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第21回 ★ 「S少年のこと」 ( 1) 『立川グループって、主にSを絡めた話で非常にリアリティーがあるのですが・・ 元々立川グループなるものは存在していないって御存知ですか? 三多摩地区の 不良少年少女の総称なんですよ。色々な小さいグループがあり、その都度その都度 くっついて悪さしたり、遊びに興じたりの若者たち。でも事件を起こした犯人は、 その周辺に居た人物だということは間違いないでしょう。』 (※情報筋・K氏、談) ●その「S少年」、関根篤には、疑われても仕方の無い、多くの符合があった。 ☆昭和42年、空き巣や傷害で補導され保護観察 処分に。 ☆43年、強盗で執行猶予つき有罪判決を受けた のち8月、恐喝罪で練馬鑑別所送りとなる。 ☆9月4日、練馬鑑別所から茨城の養護施設への 移送中に脱走、自宅へ逃げ込む。 ☆9月24日、国立市内の飲食店で傷害事件を起し 10月1日、立川署が関東一円に指名手配。 ・・といった尋常でないワルっぷりに加えて・・ ★(とりあえず)モンタージュ写真に酷似している。 ★オートバイの運転が巧みで車の免許も所有。 現場の地理に詳しい。 ★車、バイクの窃盗常習犯だったが車を盗む場合、 三角窓を破ってドアを開け、エンジン直結で盗難。 ★仲間に現金輸送車を襲う話をしていた。 ★三億円事件9ヶ月前の43年3月、立川駅北口の スーパー稲毛屋に二人組の少年が押し入り 火のついた発炎筒をダイナマイトに見せかけて 現金12万7千円を奪った。(ただし関根は関与せず) (※下線部分は三億円事件と共通) ●しかし関根には警察が頭を抱えるある問題があった。父親が現職警察官だったのだ。 (つづく) 【25%OFF】 3,780円 ★戦後16年目のカタストロフ 一家団らんのちゃぶ台を「核」が襲う! 世 界 大 戦 争 製作=東宝 1961.10.08 110分 カラー 東宝スコープ 多元磁気立体音響製作 藤本真澄 田中友幸 特技監督 円谷英二 監督 松林宗恵出演 フランキー堺 乙羽信子 笠智衆 星由里子 宝田明 白川由美 ●戦後16年、東京が焼け野原から世界有数の 大都会へと復興したのはささやかな幸福の ために人々が懸命に働いたからに他ならない。 田村家では娘の冴子と航海士の高野の 結婚が決まり、喜びに包まれていた。 しかしそんな折、世界情勢は急速に悪化、 ベーリング海では連邦国、同盟国の戦闘機が 交戦、ついに「人類最後の」戦争が始まる。 人々のささやかな幸福は灰と化すのか・・。 ●ある意味、こんなに不思議でリアルな「近未来SF」もない。 庶民の平和な暮らしぶりを「これでもか」というほど見せておきながら、 映画は救いようのない絶望的な結末へと向かう。 そこに助けに来てくれるヒーローなどいない。逃げ出す術はない。 ●この映画の恐怖とは、普段なら自分の帰りを待っていてくれるはずの 愛する人たちがいなくなってしまう、その恐さだと思う。 人が傷ついたり、死んでいくような描写は一切、ない。 「核」を扱いながら、こんなにコンパクトで小奇麗な「戦争」映画はない。 本物の戦争を体験した松林宗恵が監督にしては、ものすごく意外な感じがした。 ←出演は、中央上から時計回りに 宝田明、 なぜか上戸彩に激似の星由利子(当時17歳!)、 この作品では妙にオバハンくさい、愛しの白川由美サマ (幼稚園の保母役)、さすがの貫禄、♪君はフランキー堺 ( 「ファンキー・モンキー・ベイビー」の節で )、 昭和30年代の「ニッポンの母親」を好演、乙羽信子。●この作品、テーマの割には大作扱いというほどでも 無かったのか、あまりお金がかかってる感じはしない。 米のミサイル基地の特撮セット(下写真)ではトラックや 重機が動き回り「サンダーバード」を彷彿とさせる円谷特撮が 楽しめるがファンには有名な世界の名所が核爆発で 吹っ飛ぶ一連のシーンは見るからに小さなミニチュアで 円谷英二はミニチュア特撮というより「ジオラマ」での 表現、と割り切ったのではないか、とすら思ってしまった。 (そんなワケねーだろ) ▲水槽の水に絵の具を落とし、逆さまに ▲連邦側ミサイル基地セットにてジープの したカメラで「きのこ雲」を撮る・・。 模型のチェックに余念の無いオヤジさん・・ ええっ?アレってこんな小さいんスか!? ●明日、食卓を囲むあなたのお宅へ飛び込んでくるかもしれない「突撃!隣りの晩ノドン」! そんな現在(いま)だからこそ、観ていただきたい一作です!
2007年06月02日
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(第14回) 今週の三億円事件 独占入手! 犯行前夜の偽白バイ警官の姿 ! ? ●この写真は昭和43年12月9日の夜、アジトにて白バイの 最後の点検に余念のない犯人の姿を捉えたものである。 ・・ワケはなく、これは 2/11の記事 に掲載した「再現・偽白バイ」写真の第二弾。 今度は犯人と白バイのリア部が克明に撮影されている。感想についてはもう言葉にならない ので、以下、データのみ記載させていただく。(※「個人で楽しむための物」です。念のため) ★白バイのナンバープレート製作は看板屋さん。 ★コスチュームはへルメット、マイク、革マスク、革ジャンパーは本物。 ★ズボンと半革長靴は普通の市販品。 ●なお、写真を提供して下さったP氏によると、『近年の映画に使われている革ジャン(上着の すその短いタイプ)などは昭和50~60年代のスタイルで、時代考証がズレまくり』とのこと。 ◆Pさま、御協力ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。 ★シリーズ・怪しいひとたち (4) 白ライトバン騒動 ● 3/31の記事 のコメント欄を賑わした一件ですが、 「怪しい人たち」から外せない話題なので改めて掲載しました。 ▲イラスト・文 「雨の追憶 図説 三億円事件」 むらきけい 文芸社 ●事件当日の12月10日、午前11時10分頃、杉並区高円寺の環状7号線、 青梅街道が交わる高円寺陸橋付近。若い男の運転する白いライトバンの 後部座席にジュラルミンケースが積まれているのを警視庁第二機動隊が発見。 停止を求めると車は板橋方面に逃走。白バイとパトカーで追跡するも振りきられた。 警視庁は機動隊四個中隊に非番警官も動員し、白バイ700台、パトカー600台で 都内を捜索。しかし、ライトバンは遂に発見できなかった。 時間的なこと、車の面を考えるとどうも無関係らしいが、逃げた理由が 例えば「免許不携帯」とかだったら大笑いである。 【送料無料】 DVD/大魔神 デジタル・リマスター版/ 2602円 BGMコレクション 大魔神 ●小学校1年だった私が親に連れられ生まれて初めて映画館で観たのがコレ。「大怪獣決闘!ガメラ対バルゴン」との2本立てだった。製作 大映(京都撮影所) 1966.4.17 84分 イーストマンカラー 大映スコープ 製作 永田雅一 脚本 吉田哲郎音楽 伊福部昭 作画 渡辺善夫合成 田中貞造 特技監督 黒田義之 監督 安田公義出演 高田美和 青山良彦 藤巻潤 橋本力 ★時は戦国、城下を守る魔神の伝説があった。 謀反によって城主は討たれ、魔神のほこらを 隠れ家に成長した兄妹は捕えられ武神像は 破壊されようとする。 だがその時一転、空はかき曇り、雷鳴、突風 渦巻く中、武神像は怒りの形相へとその姿を 変えた・・ ●冒頭、洞窟の中で巨大な目玉がギョロリと動き、わたしは震え上がったのだった。 が、その後は子供には退屈な「普通の時代劇」が延々と続き、 退屈したガキどもが通路を走り回る。おおらかな時代で、叱る親もいない。 (大魔神の登場シーンはラストの10分ちょっとしかないと思ったけど・・) 悪いことに、併映の「ガメラ対バルゴン」もガメラシリーズ中、最もアダルト色が 強く、怪獣が出ないドラマ部分ではやっぱりガキども、通路を走り回る。 「子供向け」と称するには無理のある2本立てだったなあ・・。 ▼有名な「はにわ顔」から 「怒りの顔」への変身 ▼武神像を御紹介する大魔神? (上)ヒロインの「お姫様女優」高田美和 ▲ ▲上の武神像にタガネを打ち込んだ ▲ヒロインの落とした涙が足元に落ち、魔神は 家老に同じ「天誅」が下る。 崩れさると、火の玉となって飛び去った。 ●「大魔神」は続編、「大魔神怒る」「大魔神逆襲」と三作製作され、 マニアからはそれぞれ「火炎魔神」「水魔神」「雪魔神」と呼ばれる。 驚くことに三作は全て昭和41年の一年間に製作・公開されている。 一作目の「大魔神」のクランク・アップは公開の一週間前だった! ▲大映時代劇の大御所、安田公義監督による絵コンテと完成画面。 これらのシーンは「ブルーバック」と呼ばれるスクリーンの前で見張り台のセット上の 役者の演技を撮り、特撮の大魔神と合成したもので「スクリーン・プロセス」ではない。 画面が明るく、合成の接合部が自然で、タイミングもバッチリ合っている。 (「後編」に続きます!)
2007年04月23日
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◎三億円事件大捜査 正月返上!! [Vol.5] ~ PLAYBACK 1968 IN Shinjuku [8] ●2012年 1月2日 新宿 居酒屋志ろうにて ●参加者 / オアシス地球 サトーハチロー(プラン作成) 井上元宏 風月堂 すぃけ~だ Mont.Akagi ひら ueki●さて、討論会も開始後2時間経過、一同かなり酔いも回り、 ろれつが回らなくなる方、エロ話に興じる方、「俺が犯人だ」 などと叫びだす方など、座も楽しく盛り上がってまいりました▲今回はジャズ喫茶「ジャズヴィレッジ」跡をご紹介。 (すぃけ~)『改めて、サトハチさんは犯行の動機はなんだったと思いますか?』 (サトー)『また僕ですか?(笑) ・・う~ん、やっぱりゲーム感覚ってのはあったと 思いますよ。結構めんどくさいことやってるじゃないですか。「これやった ら面白いんじゃねえの?」みたいな感覚があったと思うんですよ。 その 感覚も相当に新しいですよね。あの当時としたら』 (Akagi)『早朝に脅迫状の壁新聞を貼ったりとかいろいろと努力してますもんね。 でもあまりに何回もやり過ぎで、狼少年じゃないけど、警察が本気に ならなくなる弊害はある』 (風月)『あれ、何をしたかったのか本当に分からない。何を確認したかったのかが』 (サトー)『12月5日に 信託銀行に脅迫状を 送ってますが、これは ちゃんと「陽動」にな ってるんですよ。他の はなってない。だから おかしいんですよ』(井上)『その脅迫状の 差出住所が「戸倉」に なってたのは、当初は 少年は参加する予定が なかったからで、彼ら 特有のお遊びで戸倉を 使ったんじゃないかと 私は考えるんですよ』(Akagi)『電話帳に「高 木門」と音が近い名が あったので使ったが、 戸倉に「町」と付けてし まった点で戸倉とは関 係ない人物だろう、とい うのが私の説なんです。 ▲ やはり歌舞伎町にあった「ジャズヴィレッジ」跡。映画「初恋」に登場した ジャズ喫茶「B」のモデルになった店である。現在は風俗店の入るビル。 (※ここで残念ながらMont.Akagi氏は帰宅。事件について最後に一言をお願いすると・・) (Akagi)『そうですね・・ 単独犯が完全に不可能だったら、とっくに否定されてる はずなんですが、否定しきれなかったってことは可能性があるはずだと。 「私くらいは単独犯説を守ろう」、という気持ちが正直、あります(笑)今後 も単独犯の視点で色々検証していってみたい。今日はお疲れさまでした』 ・ ・ (風月)『このへんで、初参加のお二人にお話を伺いたいと・・まずuekiさんから』 (ueki)『私はS少年及び複数犯説で、父親の関与はなしです。根拠はまず土地勘で、 Akagiさんは京王線沿線説ですが、私は中央線沿線でもいいと思います。 いずれにしても多摩地区で、盗難車の置き場所などの点からも、おそらく本町 住宅周辺の人間だろうと思います。複数犯の根拠はやはり遺留品です』 映画「初恋」・ジャズ喫茶「B」店内のシーンより。 犯行は一人でやった可能性はあると思うんですが、脅迫関連は やはり少年以外の人間がやったと考えないと説明がつかないですね』 (風月)『極論すれば、事前に「手伝ってた」人間は、最終目的を知らず に手伝ってた可能性だってなくはないですよね。一部分を分担 してやらされたら全体像は見えないですから』 (ueki)『そうですね。 それと多磨農協の脅迫状の指定ルートを見ると、 やはりある程度年配で、そこを走って調べた人間でないと無理 で、さすがにS少年にはそこまでの緻密さはないと思いますね』 (つづく)
2012年03月03日
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◎三億円事件大捜査 正月返上!! [Vol.5] ~ PLAYBACK 1968 IN Shinjuku [9] ●2012年 1月2日 新宿 居酒屋志ろうにて ●参加者 / オアシス地球 サトーハチロー(プラン作成) 井上元宏 風月堂 すぃけ~だ Mont.Akagi ひら ueki ★近所に「元・銀行員だった」という人がいます。歳は50代 後半、三億円事件の話をしたら 「さすがに何億、という のはなかったけど、何千万という金はしょっちゅう運んだ。 エンジンかけっ放しで、たこ焼き買いに行ったりしてたよ」 ▲今回はジャズ喫茶「ヴィレッジゲート」跡をご紹介。 (風月)『それではもうお一方、初参加のひらさんお願いします』 (ひら)『僕は最初に観た事件の関連ドラマ・・紛らわしいんですが「時効警察」じゃ なくて「時空警察」とか、作家の岩川隆さんの「謀略三億円事件」なんかの 影響が強いのかも知れません。 初期のブログで結構否定されてた、日米安保がらみの説とか。 「父親が息子を・・」ってことになると、息子の死亡が逮捕状が出る直前じゃ ないですか。それを考えると、「国家のために」やらなくもないかな・・と。 怪しいと思える状況証拠はけっこう多いんですよね。 話は飛んで、犯人の白バイ警官のヘルメットの件ですが、私は仕事が通信業で、 会社に二つ目のヘルメットをくれといっても余程の理由がないとくれないんです。これが警察だったらなおさらそうじゃないかと思うんです。それであのヘルメットが本物である可能性はどうだったのかを考えたりもしました。私は息子の犯行というのも疑念を持ってて、父親がそのままやった可能性はどうなのか、とも思ってるんです』 ▲右のビルが深夜ジャズ喫茶「ヴィレッジゲート」跡。似た店名が多いですね。 (風月)『すると、ビートたけしがやった一橋ドラマにアウトラインが近いのかな?』 (ひら)『ええ、ただやはり目撃証言とは合わないので、少年グループの誰かを使って やった、それを息子が知ってしまったので口封じに、という説です。 (風月)『それは新しいな・・』 (すぃけ~)『でもそれで殺す、までするかな??』 (ひら)『そこが、要は日米安保のためなんです。(中略)安保締結の直後にいきなり 捜査の規模を縮小してるんですよね。 それと父親が平塚八兵衛に対して 「公安をあげて対抗する」とも言ってますよね。 つじつまが合うんですよ。 10億円近い捜査費用をかけたって、アメリカやCIAに「いいかげん終息しろ」 と突かれても顔向けができる』 ▲スイングジャーナル昭和43年6月号より。 東京紅團 小説家の新宿を歩く ▲本文とは関係ありません (風月)『すると、三億の金は「もどった」と?』 (ひら)『もどってますね。真偽のほど は分かりませんが、その後の信託銀行の決算では盗まれた三億円を計上し なかったとか、「保険でおりた」と言いますけど、保険会社の話ではそもそも 「盗難にあったお金の保険はない」という話も聞きました。いくらでも「狂言」が 使えますから』 (全員)『・・う~ん・・』 (つづく)
2012年03月09日
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(第15回)今週の年齢詐称事件 ★筆者・「明日で32歳」(!?)スペシャル ●うららかな春のある日、わたし宛に宅配便が届いた。 「品名・プラスチック製品」とある箱を開くと・・ あっ!!これは!? 送り主は・・やはりクロベエ氏だった! これは前々回、息子さんが被っていた 物とは別モノとのこと。 前回のパトロール氏の写真にもかなり 対抗意識を燃やしているらしい(笑)。 私はこれを「少し早い誕生日プレゼント」と 勝手に解釈した(笑)。 クロベエ氏、ありがとうございました。 家宝にさせていただきます! 【 ご本人の解説 】 ● ヘルメット: トーヨー・セーフティー社製 ● ヘルメットインナー: 現行品を一部切断して加工 ● 耳ひも: 現行品 ● アゴひも: 当時の紐で自作 ● アゴひも止め: 自作 ● マイク: 昭和40年代、電電公社で使われていた物。 (電話交換手用ではなく、工事作業用と推測) ● マイク取付け部: 市販のステンレス金具 ● 徽章: 交通巡視員の物(新品) ● 蛍光テープ: 市販品 ● 接着剤: 当時と同じ工業用セメダイン (所々、接着剤が ハミ出してますが、「犯人は細かい所は気にしない だろう」という推測の元、わざと乱雑に作りました) 【 ご本人からの使用上の注意 】 ◆ ドカヘルでオートバイを運転することは道路交通法で禁止されております。 ◆ 「当局」使用の物と酷似した徽章を使用しているので、 公の場で被るときには注意が必要です。 (※ちょっとその勇気はないっス) ◆ 被るときは、家族に見られないように!(※娘に見られて以来、口をきいてくれません) ◆ 被ったときに、ニヤケないこと! (※ムフフ・・) 【送料無料】 DVD/大魔神 デジタル・リマスター版/ 2602円 BGMコレクション 大魔神 大魔神の造型はウルトラ 怪獣で有名な高山良策氏。 造形物は 「怒りのスーツ」「はにわスーツ」 「高さ5.5mの実物大の魔神」 「武神(はにわ)胸像」 「実物大の手、足(二脚)」 「崩れる武神像」で、 高山氏は大映京都近くの 旅館に三ヶ月間「カンズメ」 にされ、作業した。 ●一作目「大魔神」の併映、「ガメラ対バルゴン」のバルゴンも氏の製作で大魔神の製作中も 東京の円谷プロから「ウルトラマン」の怪獣製作のため早く帰ってくれと矢の催促をされている。 ▲右の大魔神、黒い地面、逃げ惑う城兵 ▲その「合成作画」の名人、渡辺善夫氏。 以外は全て「絵」である。 TV「マグマ大使」のロケットやゴアの円盤、 これぞ、「昭和のCG」だ。 「スペクトルマン」のタイトルなど、作品多数。 ●第二弾「大魔神怒る」 1966年8月13日 公開 写真中央は大魔神を演じた橋本力氏。 ▲ 湖すらも切り裂いて進む「水魔神」。 ▲ 元・プロ野球選手で大映作品の脇役を モーゼの「十戎」をヒントにしたこの 多数演じた。「ドラゴン怒りの鉄拳」で 名シーンは京都・鴨川上流のせきで ブルース・リーと共演。鋭い眼光を生かし 撮影した素材を左右に合成した。 「妖怪大戦争」のバラモン、「ガメラ対 大魔神は仏映画「巨人ゴーレム」 宇宙怪獣バイラス」の宇宙人も演じた。 ('37)をベースにしている。 ●第三弾「大魔神逆襲」 1966年12月10日 公開 ▲三作目で初めて腰の宝刀を抜いた「雪魔神」。子供たちが大 活躍する痛快編。 右写真、下中央は「マグマ大使」のガム役、 二宮秀樹。マグマ大使の放映中、突然ガム役が別の子役に代 わったことがある。それはこの作品に出演するためで、小一の 私のクラスでも「ガムがヘンな奴に変わった(笑)」と話題になった。 ●大魔神は悪がはびこり、その怒りが臨界を越えたときに現れ、行くてにあるものを ナギ倒し、「怒りをしずめてくれ」との「人の心」に触れたとき、風のように去っていくのだ・・
2007年04月30日
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正月オフ会のお知らせは こちら (現在、ざっと月いちペースでの更新となっております) 休載企画 (たまにやります) 「これを小ネタ・・と呼ぶのはナンですが」 ●「三億円事件に重要参考人 府中市の元運転手」の見出しが新聞のトップを 飾ったのは事件一年後の1969年12月12日。 (詳しくは こちら と こちら) その重要参考人、K青年は39年後の2008年9月、旅先、というよりは 放浪先の沖縄で一人寂しく自らの命を絶った--- その死は「あの時」とは違い、週刊誌一誌が小さく記事にしただけだった。 晴れて釈放後は世間の好奇の目にさらされ、就職は断られ、アルバイトを 転々とした。 そんな彼にやっとひとすじの光明が差したかに思えた。 銀座の宝石商がK青年に養子縁組の話を持ちかけたのだが・・ 「真相はこれだ! 昭和8大事件を撃つ」(祝康成・新潮文庫) によると、 『宝石店社長は彼の境遇に同情した、ということだったが、実際は養子にして 実子との資産争いに利用した』 その後、K青年は裁判で養子縁組を解消された。 まるで小説か二時間ドラマにでもありそうなこの巧妙な罠・・ 「強運が味方した」といわれた三億円事件の"実行犯"に比べ、彼のこの異常 とも言える数々の運の無さには驚くばかりである。 一度貼られた「三億円犯人」のレッテルは、まるで背中におぶさる死神のように、 生涯引き剥がすことは出来なかったのか。 (新聞資料提供 / クロベエ氏・ ツッチー刑事氏)
2010年12月11日
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PLAYBACK 1968 IN Shinjuku ~ 異説・「新宿説」を追え!? ~ [6] ●2012年 1月2日 新宿 居酒屋志ろうにて ●参加者 / オアシス地球 サトーハチロー(プラン作成) 井上元宏 風月堂 すぃけ~だ Mont.Akagi ひら ueki(今回はサトハチ氏が「S少年説」を斬る!!) (Akagi)『最後の多磨農協脅迫で、脅迫状を持っていくよう指示されたのがS少年 の母校、明星学苑の青木教諭だった件で、私は犯人が単純に電話帳の 最初に載っていた人物を選んだだけ、という説を以前お話しましたよね』 (井上)『それなんですが、電話帳の最初のページをめくって決めますかねえ?』 (サトー)『当時の電話帳は、「府中市」はなくて「三多摩」と「23区」なんですよね』 (井上)『でも・・学年主任なんですよね』 (Akagi)『それは知ったこっちゃない ですよ。(一同笑) それと、脅迫状を置いた場所と自宅が遠い点ですね』 (オシ球)『あそこ行きましたけど、なんか奥まったヘンなところにあったなあ・・』 (サトー)『ただね、僕は青木先生とS少年を結びつけるのはあまり好きじゃない。 逆にS少年説の信憑性が下がると思うんだよね。どっちでもいいと思う』 さて、こちらは途中で休憩した「喫茶らんぶる」風月堂の筋向いにあるレトロな洋館風の造りの元・名曲喫茶で地下席が評判。創業昭和25年。らんぶるとは「琥珀」の意味。右写真は昭和31年、現在の地に移転後。 (サトー)『やっぱりね、S少年が一番怪しいとは思うんですよ。ただ、一連の脅迫事件には 関与してないと思うんだよね。そう考えるのが一番自然だと思う。S少年が犯人 だとすると、イコール、複数犯ですよね。そして私は父親は絡んでないと思う。 ズバリ言えば、証拠がなかったのと、遠慮による捜査のしづらさだと思います。 以前、クロベエさんの話でさすがだな、と思ったのは、警察は最も怪しいはずの S少年宅の家宅捜索をしてないんだよね。天井裏から青酸カリが出てきたのも 事件の4ヶ月以上も後でしょう。 もしかしたら白バイ警官の制服がポロッと出て きたかも知れないんですよ。彼がもしシロだとしても、その捜査をやってない。』 (Akagi)『存命中に目を付けてたのに、自殺したとなったら、徹底的に捜査すべきだった。 私はその、一警官に対してなんで遠慮したりするのかが分からない・・』 ▲地下席は天井が高くゆったりとくつろげます。 (サトー)『そこがポイントで、私は「保留」したんだと思いますよ。グレーのまま置いといた。 それと、これ以上突っ込んだらまた身内から犠牲者が出る恐れがあって、火中 の栗を拾うような真似はできなかったんだと思う』 (風月)『それで年が明けちゃって、4月に投入されたのが平塚八兵衛氏で・・』 (サトー)『なんで投入したかっていうと、やっぱりグレーだったからですよ。 で、75年に もう一回やり直してますよね。これだってグレーだからやり直してるんですよ』 (Akagi)『当時の日本の警察の能力がそんなに低かったとは思えないんですけどねえ・・』(サトー)『やっぱり金が出なかったのが大き いと思いますよ』(Akagi)『金はいくらでも隠せたはずなんです。 信じられないでしょうが、昔のワリチョーとか ワリコーって、何千万、何億持っていこうが 全く本人確認なしで預けられたんですよ。 私がなけなしの10万円を預けに行ったとき、 隣の窓口でヨボヨボのお爺さんが8千何百 万円預けるのを目撃しました(笑)』(?)『それ、意外とお爺さんだから怪しまれ ないんじゃないですか?(笑)若いヤツだっ たらどうだか・・』 (つづく)
2012年02月17日
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★一滴の血も流さない 「昭和のヒーロー」だったのか・・?? 三億円事件 犯人逃走ルートを追え! (前編) 1968年 12月10日 朝・・ どしゃぶりの雨だった・・ 《※ 2010年12月補足・この記念すべき第一回記事、今読むと顔から火が出そうな ほど恥ずかしい出来で(笑)削除したいくらいですが、これも「通ってきた道」 ということで、あえて残しました。 出来れば飛ばして次へ行ってください(笑)》 ▲この写真は差し替えました。タイトル・「42年目の白日夢」。 いかがでしょうか。 ●日本信託銀行・国分寺支店の 行員四人を乗せた現金輸送車が 東芝府中工場社員のボーナス 約三億円を届けるため出発した。 ・・ AM9:15 輸送車は定められた輸送ルート のうち、「Aルート」を選択、 国分寺街道を南下していった。 途中の脇道で『警官』が大慌て で追いかけようとしていること も知らずに・・ 明星学苑の交差点を右折、 学園通りに入ってしばらく 走ると左側に府中刑務所の 高い塀が現れる。 そのとき、運転手は バックミラーに白バイ警官の 姿を認めた。 ・・ AM9:20 ※サイト 「「3億円事件・事件史探求」より地図を引用させて頂きました。 (写真は`07 1/2 撮影) ▲上の図のマル1より撮影。中央の斜めに入る ▲マル2より撮影。ここ(学園通り)を右折すると 道の途中にある空き地から犯人(の一人?) 「あの場所」が近づく。「ショートカット」から が白バイで出発した。 現れた白バイがバックミラーに映る場所だ。 「ビニールシート」を引きずったまま・・。 38年後の正月の街は車も少なく、あまりにも 現在は一方通行でこちらからは入れない。 静かだ・・。 (※マル4以降の写真は次回) (上写真は現在の空撮) ●・・輸送車を停止させた白バイ警官は言った。「支店長宅が爆破されました。 この車にも爆弾が仕掛けられているかも知れないので調べさせて下さい。」 これより以前に、銀行に脅迫状が届くなど、話の伏線が出来上がっていた。 警官は仰向けになって車の下に頭を突っ込み、突然立ち上がった。 白煙が立ち昇っている。 「ダイナマイトだ!爆発するぞ。危ない!下がれ!」 行員たちは蜘蛛の子を散らすように逃げた。 ・・すると警官は車に乗り込み、急発進させると府中街道方面へ猛スピードで走り去った!・・ 煙を上げていたのは、ただの発炎筒だった・・。 ・・ AM9:25 ▲事件直後の現場。中央の監視塔は ▲ 現在。・・覚悟はしていたがあまりの変貌ぶり 防犯カメラなどの普及により姿を消した。 に驚いた。塀が当時よりずいぶん低くなり、 この監視塔の看守が騒ぎを目撃しており 明るく塗装されている。車を奪った犯人は 事態を飲み込めないまま110番している。 この300mの距離を一気に突っ走って・・・ (以下、中編につづく) この強奪場所が「第一現場」、次回お送りする 輸送車放置場所が「第二現場」、偽白バイが 出発した脇道が「第三現場」、 空のジュラルミンケースを積んだ盗難車の 発見場所が「第四現場」と呼ばれる。 ・・犯人は「単独犯」か、 それとも「複数」だったのか? 普通に考えると「複数犯」と見るのが 自然だが、”一人でも絶対に不可能ではない” ところにこの事件の難しさがあると思う。 これらの何とも言えない「微妙さ」と 犯人の異常なまでの「強運」が まんまと犯罪を成功させてしまった・・ ●次回、後編は犯人が現金輸送車を放置した「第二現場」をついに発見!
2007年01月16日
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(ブログ主はノー・コメント・・) クロベエが 疑惑の「X」 写経本にもの申す!? ▲(解説・クロベエ氏) 写経本の写真では「X」の文字が不鮮明でしたので、今回はこの一文字の比較のみ提示します。 どうでしょう、写経本の「X」の2本の線の開きぐあい(角度)、横に伸びる「-」の感じ・・。 (3)のブログの記事タイトルに載せた番号は当然のことながら「本物」の番号です。 写真が不鮮明なため、エッジがぼけて線が太く見えますが、「本物」に間違いありません。 だって、提供者が提供者ですから! ウヒャウヒャ(笑) ●・・・しっかしクロベエさん、こだわるなあ。 わたしには正直、イマイチよくわかりません(笑)。 他の詳細はコメント欄にて! (画像製作 / クロベエ氏) ▲前回の記事で某・読者様が興味を持たれた日野市周辺の車両窃盗事件。 三角窓をドライバーようのものでこじ開けるなど、手口は共通。 3が前回のサニーの盗難未遂。5が多摩五郎で、このときとっくに本町住宅に放置されて いるとは露知らず、本部では「郊外に逃げた」「川に沈めたのではないか」と憶測している。 発見されるまでには、あと約三ヵ月半待たなければならなかった・・
2008年10月29日
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