南島変爺

南島変爺

2026.09.24
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カテゴリ: シニア日記

負けず嫌いで意地っ張りな性格、擦り傷やアザだらけになりながらも、右手で自転車のサドルにしがみつき左手でハンドルを操作。
片方の足でペダルをこぐ乗り方を必死に練習。
遊び盛りの姿を見、何でこんな目に遭うのか。
完全にマヒした足、妹はいつも男の子のようにズボンを穿くしかありません。
他の女の子同様、スカートを穿かせてやりたい。
何でスカートが穿けない体になったんだ。
何の罪も犯していないのに。
何で幼い女の子に、過酷な試練を背負わせるんだ。
何で不公平な扱いをされなければならないのか。
神さまがいるなら助けて欲しい。
妹のマヒした足を見るたび、動作を見るたび、涙が止まりませんでした。
私より妹のほうが、悔しい思いを数千、数万倍したことでしょう。
不自由な体での行動範囲はわずか、車を自由に乗り回し、本当の足代わり、見聞きする喜びは、人生最大の喜びだったことでしょう。
免許取得から数年後、妹の友人から連絡があり、電話は通じるけど、部屋には来ないで欲しい。
来ても絶対に中に入れない、とのこと。
私が電話をしても同じ返事。
でも大事な時は、必ず相談をしてきたので、今度のことは、大したことはないだろう、とあまり心配はしませんでした。
数か月経過後、妹が縫製技能国家試験に合格したので、祝ってやって欲しい、と友人からの連絡。
受験のため、部屋中問題を貼り、教材などで足の踏み場もなく、人を部屋に入れる状況でなかったとのことでした。
その内、母校の東京都身体障害者職業訓練校から、後輩達のため、週に数日の実技指導と講義を引き受けて欲しい、と言われているとの相談。
10年以上もお世話になっている縫製会社だけど、最悪の場合は、辞めることを覚悟、講師の仕事を受けるべきだとアドバイス。
学校側からも縫製会社に口添えがあり、会社勤めと講師の仕事を両立。
一級縫製技能者、ということで、会社や得意先からも信頼され、サンプル品や高級品の縫製からサイズ直し、後輩達の指導、と忙しい日々を送っております。





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最終更新日  2026.09.24 07:20:39
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