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ダンスしているようなノッチとシンの争闘
文鳥は、自然界で絶対的に弱い存在の小鳥でありながら、やたらと気が強く喧嘩っ早い。複数いれば、「ギャオ~!」「ギャルルル!」と物騒な鳴き声を上げ、飛び蹴りやつつき合い、時として、頭の羽をかじって放り投げるといった荒技まで繰り出される。 結構平和的で穏やかな人間が多い現代の日本の文鳥飼い主には、こういった鉄火場を苦手とする人が多いようで、複数飼育していても、一斉に放鳥しないらしい。しかし、ケンカ慣れしているのか、我が家の文鳥たちは、毎晩20羽超が乱れ飛んでいても、負傷者ゼロである。そして、「ギャオ~!」「ギャルルル!」は、飼い主には環境音となり、あまり気にならなくなってしまう。
さて、いつもの事だが、何か喚いていると思って写真を撮って見ると、ノッチとシンがケンカしていた。この2羽が争う要素がわからない。シンと誰かがケンカをしていて、ノッチが巻き込まれたのかもしれない。シンは恋ビト探し中で、少々いらだっているのだろう。
隣カゴに、絶世の美女のごま塩文鳥一羽でがいるのだから、それに目を向ければ良さそうなものだが、今のところその兆候はない。ケコの方は、いよいよ飼い主への関心を深め、今夜は、肩に乗って飼い主の口笛を聞き、「キョッ・キョッ!」とメス特有の鋭い鳴き声を発するまでになった。
おそらく、オス文鳥にもてなくても、何とも思っていないのだろうが、飼い主の口笛さえずりで、メス文鳥としての自覚が生まれると、オス文鳥たちを引き寄せることになるかもしれない。心して口笛をお聞かせすることにしよう。