○メインカメラ : Nikon D700
○セカンドカメラ : Sony α7III
○デジカメ : Nikon Collpix P7100
○フィルムカメラ : Nikon F3
デジタル一眼レフ「Nikon D5000」を初めて手にしたのは2009年の暮のこと、その後D300sを経て2013年にフルサイズ一眼(NikonではFX)のD700にして現在に至ります。
その間セカンドカメラはD300sやらD7200やらをとっかえひっかえ使っておりましたが、当時センセーショナルに登場したフルサイズ・ミラーレスのSony α7のセンサーが非常に評判がよくNikonで揃えていた機材でしたが、D7200を下取りに初代α7を手に入れました。
望遠に有利だったAPS-Cカメラを手放すのには若干ためらいがあったのですが、時期的に愛犬Cobbyが家にやってきて一緒に過ごすことが多くなりワンコ連れでの「鳥撮」は何かと鳥の方が逃げるという状況になり(^^;)、散歩にも軽いフルサイズも良いかなということで決断しました。
そうなるとフルサイズでミラーレスですからNikkorレンズはもちろんのこと様々なマウントのレンズが付けられるという楽しさが出てきますよね。私のα7も初代α7~α7IIときて2018年暮れにα7IIIになりましたが、Sony純正のレンズは1本も持ってません(笑)。
すべて今回の話題の中心であるマウントアダプター経由でNikkorレンズを中心にα7シリーズで使用しております。
さていよいよマウントアダプターのお話です
(前振りが長すぎ:笑)。
マウントアダプターは今や中華製品が市場を席巻中でどんどん安い品物が出てきています、初代α7で使い始めた時は安いといえばほぼ「K&F Concept」くらいしかなかったのですが、だいたい3千円未満で手に入るのですからとっつきやすい世界ですよね。
さて手に入れたは良いのですが、出てきた写真に問題があると『あれッ』となりますよね。そこでマウントアダプターで問題になるポイントを整理してみましょう。
1. まずはカメラ側およびレンズ側への取り付けにガタがないかどうかという初歩的な問題。
2. オーバーインフであるかどうか(無限遠がしっかり出るか)の問題
3. そして今回重視している画質に関する問題、鏡筒内部の反射防止処理の有無である。
問題1.は特に中華製ではついてまわる事柄のようです。私は先述の「K&F Concept」と「NEEWER」しか使ったことがないですが、手持ちの5つのアダプターに関してはハズレ無しです。
問題2.に関してはバラツキが確かにあるようです。私のK&F Conceptの<Nikon → Eマウント>用のアダプターでも改良前と改良後の新・旧二つの製品間に若干の誤差がありました。もともと中華製品はオーバーインフ気味に作られているようで、オールドレンズなどに使用するにはありがたいことなんですが、そのオーバーインフに製品間の誤差があるというのは困ったものなんですよね。
実際K&F Concept製品は2~3千円程度でNEEWERに至っては千円でお釣りが来ます(笑)。安いから仕方ないで済む程度なので許せますが、使えない(無限遠が出ない)ものを手にしたときは...やはり少しガッカリでしょうね(笑)。そのあたりさすがに国産品には(1万円を超えますが)問題ないようです。
そしていよいよ問題3.の直接画質に影響する件です。
まずはこちらの画像を見てもらいましょう...


2枚ともα7IIでK&F Concept製のマウントアダプターも初代のものを使って撮影したものです。
とても普通でないゴーストが出ていますよね、最初は詳しいことを知らなかったのでレンズフードを使ってなかったためくらいにしか思っていませんでした(NikonのAi Micro-Nikkor 55mm F2.8Sは前玉が奥の方にあるので...)。
ところが最近になってマウントアダプターの数が増え内部を比べてみると反射防止対策に随分と差があることが分かってきました。
下の写真はK&F ConceptのNikonFマウント→SonyEマウント変換用マウントアダプターの比較です...
左が旧製品で右が現行製品(2代目)です。
なるべく同じ条件で光の反射具合を比較してますが、かなり違いますよね。旧製品はネジ切りだけの仕様ですが新製品になると加えて反射防止のために艶消し塗装が施されています・・・カメラ取付部の内側ではっきり分かりますね。同じ照度のLEDに乗せてみてもその反射具合の違いがはっきり分かります。
どうやらこれが上のコスモスの写真に出たゴーストの原因のようでした。
そこで素人でも簡単にできる対策を施しました、それがアクリル・ガッシュを使った艶消し塗装です。アクリル画に使用するいわば水性絵の具(ブラック)ですね。
詳細は省きますが(ネットでググってください^^)このネジ切りの上から(下地塗装抜きで)直接このアクリル・ガッシュを塗ることができるそうです。
ネットで調達したアクリル・ガッシュ(ブラック:20ml/330円)。もっと少量でも良かった感じで、マウントアダプター1本で使う量は軽くほんのひと押しくらい、20mlもあると数え切れないくらいできそうです(笑)。
上段右はひと塗りしたあとの写真で少しまだムラがありましたので、このあと2度塗りしたのが左下の写真です。塗装終了後に簡易ですが比べてみたのが右下の写真です(左が塗装後の旧製品で右が塗装してあった現行製品)。
どうでしょう、現行製品より光の反射が少なくなっているようでほとんど真っ黒に見えますね。
さてこの結果が気になりますよねえ...
被写体は違いますが条件は揃えて右上フレームギリギリに太陽があります。カメラはα7IIからα7IIIに変わっていますが、ほぼゴーストの問題は解消しました。やはり「艶消し処理なし」では鏡筒内の反射を引き起こしてあの強烈とも言えるようなゴーストを作り出していたようです。
安く手に入る中華製マウントアダプターでもし同じようにゴーストやフレアで困っている方がいらっしゃったらぜひお試しください。とても簡単で安い改良なのでおすすめです^^。
この前後に開放付近できれいな円形の虹のゴーストが出ることで有名な「Pentax M42 Super-Takmar 55mm F1.8」を使うために購入したNEEWERの<M42→Sony E>マウントアダプターでもネジ切りだけの仕様のため今回同様の艶消しを施しました。
これはけっこう面白い事象【ミラーレスにおける高速シャッター時の問題】も絡んでくるので次回改めてブログにまとめてみたいと思います・・・お楽しみに。
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