いわぴいのドラマ日記

いわぴいのドラマ日記

May 19, 2006
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カテゴリ: ドラマ
 なんだか桂木以外の主要人物はみんなが詐欺の被害にあってるんですね・・・。黒崎は言うに及ばず、 氷柱 は叔父さんの事や父親のことで悩んでましたし、ゆかりも結婚詐欺に遭いましたし、早瀬さんも直接ではないですが事件に巻き込まれたわけですし、神志名にいたっては自分の名前まで奪われてしまったわけですから・・・。ただ、そのことがこのドラマに軽い影を与えて視聴者を惹きつけてしまうのかもしれませんね。

 まさかの告白から一夜明けて隣に住んでいることで氷柱の心は揺れっぱなしだったことでしょうね。玄関を出るときにもどうか黒崎と顔を合わせないようにと祈る 堀北真希 の表情はとてもかわいらしかったです。それだけに予期しない家賃未払いの催告書とそれに追い討ちをかけるような黒崎の立ち退き依頼は彼女を悲しませたんじゃないでしょうか?売り言葉に買い言葉で「なかったことにしてもらおうと思ってた!」と言ってしまった彼女ですがもちろん本心ではなかったでしょうね。一度は丸めて投げ捨てた催告書をもう一度拾ってしまったところなんかは、そんな手紙でも黒崎からもらった初めてのものだったという淡い感傷のようなものだったんじゃないでしょうか?「俺は一生 詐欺師 だ!」という黒崎の人生をそれ以上に重く感じていたのかもしれませんね・・・。

 そんな氷柱の気持ちはお構いなしに新しいシロサギを喰いに行く黒崎でしたが、今回はちょっとばかり大物でしたね。早瀬さんと何か関係がありそうでしたし、さらには神志名が追いかけているということでダブルブッキングしてしまったことも大きかったような気がします。加えて西木更津市で堂々と共済を謳って詐欺を働いていると言うことで黒崎も立ち回り方が難しかったんじゃないでしょうか?

 今回のターゲットである佐田が共済で多額の資金を集めていることに目をつけた黒崎が ファンド マネージャーを語って、つぶれるはずの信用金庫の買収を持ちかけたのは見事でしたね。資金の隠し場所を考えると相手にとっては渡りに船だったようでまんまと乗ってきましたね。理事長の馬鹿息子を取り込んだのが功を奏したということでしょうか?委任状を取り付けられましたからね。ただ、地元の信用金庫のことですから佐田ももっと調べておけばこんなことにはならなかったはずなんですが・・・。

 ただ、神志名にとっては黒崎が佐田をターゲットにしたことは本当に面白くなかったでしょうね。彼の父親が佐田と同じ手口の詐欺で逮捕され、そのおかげで2歳のときに自分の本当の名前と人生を奪われてしまった彼にとってはこの共済を隠れ蓑にしたねずみ講詐欺はなんとしても自分の手で終わらせたかったもののひとつでしょうから・・・。「詐欺」という名の犯罪が存在する限り、神志名はその追求をやめることはしないんでしょうね。



 そんな二人の争いを目の当たりにして、さらに恋心を強く募らせてしまった氷柱の気持ちも張り裂けそうだったでしょうね。そんな目にあってまでシロサギを食うことにこだわる黒崎の行き方を見るのが悲しかったのかもしれません。怪我をした黒崎を部屋に運んだ後「俺は何も要らない・・・」と言われたときの彼女の表情には黒崎を救えない悲しさがあふれていたような気がしました。誰もが幸せに過ごせる世の中を作るために検事になりたいと願っている氷柱にとって、一番身近で一番大切なものを救うことが出来ないということはどれだけ苦しいことなんでしょうね。黒崎に告白してしまったところをゆかりに目撃されてしまって完全に三角関係になってしまったこともありますし、氷柱の気持ちはこれからどう変わっていくんでしょうか?来週からも目が離せませんね。

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最終更新日  May 24, 2006 09:17:03 PMコメント(0) | コメントを書く


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