2020.06.13
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カテゴリ: α7III
​​​​​​​​​​少しくらい前からα7IIIのホワイトバランスをちょっといじったお話をしましたが、今回はそのホワイトバランスを見直し、設定をK(ケルビン)に変えるという話題です

先にホワイトバランスの「太陽光」で微調整を施しA・B(アンバー・ブルー)を2目盛り分(-1)ブルー寄りに設定したことは書いてきましたが、その撮影結果として「HELIAR 40mm F2.8」と「MC ROKKOR-PG 50mm F1.4」の2本のレンズでの写りを見ていきたいと思います。

まずは「HELIAR 40mm F2.8」から...

[カツラの木]
HELIAR 40mm F2.8
(f/2.8, 1/30, ISO100)

[ビヨウヤナギ]
HELIAR 40mm F2.8
(f/2.8, 1/200, ISO100)


HELIAR 40mm F2.8
(f/4, 1/40, ISO100)

[Cobby]
HELIAR 40mm F2.8
(f/2.8, 1/400, ISO100)

[アジサイ]
HELIAR 40mm F2.8
(f/2.8, 1/320, ISO100)

いかがでしょうか...当然のようにα7IIでの描写と若干違いますね、ただ色に関してはこのレンズでの問題は全然ありませんでした...とても良い感じです。ビヨウヤナギやアジサイでこのレンズの抜けの良さみたいなところが出ていると思いますが、すべての画像に共通してα7IIIの温かみみたいなところが出たというかとても優しげな写りとなっているところに感心しましたね...とても良い感じです^^。
なんというかα7IIでの「抜けが良くクールな描写」が得意なレンズがα7IIIではこのように抜けの良さより「優しい」描写が勝るように変わってくるというところは意外でした。

続けて「MC ROKKOR-PG 50mm F1.4」の方も見ていただきます...


MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
(f/2, 1/800, ISO100)

​[ビヨウヤナギ 2]
MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
(f/2, 1/2000, ISO100)


MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
(f/2.8, 1/500, ISO100)

[ノウゼンカズラ]
MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
(f/2, 1/250, ISO100)

[Cobby]
MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
(f/1.4, 1/40, ISO100)

ビヨウヤナギの写り(色)には少し問題がありました、​​​​​一つ前のブログに少し書いたのですが、色味が弱い感じになりLightroomのプロファイル「vivid」にしても1枚目の写真程度です...緑がちょっと寂しい感じですよね。かといってアジサイ同様にノウゼンカズラの一枚を見てもMC ROKKOR-PG 50mm F1.4らしいスッキリとした緑が出ているんです。
ですがビヨウヤナギも雄しべの描写など繊細な感じがよく出ています、1枚目の日陰をバックに浮き立つような描写も良いですし、2枚目の日に当たっている箇所などはその繊細なシベがまばゆいほどに輝いておりひとつひとつが生き生きとした描写になってます...MC ROKKOR-PG 50mm F1.4らしいと言えばいいですかね^^。
リビングで寝ているCobbyも固くならずに適度な柔らかさが感じられて良いです...しいて言えばXR RIKENON 50mm F2だったらボケには負けますがピントピークのおでこの毛などふんわりとした手触りの感じられるような絶品の描写になったことでしょうねえ^^。

どうでしょうか...
今回『色』=『ホワイトバランス』での調整ということを主題にしてα7IIIを触ってきましたが、復習を兼ねてホワイトバランスを整理してみると「K(ケルビン)値」を理解しないことには始まらないということですね。
昼と夜...「太陽から日陰」そして「電灯(光)の種類」など使い慣れたカメラのホワイトバランスの理解と...実際の色温度:日中の太陽光(約5500K)を中心点に曇りそして日陰に向かってK値は上がり<青みが強くなる>、そして太陽光から蛍光灯~白色電球~ろうそくの光へ向かってK値は下がり<赤味が強くなる>ということがまるで逆の関係に見えてしまうところが難しいですね。


© PHOTOGRAFAN.COM
(こちらのWebでホワイトバランスが非常にあっさりと理解できますよ)

詰まるところ実際の色温度は「色温度の数値が小さいほど赤みが強く、数値が大きいほど青みが強くなる」ということで「白いもの」を白く写すためにカメラが反対の色味を足しているということですよね。

ですから晴天の昼間にホワイトバランスを「太陽光」にセットして日陰のものを撮れば白いものはもちろん青みがかってくるということで、カメラの「曇り又は日陰」のホワイトバランスで赤味を足してやれば白いものが白くなるという理屈なんですよね...初めは頭がこんがらがりますね(笑)。

以上のことからオールドで使用しているα7IIの非常に『色』に関して素直なそして正確と思えるホワイトバランスはとても優秀なんだと思います...というか、日陰で青みが出てもそれをうま~く「Cool」という表現に変えられるように仕上げるというか素敵なバランスを保っているということですかね、この点がα7IIに惚れている大きなポイントなんですねえ^^。
ならば写りの性格がIIと違うα7IIIについてはその(精細感のある)優しい写りを楽しむべく『色』についてはせっかくどう写るか事前に分かるEVFを活かしてK値の操作によって積極的に「色づくり」を楽しむことにすればよりα7IIIを活かせるし楽しくなるということですよね...ということでこれに決まりです^^。

撮影時に一手間増える感じですが、これってけっこう楽しそうですよね...また一つカメラの理解が深くなるし...自分だけの写真が手に入る一手になりそうです。

となるとα7IIより多彩な設定ができるα7IIIなんですが、マニュアルを見てみると最新のα7RIVのように背面のコントロールホイールにK値の変更を割り当てることはできないようです。
かといってボタンの割当はもう満杯の状況です、仕方ないので既存の<fn(ファンクション)>ボタンで出るメニューでWBにハイライト(選択した状態に)しておくことにします...これならなんとかファインダー覗いたままで操作可能ですからね。

というわけで今回は『色』に関してα7IIIをより楽しく使える方法を考えるといった話題でした。

2020年6月 文化の杜公園ほかにて
(α7III + HELIAR 40mm F2.8 & MC ROKKOR-PG 50mm F1.4)





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Last updated  2020.06.17 01:10:37
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