たな収穫でした。だからこそ、信子は彰を修二の下に送り出せたんでしょう。個人的なことですが、まり子には「ずっと疑っていてごめんなさい」と謝らなければなりませんね・・・。許してもらえるでしょうか?

堀北真希 の演技力はずっと高いレベルでしたね。「 人間の証明 」は見てませんでしたし、「 電車男 」ではほとんど出番がなかったので、主役級での演技はどうかなと思っていたんですが、そんな不安を吹き飛ばして一気に上り詰めてしまったような気がします。演出の力もあるかもしれませんが、最終回で心なしか顔を上げて話したり、巫女さんで追いかけてきたときのまっすぐな表情には信子が変わってきた様子を感じさせてもらいました。それでいて、修二が「野ブタのおかげで人を好きになることがわかった」という場面で亀梨和也をまっすぐに見つめるところなんかは初めのころから全く変わっていないんですよね。信子の人格が乗り移ったような素晴らしい演技を見せてもらいました。巫女さん姿もすごくかわいらしかったですね。

 キャサリンからもらった幸福のお守りを3人ともプレゼント交換してしまったり、本当に3人は心から信頼しあえた仲間だったんですよね。「俺たちはどこでも生きていけるさ」と修二が最後に言っていたように、彼らの友情は永遠に続いてほしいですね。野ブタの笑顔と3人の友情が一足早いクリスマスプレゼントになってくれたような気がします。そういえば、結局バチは当たりませんでしたね・・・。

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最終更新日  December 17, 2005 10:46:18 PM コメント(48) | コメントを書く


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