2021.05.05
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​​​​​​​​​​​​少し前に「Eagle Eye:鷲の目テッサー」を手に入れましたが、今回は待望の「Hawk Eye:鷹の目ロッコール」を仕入れました(^^)v。

「Eagle Eye」の方は<Rakuten Un-Limit V>のスマホ購入と同時契約でのポイントで手に入れてますし、今回の「Hawk Eye」の方はmercari(メルカリ)での売上報酬の一部で手に入れてます...ということでどちらも出費ゼロという嬉しい調達です^^。

MC ROKKOR-PG 58mm F1.2

ROKKORに魅せられてからというものずっと欲しかったんですよねえ、このレンズ他のROKKORのほぼ2倍の重量でズッシリとした重さを感じます...ん~、最高です^^。

MC ROKKOR-PG 58mm F1.2

横から光を当ててみるとMC時代の「淡い緑」を感じ取ることができます...でもAC(アクロマチックコーティング)の実際の状況は開けて整備してみないとわかりませんので(私みたいなシロートでは無理:笑)、とりあえずは実写の様子を見るしかありませんが...

MC ROKKOR-PG 58mm F1.2

《 MC ROKKOR-PG 58mm F1.2 仕様 》
光学系構成 : 5群7枚(拡張ガウス型)あるいは(拡張ビオター/クセノン型)?
焦点距離 : 58mm
最短撮影距離 : 0.6m
絞り羽根枚数 : 8枚
F値 : f/1.2~f/16
フィルター径 : 55mm
マウント : ミノルタSR/MD
重量 : 475g

写真をご覧の通り距離環ローレットがゴム製の1973年発売の後期型です、レンズ構成は同じながらも後期型は若干のレンズ曲率の(とても微妙な)変更を行って再構成しているようです。
でも<MC ROKKOR>ですから前玉裏と後玉裏に緑のロッコールの証「AC(アクロマティック・コーティング)」が施されているわけですね...ここがとても大事^^。淡い緑はしっかり感じられましたが後はその状態いかんですね...このことはすでに経験済みですから(笑)。



さて見てくれは以上のような感じですが、肝心要の『写り』の方はいかがなものか...ですよね^^。それではさっそくファーストインプレッションとしての「鷹の目ロッコール」の描写を見ていきましょうか...

[クサフジ]
MC ROKKOR-PG 58mm F1.2
(f/1.2, 1/1250, ISO100)

記念すべきファーストショットは散歩に出てすぐの土手に今わんさか咲いているクサフジです。紫・白・緑の色味と蔦性の植物なので入り組んだ枝なんかの煩雑な感じはどう出るかというところです。


[柿の木 #1]
MC ROKKOR-PG 58mm F1.2
(f/1.2, 1/8000, ISO100)

これはいつも撮っているオールドレンズテスト場所です、そしてこの一枚はα7シリーズで使っているRAW(ニュートラル)での画像をそのままLightroomでjpegに落としたものです。大口径レンズだけに周辺減光は当たり前ですが、ROKKORを愛する方たちが見れば膝を打ちそうな描写ですよね(笑)。
なるほどピント面の柿の幹や僅かな葉っぱがキリッと描かれているだけでなく背景も開放にも関わらず解像感高めな出方をしているんですが...ROKKORですねえ...イメージとしての柔らかさはピカイチです。また開放での「滲み」の出方になんとも品があること、素敵ですねえ(笑)。

[柿の木 #2]
MC ROKKOR-PG 58mm F1.2
(f/2.8, 1/1600, ISO100)

参考に現地ではf/2.8でも撮ってみました。当然ながらキリッとした描写となり画面が締まってくるのですが、背景に目をやると「APO-LANTHAR 50mm F2」などと違って団地など建物の描写に見られるように繊細な柔らかさが見て取れます...ココなんですよねえ、まずは期待通りです^^。

[Windmills]
MC ROKKOR-PG 58mm F1.2
(f/1.2, 1/8000, ISO100)

これも開放です...そろそろあのボディブローが効いてきませんか...これが凡庸な一枚に見えるとお思いのお方は、どうぞこの先見てもあまり面白くないと思いますので、他の記事に移動していただいて結構です(笑)。
中心の風車にピントを置いたその空気感、いかがですか?。網のフェンスしかり、その網越しの葉にしてもそうですが、変な喩えですがこのレンズの描写に他のROKKORにはあまり見られない「コク」のようなものまで感じられます...私の好きな珈琲でいうと「コク深め」ですね(笑)。
もうこの辺から私はウキウキしながら現像していました^^;)。

[下鶴馬・氷川神社]
MC ROKKOR-PG 58mm F1.2
(f/1.2, 1/2000, ISO100)

ピントを置いた「しめ縄」など等倍で見るとしっかり滲みが出ていますが、この本堂・石灯籠そして木々までも含め、開放でこれだけの落ち着いたと言ったら良いのか、本堂のどっしりとした趣が感じられる描写にノックアウトです。とても豊かな階調(トーン)が為せる技でしょうかねえ...。

[玉ボケ]
MC ROKKOR-PG 58mm F1.2
(f/1.2, 1/3200, ISO100)

オオタカの森の例の姿形の良い木を撮ろうと思ってヘリコイドを無限遠に向けて、回し始めたんですが、その時のボケ方の変化が見られ「やっぱりなあ」という感覚でシャッターを押した1枚です。
順光で木々の間の空の明るさでできた玉ボケなのですが、柔らかさの中にはっきりとバブルボケが見えますね。
大口径ゆえに口径食もはっきり出てきますが、どちらかといえば気持ち良い出方だと思います。

[Cobby]
MC ROKKOR-PG 58mm F1.2
(f/2.8, 1/2000, ISO100)

日陰のCobbyの描写も柔らかく、とにかく光を上手に捉える...更に上手に伝えるレンズのようです。この絞りに見られる背景へのなだらかなボケ方も良く、地面の質感をもしっかり感じさせてくれる空気感はなんとも言えません。

[黄八丈 #1]
MC ROKKOR-PG 58mm F1.2
(f/2.8, 1/1000, ISO100)

春紅葉が見られるモミジたちですが、いまたくさんの花が見られます。その花にピントを置いたので若干同じ面の小枝が目立つ結果になってしまいました...ピントを光を受けてる葉に置けば良かったかもですが、いいんです見せたいものにピンと置くのが自然ですから^^;)。
色の出方も素敵で、背景もなだらかに柔らかくボケてくれます。

[黄八丈 #2]
MC ROKKOR-PG 58mm F1.2
(f/1.2, 1/4000, ISO100)

開放になり更に見せたいものだけになります、明暗のはっきりしている背景ですが主役を邪魔することなく柔らかく主役を補佐してくれます^^。

[東紫 #1]
MC ROKKOR-PG 58mm F1.2
(f/1.2, 1/6400, ISO100)

こうして明暗の輝度差が大きくなるとまた一段と鮮やかな色味を披露します。とても薄いピントですが、しっかり捉えると透けて美しい葉脈までクッキリと素敵に描写してくれます。
ROKKORがAC(アクロマチックコーティング)をもって追求した「人の目が見た自然な色の再現性」を楽しめそうなのがひしひしと感じられるような描写ですね。

[東紫 #2]
MC ROKKOR-PG 58mm F1.2
(f/1.2, 1/500, ISO100)

そして美しい花たちが揃った枝を開放でさらに1段ちょっとプラス目に露出補正して撮ってみると...これですからねえ、美しいですねえ、「鷹の目ロッコール」気持ち良いですねえ^^。まさに素晴らしい水彩タッチの日本画を見ているようです。

[Cobby]
MC ROKKOR-PG 58mm F1.2
(f/2, 1/500, ISO100)

このCobbyのお決まりのポーズに見られる空気感もROKKOR共通のものを感じますし、またひと味違った「コク」も感じられます。なんでしょう?この「コク」が言葉にできません、そのうちこの鷹の目ロッコールにふさわしい形容詞を見つけます(笑)。

ここから翌日のカメラをα7IIIに変えての写真になります...

[大盃(モミジ)]
MC ROKKOR-PG 58mm F1.2
(f/1.2, 1/640, ISO100)

結構風が強くて薄いピントの開放でのシャターが切りにくかったりしましたが、どうでしょう...光が当たる上部から影になる下部への色の変遷・グラデーション具合が素敵ですね。
明るい部分でもZeissのPlanar開放のようなドロッとした感もなく、なだらかに柔らかくボケていきます。またしてもこの空気感...ああ言葉が出てこない(笑)。

[井戸制御盤]
MC ROKKOR-PG 58mm F1.2
(f/1.2, 1/250, ISO100)

これ、開放の撮って出しjpegです。制御盤のなんともいえないふわっとした柔らかさ、もう一つの開放の美味しさですね^^。

[キスゲ]
MC ROKKOR-PG 58mm F1.2
(f/2, 1/400, ISO100)

こちらも「no edit(調整・補正なし)」にての1枚です。インフォーカスのシベや花弁の精細感も良いですが、それを包み込む葉などの背景の柔らかさ...絞り始めてもキープされるこのバランスが最高なですよねえ。

いかがでしたでしょうか...「鷹の目」の魅力開眼までにはまだまだこれからですが、同じROKKORの中にあって一番の明るさを誇るこのレンズ、この『コク』の正体を見極める作業は相当楽しそうですね(笑)。

今回はそんなずっと欲しかったレンズ鷹の目ロッコール「MC ROKKOR-PG 58mm F1.2」のファーストインプレッションでした。

2021年5月 山崎公園ほかにて
#α7RII
#α7III
#MC_ROKKOR-PG_58mm_F1.2​​​​​​​​​​
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Last updated  2021.05.05 15:58:56
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