JE2LUZ・熊野

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2020/10/22
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カテゴリ: 熊野について
近年は都会でも田舎でも「移動販売」が注目されています。
 田舎では随分昔から、「持ち売り」という形態がありました。
 町場でもお店が何処にでもある訳では無いし、自家用車などある訳も無いし、木本町内でも、鮮魚・干物などを、リアカーや頭に載せた樽で売って回っていました。
 お得意さんを回って売り回る形態は、東京でも「缶カラ部隊」なんて集団が千葉方面などから朝早くなだれ込んでいました。
 戦中戦後は「闇摘発」でお巡りさんが追いかけ回しましたが、落ち着くと。東京の台所を支えたくらいですからね。
 私が東京に出た昭和36年だとまだまだ盛んでしたからね。



 写真は1962年頃の有楽町駅構内です。
 大きな荷物を背負ったおばさんが写り込んでいますが、こうした人が早朝だと電車一杯になって居たのです。
 木本の魚売りのおばさんの写真を撮った覚えがないのですが、何人も回っていましたし、飛鳥にも何人も入っていました。

 この辺では「魚は山で買え」という言葉があるほど、新鮮な魚が安く山間部に入っていたのです。
 魚の他に「服」も持ち売りがありました。
 「持ち売りで子供を育てた人」「持ち売りから巨大スーパー」を作った人・・・ 
 戦後経済を支え、作った業種だったのです。

 今では「移動販売」が本当に必要な仕事になってきています。
 店はないし、バスもないし、乗り合いタクシーも高く付くし・・・
 何より、「歩けない人」が増えています。
 でも。歩けないから「移動販売車」が細かく止まらないと買えないんです。
 一人住まいの年寄りですから買ってくれる量も少ないので、商売になりにくいのです。
 行政の出番なんですが、そっち向きのは中々興味は向かないようです。


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最終更新日  2020/10/22 06:00:08 AM
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