JE2LUZ・熊野

JE2LUZ・熊野

2006/11/05
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カテゴリ: 思い出
静かな静かな 里の秋
  お背戸に木の実の 落ちる夜は
  ああ 母さんとただ二人
  栗の実 煮てます いろり端

明るい明るい 星の空
  鳴き鳴き夜鴨の 渡る夜は
  ああ 父さんのあの笑顔
  栗の実 食べては 思い出す

さよならさよなら 椰子の島

  ああ 父さんよ 御無事でと
  今夜も 母さんと 祈ります

 秋が深まり、ふとこの歌を思い出したらお袋の涙を一緒に思い出しました。

 ラジオでこの美しいが歌流れるとお袋は途中までついて歌い二番になると、それから先は涙で歌えませんでした。
 幼かった私にはまだ良く分からなかったのですが・・・
 この年になって、お袋も居なくなって、子供たちも巣立ってやっと分かったような気がします。
 お袋の夫、私たちの親父は引き上げ船に乗って帰ってくることは出来なかったのです。
 歌がきれいな分、悲しみも深くなります、

 平和が一番です。泣くのはえらいさんではなく、弱いものなのです。

 ここでメロディーも聞けます。



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最終更新日  2006/11/05 09:25:05 PM
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