JE2LUZ・熊野

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2009/07/11
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カテゴリ: 熊野について
 先日掲載した、『熊野古道世界遺産指定5周年』のイベントが今日と明日開かれます。
 梅雨の明けない時期ですが、今年の梅雨は、いわゆる梅雨らしい長く降るタイプではなく、降る時は土砂降りと言うタイプですから、今日も今のところ晴れたり曇ったりです。
 今日のメインは、『熊野古道にぎわいフェスタ』のオープニングセレモニーと「いこらい市」「ビアガーデン」らしいです。
 私は、肝心の「オープニングセレモニー」などが大嫌いな方です。
 どうせ、プロ・・・田舎のプロ・・・セミプロ???みたいなのが、会場とかけ離れたハイテンションな声ではしゃぎ、市長さんなどの挨拶などが続き、仕込みの聴衆がぱらぱらと・・・と言った物だと思いますからね。
 取材のマスコミは会場の空席が写らない様に・・・
 まあ、私もその立場のカメラマンなら、いかに一杯だった様に見せるのが腕の見せ所とがんばりますね。それは、「やらせ」でも「演出」でもなく『構成の範囲』だと思い込まないと仕事が出来ませんからね。

 と言うことで、今日はカメラを肩にネタ探しに出ようかと思っていたのですが、早い時間は出かけても仕方ないですね。
 なんだか「寄せ太鼓コンテスト」なんてのもあるようですが、毎年やっている『響鼓・イン・熊野』とは別物らしいです。


 JRの『さわやかウォーク』のような公募したツアーは別として、三重県などが企画するイベントはお金が掛かる割りに、外部とのつながりが無く、内向きになりがちです。
 誘致活動中などは「仕込みの参加者」でバスを埋めて走ってきていましたが、今ではその「仕込まれる人」も飽きてきていますからね。
 確かに、そうしたことが好きな人、熱心な人も居ます。
 新聞やテレビでも取り上げてくれています。
 でも、誘致運動開始から、ほぼ10年経ちました。
 最初に立ち上がった熱心な人も10歳年をとりました。
 『熊野古道』は千年ほど同じ場所を通っていますが、住む人はどんどん入れ替わってゆきますね。
 僻地ゆえにありがたがられた『熊野詣』、そして、そのために難行苦行して歩いた「街道」だけをみてくださいと言う『熊野古道観光』の難しさがあります。

 昨日辺りから本町筋、石畳の通りでは夜になると『行灯』が軒先にぶら下がって灯りが入っています。
 こうした、熊野古道関連の行事があるときに、預かっている家が軒先に掛けてよるには点灯するのです。
 でも、日が暮れてから木本の町を散策する観光客は皆無なんですよね。

 木本が交通の要所であった、紀勢線全通前なら、連絡バスがなくなった時間に着いた旅人が木本の旅館に泊り、夜ともなれば、飲み屋を探してふらついたでしょうけどね。





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最終更新日  2009/07/11 11:00:26 AM
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