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放鳥の終盤、ドテッと音がしたのであわてて見に行くと、ゴンが床でたたずんでいた。お迎えに手を差し出すと乗っかるのだが、何を急くのかテーブルの上にお連れする前に転げ落ちてしまう。仰向けになり、ギャーギャーと文句を言う。・・・年寄りは理不尽だ。 寒いので、ヒーター内臓の止まり木でもつけてやろうかと考えたが、見慣れないものを使ってくれるには時間がかかるし、つぼ巣の上から離れない生活スタイルでは意味がなさそうなので止める。何かと難しい。
さて、遊び道具の2個の麻縄ダンベルは、ここしばらく行方不明となっていたが、最近落ちてきた。
否、本当はそのありかも知っていたし、それをやった犯鳥も知っていた。怪力のハルがくわえて、部屋の天井近くのつぼ巣に運び込んでいたのだった。そのつぼ巣を、ハルやカンがいない隙に占拠したポン・テンが、ポイポイと中にあったダンベルを掃除したのだ。
かくして、テーブルの上に復帰したダンベルは、ゲン・ヤッチ父子の利用されるところとなったのだが、またハルが持ち去ることになるだろう。