雀坊の納戸~文鳥動向の備忘録~

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2009年06月30日
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  近所の小母さんが、商店街の福引きか何かでカブトムシをもらってきた。オスとメスのサナギだ。子供ではあるまいしありがた迷惑の人のほうが多そうな代物で、当然その小母さんも持って行き場に困り、なぜか私の家族がもらってしまった。
 余計なことを・・・、と腹を立てながらも、少し土が敷いてあるだけの小さなプラケースにむき出しのまま放置されているサザギを見ると、このままでは羽化出来ないだろうと思われ、結局私が引き取ることになった。
 カブトムシなど小学生以来だ。しかし、あの頃は、飼っているというより飼い殺しにしていたと言った方が正しく、サナギをどうすれば良いかなど知らない。とりあえず冬のヒナの育雛室に使っているガラスケース(本来はカブトムシなどの飼育に用いるもの)に市販のカブトムシマットを敷き、霧状に水分をまいて、サナギを移した。と、オスはうごめいていたが、メスは動かず、すでに干からびていた。
 とりあえずネットで飼育方法を調べると、サナギは蛹室に入れないと羽化した際に奇形になったりするらしい。そう言えば、幼い頃、サナギが黄色い羽の動きがぎこちないカブトムシになったが、あれは蛹室を持たず、十分に成熟しないまま羽化した結果だったのだろう。せっかくなので、蛹室を作ってやる。手近にあった野菜用土で築山を作り、カブトムシが入る程度の竪穴を穿ち、内壁面指で固めた上で、カブトムシを頭が上にくるようにして入れ、上に植木鉢の底用ネットを乗せテッシュペーパーをかぶせ、さらに土を軽くかぶせた。そのようにして、後はたまに霧吹きをする程度で放っておいた。
 ※トイレットペーパーの芯を使うと、簡単に蛹室が出来ることを、後から知った。なるほど確かに便利な方法だと、いたく感心したのであった。

 それから2、3週間経ったであろうか、27日の朝に築山がくずれていて、よく見るとやや小ぶりのカブトムシが姿を現していた。
 こうなると放っておくわけにも行かないので、エサなどを用意し、さて、一匹ではかわいそうだと、28日になって気がついた。メス、近所のホームセンターでは売っていなかった。どこで売っているのか、自転車で行ける範囲で今売っているか・・・、どこかにあるだろうが探し回るのも、問い合わせるのも面倒だ。
 探し回る労力と通販で買う場合の送料を考えた結果、送料の方が安上がりと結論し、夜になって通販してくれるお店(『 裏木曽天然カブトムシの里 』)にメス2匹を注文した。すぐに返事が来て、送金して、今日届いた。元気な2匹のカブトムシ、早速飼育ケースに入れた。仲良くして、出来れば卵も産んでくれたらと思う。
 数日すると、朽木などの小道具が届くので、環境をばっちりにしてやろうと思う。なお、コバエがたかると嫌なので、フタの部分は目の細かな網戸を貼り付けた。こんなことも必要だから、カブトムシも面倒と言えるかもしれない(子供の観察には最高だが)。

カブトムシの飼育ケース





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Last updated  2009年06月30日 18時19分06秒
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